デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

電熱器とアルコールランプ比較  - 雨降りで工作はお休み・・・退屈のあまりにこんなことを -

2013年10月20日 20時34分17秒 | 工作実習
2013/10/20 (日曜日) 雨


朝から雨降りで工作はお休みだ。
机に向かってパソコン操作をしていたが退屈だ。
あぁ、そうだ、○○さんが電気ヒーターをボイラーの熱源にすることを
検討し始めたと言っていた。
オイらも一時、そんなことを考えたことがあったっけ・・・
そのとき研究用に買った電熱器がある。 物置の隅から引っ張り出してみた。
そのときはあまり研究しなかったけど、もう一度やり直してみよう。



↓ 秋葉原で買った電機コンロ。 定格は100V 300W と書いてある。





↓ お釜は塗料薄め液が入っていたスチール缶。 昨今はねじ込み式の蓋がついたものは珍しくなってしまった。



↓ ケイカル板で作った防熱壁(他のものの流用)で囲って熱する。



↓ スチームエンジンはオイらが始めて作ったもの。 シリンダーもピストンもアルミ製。
   ボアー 15mm  ストローク 15mm  単気筒複動式 だ。   
   銘板には「実習生式スチームエンジン1 2010/12/7」って書いてある。
   オイらにとっては大切な記念碑的なものだ。



↓ バルブはスライド式。 両脇から猛烈に水滴が漏れる。



さぁ、テストを始めるか・・・と思ったけどその前に圧力チェッカーの校正をしておこう。
この圧力チェッカー自作したが目盛の校正ができず、(正式の圧力計を持っていなかった)
単なる目安として使っていた。 低圧のチェックができる。(高圧は測れないということ)


↓ 市販の圧力計と並列に繋いでレンズ清掃で使うブロワーで空気を送り込んだ。



↓ この辺りが0.005Mpa(0.05気圧)だ。 



↓ この辺りは0.01Mpa(0.1気圧)だ。



↓ フルスケールは0.015Mpa(0.15気圧)ということだ。



今までは単なる圧力チェッカーだったけど、目盛が校正できたのでこれからは立派な圧力計だ。
さぁ、準備ができたからテストしてみよう。


↓ 机の前の作業場の様子。



300Wの電熱器でボイラー釜を熱したときのエンジンの動作を
動画でご覧ください。





この300Wの電熱器で動かしたエンジンの状況はアルコールランプの
燃焼のどのくらいの火力なんだろうか?
電熱器の代わりにアルコールランプを燃焼させてボイラー釜を炙った。
そしてアルコールランプの灯心を1本、2本、3本、と変化させて
エンジンの動作状況を見てみた。



アルコールランプで釜を熱してエンジンを動かしたときの
様子を動画でご覧ください。







300W電熱器はアルコールランプ灯心1本よりはパワーがあるが、
アルコールランプ灯心2本よりはちょっと弱い感じだ。
灯心3本は断然アルコールランプが強い。
こんな比較は何の役にも立たないが、雨の日の退屈しのぎにはなった。



コメント (4)
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