2013/10/09(水曜日) 晴れ 風強し
昨日、今日と1.3リットル釜のロウ付けをした。
最近は小さな物のロウ付けはほとんど失敗をしなくなり、「ロウ付けって楽しいな」なんて
いい気になっていたが、とんでもない。
今工作中の1.3リットル釜のロウ付けで嫌と言うほどの苦労をさせられてしまった。
↓ ケイカル板で防風、防熱囲いをしたロウ付け用作業台にお釜を置いてロウ付け開始だ。
まぁ、最初は隙間を埋めるだけのロウ付けだからさほどの苦労はなかった。
ただし、お釜が大きくてロウ付け用のガスバーナー1本では熱量不足。
バーナーを両手に持って宮元武蔵そこのけの二刀流で勝負した。
その時の様子を動画でご覧ください。
そして煙管パイプのロウ付けと進んで、次は給水口のロウ付けでつまずいた。
この給水口は鉄製のナットをヤスリで削って整形したものでお釜の銅板との
ロウ付けには銀ロウを使う。
銀ロウは溶けて流れるときはさらさらなのでわずかの隙間でも漏れてしまい、
接着はできない。
給水口を取り付けるボイラーの蓋はロウ付けの熱でぼこぼこに歪んでしまった。
給水口を置いても隙間だらけだ。
でもやるっきゃない。 銀ロウをたっぷり置いてバーナーでがんがんと炙って
熱した。 だがやっぱりくっつかない。
何度も何度も炙っているうちに取り付け部分に穴があいてしまった。
ありゃりゃー、こりゃー大変だ・・・・
↓ ロウ付け開始。 案外ぴったりいってると思ったけど、隙間がかなりある。
↓ 穴があいてしまった。
↓ 穴塞ぎ板を置いて救済しようとしたが・・・・・・
↓ 救済板が溶けてしまった。 もうダメだ・・・万事休す。
↓ でも、ここまできて投げ出すわけにはいかない。
苦労の末、途中までロウ付けされた給水口を取り外した。 その穴は丸い銅板で塞ぐつもり。
↓ 「穴塞ぎ」っていったってボコボコの蓋にロウ付けだからこれがまた大変。
あっちを押さえてロウ付け、今度はこっちを押し付けてロウ付け、隙間はなかなか埋まらない。
ガスボンベはいくつあっても足りない。 何時間もかけてやっと塞いだ。
給水口は作り直さなくてはならないが、ナットはもうない。
これはひとまず後回しにして、蒸気パイプと水位窓用のパイプをくっつけてしまおう。
↓ 水位窓用のパイプ。 ここにシリコンチューブを嵌めてお釜の中の水位を確認する。
↓ 蒸気取り出しパイプ。
↓ 夕食後の自由時間。 何とか形になってきたお釜を記念撮影した。
水位窓にチューブを嵌めれば一応密閉状態になる。
蒸気取り出しパイプから息を吹き込んでみた。
シュー、シュー、シュー・・・・・
あちこちから空気が漏れる。 隙間だらけだ。
うへー、この穴ふさぎは容易じゃないぞぉ
思わず、
「ボイラー工作なんて大嫌いだぃ」
と叫んでしまった。
昨日、今日と1.3リットル釜のロウ付けをした。
最近は小さな物のロウ付けはほとんど失敗をしなくなり、「ロウ付けって楽しいな」なんて
いい気になっていたが、とんでもない。
今工作中の1.3リットル釜のロウ付けで嫌と言うほどの苦労をさせられてしまった。
↓ ケイカル板で防風、防熱囲いをしたロウ付け用作業台にお釜を置いてロウ付け開始だ。
まぁ、最初は隙間を埋めるだけのロウ付けだからさほどの苦労はなかった。
ただし、お釜が大きくてロウ付け用のガスバーナー1本では熱量不足。
バーナーを両手に持って宮元武蔵そこのけの二刀流で勝負した。
その時の様子を動画でご覧ください。
そして煙管パイプのロウ付けと進んで、次は給水口のロウ付けでつまずいた。
この給水口は鉄製のナットをヤスリで削って整形したものでお釜の銅板との
ロウ付けには銀ロウを使う。
銀ロウは溶けて流れるときはさらさらなのでわずかの隙間でも漏れてしまい、
接着はできない。
給水口を取り付けるボイラーの蓋はロウ付けの熱でぼこぼこに歪んでしまった。
給水口を置いても隙間だらけだ。
でもやるっきゃない。 銀ロウをたっぷり置いてバーナーでがんがんと炙って
熱した。 だがやっぱりくっつかない。
何度も何度も炙っているうちに取り付け部分に穴があいてしまった。
ありゃりゃー、こりゃー大変だ・・・・
↓ ロウ付け開始。 案外ぴったりいってると思ったけど、隙間がかなりある。
↓ 穴があいてしまった。
↓ 穴塞ぎ板を置いて救済しようとしたが・・・・・・
↓ 救済板が溶けてしまった。 もうダメだ・・・万事休す。
↓ でも、ここまできて投げ出すわけにはいかない。
苦労の末、途中までロウ付けされた給水口を取り外した。 その穴は丸い銅板で塞ぐつもり。
↓ 「穴塞ぎ」っていったってボコボコの蓋にロウ付けだからこれがまた大変。
あっちを押さえてロウ付け、今度はこっちを押し付けてロウ付け、隙間はなかなか埋まらない。
ガスボンベはいくつあっても足りない。 何時間もかけてやっと塞いだ。
給水口は作り直さなくてはならないが、ナットはもうない。
これはひとまず後回しにして、蒸気パイプと水位窓用のパイプをくっつけてしまおう。
↓ 水位窓用のパイプ。 ここにシリコンチューブを嵌めてお釜の中の水位を確認する。
↓ 蒸気取り出しパイプ。
↓ 夕食後の自由時間。 何とか形になってきたお釜を記念撮影した。
水位窓にチューブを嵌めれば一応密閉状態になる。
蒸気取り出しパイプから息を吹き込んでみた。
シュー、シュー、シュー・・・・・
あちこちから空気が漏れる。 隙間だらけだ。
うへー、この穴ふさぎは容易じゃないぞぉ
思わず、
「ボイラー工作なんて大嫌いだぃ」
と叫んでしまった。