午後のメインイベントは町家見学ツアーです。
これは 庵 という会社が行っている無料の見学ツアーです。
一度実際に目で見たかった町家ホテルを見ることができると知って、この機会を狙っていました。
そして時同じくして、昨日の「新堂本兄弟」に 庵が経営している、美濃屋町町家がロケ地として放送されましたよ。
見ましたか?これぞシンクロニシティーですね。
参加者は10名ぐらいで、庵の町家のリノベーションを担当した建築家の男性が丁寧に説明してくれました。
こちらの物件は、泉屋町町家です。鴨川沿いに建つ、おしゃれな町家です。
日本人のインテリアのセンスはブラボーですね。四角い部屋を丸く見せる工夫や、調度品や家具にもこだわり、
屏風を置いて、照明で演出するという心憎い気配り。相当建築家の気合が入っていますね。
この町家ホテルは、年間1000軒ぐらいが壊されていく町家を保存するという目的のために、始まった事業だと聞きました。
「暮らすように滞在する」 をコンセプトに、町家を保存したいオーナーと京都の町、日本文化を守りたい建築家が
一緒に作り上げたもののようです。よって採算の取れるビジネスというよりは、町家を壊さずに再利用して、文化を残す
という趣旨の事業のようです。
こういう形でたくさんの町家が残っていくといいですよね。
実は現在リノベ中の物件も見せてもらいました。写真を撮ることができなかったけど、相当いい感じでした。
オープンが待ち遠しいです。次は見るだけじゃなくて、宿泊体験してみたい!