デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

1.3リットル釜の完成まであと少し    - スチームエンジンボート1号の連続10分運転を目指して -

2013年10月12日 19時27分00秒 | 工作実習
2013/10/12 (土曜日) 晴れ


昨日は所用で工作はお休みしてしまった。
その分を取り戻そうと今日は朝早くから工作に取り掛かった。
だけど、円形のものの工作は難しい。
直線や四角のものならスケールを当てればそれでOKだが、円形とか
カーブはちょっと正確に寸法を測るのが難しい。
まぁ大体、勘で見当をつけるのだが外れて手間取ることが多い。
今日もそんな感じで作業は捗らなかった。



↓ お釜を載せるベース(ごとくかな?)を作る。 材料は2mm厚のアルミ板。



↓ バーナーの炎が上がる部分をくりぬく。 小さな穴をぐるっと開けてくりぬいて大きな穴にする。



↓ 昔は(ったって2、3年まえまで)ハンドドリルでぐりぐりと回していたんだ。 今はボール盤で簡単だ。



↓ くりぬいた大穴。



↓ 相変わらず人間フライス盤。 ゴリゴリとヤスリをかけて丸く仕上げていく。



↓ 出来上がったベース。 バーナーの炎が直接当たるのでステンレスの薄板で包んで防熱する。





↓ お釜を載せて下からバーナーで炙る。 格好つけていうと、「縦型煙管式炙り釜」とでもいうのかな?



↓ ステンレスの薄板で包んだベース(ごとく)。 耐火性は十分だろう。



↓ お釜は4本の爪で固定する。



↓ さぁ、お釜を包む防熱板をつくろう。 これには縁を曲げなくてはならないけど・・・・・・
   先ず、実習正式縁曲げ道具をご紹介しておこう。
   まともな工具は一つもない。 この縁曲げ道具も有り合わせのもので作ってある。  



↓ 万能鉄板(ということにしてます。 厚さ10mm 長さ160mmの鉄板。 定盤の代わりにしたり
   いろいろ重宝しています。)に材料を挟んで金槌で叩いて曲げる。



↓ 鉄板の幅が160mmしかないので幅の広いものはずらしながら曲げるようになる。



↓ 縁をきちんと折り曲げるには金槌で叩いて整形する。



↓ 両側に5mm幅の縁を曲げた防熱板(ステンレスの薄板)



↓ このステンレス薄板でお釜の周囲を囲む。 バーナーの熱はお釜とこの間を上に流れていく。



↓ 給水口や水位確認窓のパイプがあるのでそれを通す加工をする。 これが大変だった。



↓ お釜の外側を包むケースを作る。 材料は厚さ1mmのアルミ板。 



↓ このケースも給水口や水位確認窓パイプを通すので2つに分割して作り、後でネジ止めして筒状にする。









↓ 大体組みあがったお釜。 分割されているケースをネジ止めで固定すれば完成だ。



↓ 四角釜と並べてみた。 丸いものは何だか余計に大きく見える気がする。



給水口のパイプを通したり、水位窓のパイプを避けたりとケースに穴を開けて加工したが、
その位置をきっちり決められず、あちこちを削って穴が大きくなってしまった。
まぁ、これっきりのぶっつけ本番だから仕方がないが、次に作るときはもうちょっと
ましに作りたい。
(えっ、二つ目を作るつもりかな?・・・・アンタって懲りないヤツだねぇ・・・・・)



コメント (5)
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