Fw190の改修も終わり、その間にBf109Eの作製も終わり手持ち無沙汰。
零戦から始めて雷電、タイガーモス、MiG15と所有各機のメカやリンケージの不具合有無等の状態チェック・・・それも一通り終わったところで零戦に戻る。
時間があるので気になる箇所を直してみようか!
って気持ちに傾き始めたので作業開始。
EPO製なので膨らんできます。
全体ではありません。一部目立つ。
急ぎ修繕しなければいけないようなものではありませんが何せFLTの機会がない分、触ってないと自我が保てません。
FMS製品のEPOはあまり研磨の効果が出ないような気もしますが果たしてどうなるやろ?
とにかくやってみます。
操縦席後方が一番ひどいだろうか。
垂直尾翼
着陸時に前転してしまうと真っ先に衝突するのでダメージ蓄積し柔くなってます。
作業開始
ステッカー類を剥がしました。
なんてたってRCライフの主力機!
この作業が終わらないと一切活動できません。
胴体は機首前方から操縦席横あたりまで研磨。
ヨレヨレになってしまった垂直尾翼はパテで補強するしかないかな。
エポキシパテは固すぎて後の研磨や元の材質との協調が合わせづらい。
木工パテは強調しやすいが素材への食いつきが悪く強度も期待しづらい。
って事で今回はャ潟Gステルパテを使用します。
2液を配合し塗りつけました。
見た目や感触がカボチャの煮付けのようです。
硬化後にペーパーがけし整えます。
元の素材との協調がよく食いつきと強度も充分です。
再塗装
まずサーフェサーを吹きかけてペーパーがけしました。
まだ目立つ箇所には再度吹きかけてペーパーがけ・・・まぁ完全に消えるまで厚塗りするわけにはいかないのでほどほどにしてます。
日の丸の箇所をマスキングし暗緑色と明灰白色をエアブラシで塗装しました。
わざわざエアブラシでの作業が必要だったのか・・・いつも使用しているタミヤスプレーの暗緑色ですが絶えず我が家にストックしていたつもりが全くない。
あれ困ったと他に目を移すとアクリルカラーの暗緑色が5個あったので筆塗りするならエアブラシで!と思った次第です。
基本の暗緑色と明灰白色が終わった後で日の丸等の細部を塗装しました。
塗装後のチェック
再塗装で新しくなったように感じる零戦。
たまにはこうしてスッキリキレイに見えるのもいいもんだ。
機首前部
蛍光灯の加減で若干の発泡感はあるものの膨らんだキモい雰囲気は減り、やっただけの効果はあるように感じます。
垂直尾翼
ヨレヨレは消えて強度も回復しました。
ウェザリング
再塗装で綺麗になりましたが零戦の場合は工場出荷時や博物館で観るようなピカピカコンディションより戦地で使い込まれている雰囲気の方がしっくりときます。
エナメル塗料のシルバーと綿棒とスャ塔Wを用意。
スャ塔Wは適度にカット、これにシルバーをつけて機体にちょんちょんします。
ちょんちょんしました。
とりあえずウェザリングはイメージ先行で!整備等で人が触れると思われる箇所や滑走中に土埃や飛び石が影響しそうなところを想像し施しました。
エンジンカウル
カウルを取り付ける箇所の溝が広がってしまっているので取り付けたカウルが上下に動いてしまいます。
側面に0.5mm厚のカーボン板を接着し補強。
隙間にャ潟Gステルパテを埋めました。
重心調整
エンジンサウンドのシステムを撤去したので重心を取り直します。
エンジンカウル内部の最前方にバラスト105g貼りつけ。
作業完了。
いつもの零戦が帰ってきました。