2014/01/24 (金曜日) 晴
今日から春並みの暖かさになるとか。
朝から工作に励んだのだが・・・
↓ ピストンバルブ工作の本当の難しさはここからだ。 先ずスリーブに蒸気供給口や排気口の穴を開ける。
ドリルで押されてスリーブが変形しないように、まん丸の穴が開くように、スリーブ内側にバリが出ない
ように、1.5mmのドリルから開けて0.5mmずつ太くして行き最終的には4mmの穴にする。
↓ 慎重に開けてもスリーブの内側にはバリ(返り)が出てしまう。 サンドペーパーを筒状に丸めて削り落とす。
↓ ピストン(弁)を駆動するシャフト(棒)を作る。 材料は3φステンレス丸棒だ。
これにピストンを固定するために3mmのネジを切るのだがそのままでは太くてうまく切れない。
ネジを切る部分だけ細く削る。
↓ 丸棒をピンバイスに挟んでくるくる回しながらヤスリで細く削る。
削り過ぎないようにゲージ穴を通して確認する。
↓ 今回のバルブネジはかなりの長ネジだが真っ直ぐ切らなくてはならない。
↓ ネジ切りした駆動棒に3つのピストンを串刺し(団子3兄弟)にしたパイプを嵌めて固定する。
↓ さぁ、最難関作業の摺り合わせだ。 固くてなかなかはかどらない。
↓ コンパウンドで手は真っ黒に汚れてしまう。
↓ 3つのピストンは真っ直ぐ(心を通して)固定したつもりだがどうしてもずれてしまう。
このピストンは一番下がずれて偏心してしまった。
↓ もう一つのバルブは最悪だ。 3つのピストンがバラバラに偏心してしまった。
スリーブには固く嵌って摺り合せがうまく出来ない。
もうこうなったら力任せに押したり引いたりして何とか摺り合せるしかない。
あまり強く押し込むと今度は引き出せなくなるし、困ったものだ。
作業台はガタガタ揺れる。
必死になって作業を続けていると、
「ねぇ、買い物に行くんだから車をお願いね」
げっ、お代官さまのご用命だ。
これには逆らうわけにはいかない。
「へーい、もうちょっと切りをつけてから・・・・」
何とか摺り合わせを終わらせてお代官さまのお供を・・・・
そんなわけで今日の作業はここまで。
↓ 摺り合せが終わったピストンバルブ。 コンパウンドのおかげでピカピカに光っている。
まぁ、満足な出来ではないけどやり直しはしないで済みそうだ。
今日は半歩(一歩の半分)前進かな。
半歩でも前進していればいつかは目的地に到着するだろう。
今日から春並みの暖かさになるとか。
朝から工作に励んだのだが・・・
↓ ピストンバルブ工作の本当の難しさはここからだ。 先ずスリーブに蒸気供給口や排気口の穴を開ける。
ドリルで押されてスリーブが変形しないように、まん丸の穴が開くように、スリーブ内側にバリが出ない
ように、1.5mmのドリルから開けて0.5mmずつ太くして行き最終的には4mmの穴にする。
↓ 慎重に開けてもスリーブの内側にはバリ(返り)が出てしまう。 サンドペーパーを筒状に丸めて削り落とす。
↓ ピストン(弁)を駆動するシャフト(棒)を作る。 材料は3φステンレス丸棒だ。
これにピストンを固定するために3mmのネジを切るのだがそのままでは太くてうまく切れない。
ネジを切る部分だけ細く削る。
↓ 丸棒をピンバイスに挟んでくるくる回しながらヤスリで細く削る。
削り過ぎないようにゲージ穴を通して確認する。
↓ 今回のバルブネジはかなりの長ネジだが真っ直ぐ切らなくてはならない。
↓ ネジ切りした駆動棒に3つのピストンを串刺し(団子3兄弟)にしたパイプを嵌めて固定する。
↓ さぁ、最難関作業の摺り合わせだ。 固くてなかなかはかどらない。
↓ コンパウンドで手は真っ黒に汚れてしまう。
↓ 3つのピストンは真っ直ぐ(心を通して)固定したつもりだがどうしてもずれてしまう。
このピストンは一番下がずれて偏心してしまった。
↓ もう一つのバルブは最悪だ。 3つのピストンがバラバラに偏心してしまった。
スリーブには固く嵌って摺り合せがうまく出来ない。
もうこうなったら力任せに押したり引いたりして何とか摺り合せるしかない。
あまり強く押し込むと今度は引き出せなくなるし、困ったものだ。
作業台はガタガタ揺れる。
必死になって作業を続けていると、
「ねぇ、買い物に行くんだから車をお願いね」
げっ、お代官さまのご用命だ。
これには逆らうわけにはいかない。
「へーい、もうちょっと切りをつけてから・・・・」
何とか摺り合わせを終わらせてお代官さまのお供を・・・・
そんなわけで今日の作業はここまで。
↓ 摺り合せが終わったピストンバルブ。 コンパウンドのおかげでピカピカに光っている。
まぁ、満足な出来ではないけどやり直しはしないで済みそうだ。
今日は半歩(一歩の半分)前進かな。
半歩でも前進していればいつかは目的地に到着するだろう。