2010年に読んで、感動した本です。
この当時の私のベストワンであり、今でもこの本を読むと田坂広志さんの熱い思いが伝わってきて
うるうるジーンとする本ですが、作者の田坂さんの講演会に参加し、名刺交換もするという幸運に恵まれました。
この本は、内容もさることながら、文章力が素晴らしいのです。
文章が短くわかりすく、まるで詩を読んでいるようなノンフィクションになっていて、
全編に流れるのが、深い思想と、愛情と、仕事にかける真摯な挑戦。
実際に田坂さんにお会いして感じたのは、本のイメージ通りの人だということ。
今回の講演の題名は、「なぜプロフェッショナルはマルチ人格なのか」
リーダに求める資質として、「多重人格」であることを自覚し、多重人格を育てるという勧めです。
田坂先生の最新の本が、まさにそのタイトル。田坂先生自身も進化して、多重人格論にまで発展していたのですね。
マネジメント系の話は、私は仕事柄、かなりたくさん聞く機会があるのですが、この切り口は新鮮でした。
確かに、仕事をしているときの私、友人と一緒の時の私、家族と一緒の時の私、
どれも私であることには間違いないのですが、無意識でそれぞれの私を演じているのを感じます。
それをもっと意識して演じるということが、才能の開花につながるということになるようです。
名刺交換をしたら、田坂先生から直々にメールが届き、公式サイトから定期的にメッセージが届くようになりました。
http://hiroshitasaka.jp/letter/
田坂ワールドを感じたい方に、おすすめです。
田坂先生が「クローズアップ現代」に出演された際、国谷裕子さんが、まるで先輩を見る服部さんのような笑顔でした。(私の時とは完全に違います)
「多重人格」とは、小説のお話作りと似ています。
いろんなタイプの性格と行動を把握したうえで、著者は書きます。エッセイよりも、そこが難しそう。田坂先生の本は、近いうちに読みます。人間は多面的、臨機応変。
繰り返し、視聴します。
私の知り合いで岡崎出身の作家鈴木博毅さんと内容がよく似ています。彼は「実践版 孫子の兵法」「超入門 失敗の本質」で有名です。岡崎で何かの講演の際、隣にいて、「ねえ~」と声をかけたのがきっかけです。是非一度、立ち読みでもしてください。
明日(12/8) のクローズアップ現代に田坂先生が出るらしいです。Check it out!
鈴木 博毅さんの本、さっそく図書館で借りて読んでみます。「空気を変えて思い通りに人を動かす方法」という本も面白そうです。この人と知り合い?すごい知り合いがいるんですね。さすが、おおみくん。
東京都東村山市諏訪町の狭山公園パークセンターらしいです。
今頃突然ですが、やっとわかりました。
何てこと言うんだ(怒) って思ったけど、経験者に言われる言葉は重みがあって、確かにあっという間ですね。
気を引き締めて、2016年は過ごしたいと思います。
しかし、気持ちだけ引き締めても意味がないので、実行せねばいけませんね。