今日という一日

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アラスカへの旅 - スワード1

2009-09-16 21:26:35 | アラスカ

目覚ましが鳴ったのは朝の5時。地球探検隊の朝は早い!せっかく素敵なB&Bに泊まったにも関わらず、滞在数時間で、もう出発だ。宿が準備してくれた朝ごはんの入ったペーパーバックを持って、スーツケースを運び出し、後ろ髪を引かれながら宿を後にした。また来るねー!

朝が始まったばかりの人気の無い道路に、スーツケースを転がす音が鳴り響いた。時差ぼけ、寝不足がスーツケースの音に連鎖しているようだ。先頭を見ると、涼子さんが自分の背丈ぐらいのバックパックを担いで黙々と歩いている。

約15分ぐらいでバス停に到着。今日はバスに約3時間乗って、スワードという街に移動するのである。シーカヤックキャンプに行くための船がスワードから出るので、いわゆる中継地点になる街だ。

バックの中に入っていた、マフィンとバナナとチーズの朝ごはんを済ませて、中型のバンに乗り込み、出発進行! 客は地球探検隊の他に、アメリカ人カップル客が2組。それから運転中、ずっとしゃべり続けていたドライバー1人。

窓の外の景色を見ながら、バンの揺れに身を任せていたら、一人二人とまどろみの中に脱落していった。 私もふっと意識がなくなり、はっと目が覚めることを何度か繰り返したが、目が覚めるたびに、さっきと景色が全く変わっていることに気がついた。海の景色だったのが、森林の景色に変わっていたり、どんより曇っていたのに、急に晴れていたり。ただ一つ変わらないのは、目が覚めても、やっぱりドライバーはさっきと同じようにしゃべり続けていることだった。すごいなあ。

バスで移動中に、偶然にも野生動物たちの歓迎を受けた。

        

   メスのムース(写真左)とマウンテンゴート (ナッツのアルバムより) 

押さえておくべき野生動物をいきなり2つも見ることができた。ラッキー!後は熊との決戦を残すのみ。

野生動物を見たときは、興奮して写真とりまくりだったが、バンに戻ると何事もなかったかのように、また深い眠りにつく私達なのでした。