デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

蒸気で回してみました    - 水平対向2気筒単動式スチームエンジン工作 -

2014年01月09日 20時45分12秒 | 工作実習
2014/01/09 (木曜日) 曇り後晴夕方から曇り


今日も天気は下り坂らしいが日中は晴れるとのことだ。
それにそんなに寒くはない感じだ。
よーし、今日中には仕上げてスチームで回してみるぞ!



↓ エンジンは完成一歩手前だ。 バルブの取り付けを変更したり、配管取り回しの変更など時間が掛かってしまった。



↓ 配管も安直なシリコンチューブで行くことにした。 バルブには真っ直ぐな取付パイプ(5φ内径4mm)を
   ハンダ付けで取り付けた。



↓ パイプの根元にハンダ(普通ハンダ(融点195℃))を置いてバーナーで炙る。 先にハンダ付けされた部分
   が溶けないように(高温ハンダ(融点295℃)なので大丈夫だと思うけど念のため)濡れた布を巻いた。



↓ 普通の半田はちょと炙っただけで溶けて流れてくれる。 高温ハンダと組み合わせると便利だ。



↓ さぁ、これが最後の組立だ。



↓ リンクの取付調整はなかなか面倒だ。



↓ 組上げたままフレームに穴あけ。 給油器を取り付ける穴を開けるところだが壊したら元も子もなくなる。



↓ 給油器は6号エンジンのものを借用した。 これで組立は完了だ。



↓ 部屋に戻ってタイミング調整。 リンク式のタイミング調整はややこしい。



↓ 配管を済ませてエアーチェック。 最初のうちはバルブとのタイミングが合わず、うまく回らない。



単動2気筒のバルブタイミング調整はなかなか難しい。
ゴム球コンプレッサーで圧力を加えて回すのだがなかなか回ってくれない。
何度も何度も調整を繰り返してやっと回転するようになった。

さぁ、いよいよ蒸気で回してみよう。


↓ 小さなエンジンには小さなボイラー・・・というわけで3年ばかり前に初めて工作した真鍮製の釜を
   使ってみた。 熱源は携帯用の小型ガスコンロ。



↓ 真鍮製の炙り釜。 煙管も何もない、ただの釜。 容量は500ccぐらいかな?



↓ 携帯用の小型ガスコンロ。 やっと出番が回ってきた・・・・・かな?



↓ 圧力計だけ繋いでテストしてみる。 



さぁ、どんな具合かな!?
わくわくしてガスコンロを点火した。


テストの様子を動画でご覧ください。





エンジンは思ったより良く回ってくれた。
ただし、回転部分のバランスが悪くて振動が凄い。
コンロッドの分割型大端(ビッグエンド)が大きくて重さが偏っているんだろう。
エアーチェックのときから気にはなっていたのだが高速回転するとその影響は
大きくて対処しなくてはならない。
その対応が済んだら性能の確認をしてみよう。



コメント (4)
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