デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

蒸気パイプを改造しました (ハンダの芋付けだけど)

2013年10月19日 20時04分17秒 | 工作実習
2013/10/19 (土曜日) 曇り後雨


いい加減な設計の付けが回ってきた。
エンジンの蒸気供給口、排気口と蒸気切替バルブの取付口がクランク軸を挟んで
反対方向を向いてしまった。
このままではパイプかチューブを引き回して繋ぐしかない。
それは蒸気のエネルギーの損失を招き、具合が悪い。
ただでさえ非力のエンジンの出力が更に低下してしまう。
第一、格好が悪い。 何とかしなくては・・・・・
そうだ、蒸気供給パイプに新たな口(パイプ)を付ければ良いではないか・・・・
他の口(パイプ)はロウ付けだから、新しい口(パイプ)を半田付けでくっつければ
大丈夫なはずだ。 やってみよぉーっと。



↓ 蒸気切替バルブの近くに蒸気供給口と排気口のパイプをハンダ付けする。

 


↓ 元のパイプに新しいパイプを垂直に立ててそのまま周囲をハンダ付けする。



通常は相手に穴を開けてそこにきつく差し込んで半田は気密にするために流すという
工法で行うのだが、今回は同じ直径のパイプ同士の取り付けなので穴に差し込むことは
できない。 こういう場合は強度のあるロウ付けで取り付けるのだが今回は既に他の
パイプが何本も取り付けられているのであまり強く熱するとそちらが溶けてしまう恐れ
があり、ロウ付けはできない。
そこで止むを得ず、半田付けで固定したが、こういうただ乗っけてそれをくっつけることを
「芋付け」といってあまり好ましくないものだ。
だけど仕方がない。 もし壊れたらそのときはパイプ全体を新しく作ろう。


↓ 半田を少し多めに盛ったが、それは気休め。 力をかければ外れてしまうだろう。



↓ 今までの蒸気供給口と排気口を半田付けで蓋をした。
   これも芋付けだけどここはそれほど力がかかるわけではないから大丈夫だ。



↓ 改造が終わった蒸気パイプ。 これで少しはスマートな配管ができるだろう。




蒸気パイプを直して切替バルブの取り付けは目鼻が付いた。
残るは給油器の取り付けだ。
これも簡単なようでなかなかうまくいかない。
細部まできちんと設計していないから後で苦労するのだ。

(真にそのとおりでごぜーます、面目ござんせん・・・・)

コメント (2)
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