キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

本「グリーン革命」

2009年06月29日 | Book
この春、書店に山積みになっていた本を読んでみました。

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「グリーン革命」
トーマス・フリードマン 著/伏見威蕃 訳

『フラット化する世界』で人々の世界認識を一変させた名ジャーナリスト、トーマス・フリードマンが「フラット化」の先を描いた全米大ベストセラー。
米国で発売されるやアマゾン・コムの年間ベストブック、ビジネスウィーク誌の年間ベストビジネス書に選ばれた話題作。
地球温暖化、世界各国でのミドルクラスの急激な勃興、急速な人口増加が一気に重なったいま、この地球はきわめて不安定な時代に突入しようとしている。
石油依存から脱却しつつ経済成長と豊かさを享受するという大きな試練に、国家と企業はどう立ち向かうべきなのか。産業革命の前後で世界が一変したように、「グリーン革命」の前後で世界の支配者は入れ替わる。人類が経験したことのない新時代を生き抜くための知恵がすべて本書にある。

第一部 現状
第1章 鳥も飛ばない場所
第2章 エネルギー気候紀元
第二部 現状への道のり
第3章 アメリカ人が多すぎる――エネルギーと資源の需要と供給
第4章 独裁者を満タンにしつづけるのか?――石油政治
第5章 地球惑乱――気候変動
第6章 ノアの時代――生物の多様性
第7章 エネルギー貧困
第8章 グリーンこそがアメリカの新しい旗印
第三部 前進の道すじ
第9章 地球を救う二〇五の簡単な方法
第10章 エネルギー・インターネット――ITがETと出会うとき
第11章 石器時代が終わったのは、石がなくなったからではない
第12章 グリーンは退屈なもの
第13章 一〇〇万人のノア、一〇〇万隻の方舟
第14章 アルカイダにグリーンで勝つ(一つ買えばおまけが四つ)
第四部 中国
第15章 赤い中国はグリーンな中国になれるか?
第五部 アメリカ
第16章 一日だけ中国になる(でも二日はだめ)
第17章 民主的な中国か、それともバナナ共和国か?
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著者は、アメリカのジャーナリストでピューリッツアー賞を受賞したことがあるトーマス・フリードマンで、以前「フラット化する世界」という本を読んだことがあります。前著はとても明快な論旨だったので、今回も期待して読みました。

「グリーン革命」と聞くと、一昔前であれば農業関連本と間違えそうなタイトルで、しかも上下巻の単行本2冊組みなので、本屋には並べてありましたが実際どれくらい売れているのかは判りません。
内容は、簡単に言うと現在の環境問題=温暖化、人口増加、フラット化する社会に対して、「アメリカが」今後何をすべきかの指針を著者なりに示したものです。
最近、環境関連本が多数出版されていますが、それらの最新情報を網羅した内容になっています。様々な観点で今の世界が抱える問題を検証していて、オバマ大統領も読んだというのは判ります。
今まで、このような本を読んだことが無い人にとっては、世界環境を取り巻く様々な情報を入手できるし、普段テレビ等で見ている内容とは違う観点での情報が盛り込まれているので面白く読めると思います。一方、環境関連に関心があって、ある程度本を読まれている人には少し退屈な内容かもしれません。

著者はジャーナリストですから、取材した結果としての引用文やコメントなどがやたら多くて、時々何を言いたいのか判らない文章が出てくるのには閉口しました。
おそらくこの本の1/3くらいは他人のコメントなどの引用です。
正直、引用部分を省いて、本人が主張する部分だけをコンパクトにまとめて欲しいと思いました。
そうすれば、本のページも少なくなり、2冊の本が1冊になり、紙が節約できて環境にも易しいし、読者の懐にも優しい「環境本」になるんですけどね。

(写真は最も感動した一文です。著者の文ではありません。引用ですが、読む価値はあります)


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ドリームジャーニー GI勝利 宝塚記念

2009年06月28日 | Horse Racing
今年の宝塚記念は、ドリームジャーニーが制しました。

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ドリームジャーニーV! 2年半ぶりのGI勝利=宝塚記念(スポーツナビ)

JRA上半期の総決算となる第50回GI宝塚記念が28日、阪神競馬場2200メートル芝で開催され、池添謙一騎乗の2番人気ドリームジャーニー(牡5=池江寿厩舎)が優勝。最強中距離王の座に就いた。勝ちタイムは2分11秒3。
同馬は2006年12月のGI朝日杯フューチュリティステークスを制した2歳王者で、GIタイトルはその時以来となる2年半ぶりの勝利となった。
また、騎乗した池添は05年スイープトウショウに続く宝塚記念2勝目、同馬を管理する池江泰寿調教師は同レース初勝利。
一方、断然の1番人気に支持された四位洋文騎乗の昨年のダービー馬ディープスカイは3着敗戦。なお、1着から1馬身4分の3差の2着には、3番人気サクラメガワンダーが入った。
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この春のG1レースを見続けていますが、1番人気で勝っているのは牝馬だけという混沌としたレースが続いています。今回の宝塚記念も圧倒的1番人気のディープスカイが勝つことができませんでした。

人気馬が負けると競馬評論家は、負けた理由を騎手や馬の血統、体重、馬場の状態、レース展開など様々な原因を挙げて分析するのでしょうが、真の原因は当事者である馬しか知らないことですから、外から見ているだけの人間に判るはずもありませんね。ファンとしては、次回は良いコンディションで走ることを祈って、その馬に投票し続けることしかないと思います。

今回の宝塚記念は、アルナスラインにも注目していました。
天皇賞が僅差の2位で、パドックでも良く見えたのですが、残念ながら今回は見せ場を作れず6位に敗れてしまいました。最後の直線で周囲を囲まれて行き場が無く、脚を余したままゴールした印象でした。
また秋のレースに期待したいものです。






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マイケル・ジャクソン 追悼

2009年06月26日 | Music & Movie
今朝のニュースでマイケル・ジャクソンの事を知りました。

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米ポップ歌手のマイケル・ジャクソンさんが25日、ロサンゼルスで死亡した。50歳だった。 ロサンゼルス・タイムズ紙は、消防関係者の話として、救急隊が自宅に到着した時には呼吸が止まっており、病院に緊急搬送されたと伝えていた。
 ジャクソンさんは、7月13日からロンドンの02アリーナで復活コンサートを開催する予定で、ロサンゼルスでリハーサルの準備が進められていた。
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マイケル・ジャクソンが流行ったのは、大学生の頃でした。
初めて行った大学のダンス・パーティ(ダンパ)で、余興としてダンス部の人達が踊りを披露する時間がありました。その日は途中でマイケル・ジャクソンの曲が掛かり、ダンス部の部員が「変な踊り」を始めました。
曲は「ビート・イット」で、当時私はビデオを持っていなかったため、そのダンスを知るはずも無く「彼らは何をやっているんだろう?」と不思議な気持ちで眺めた記憶があります。
とにかく歌とダンスが流行して真似する人も多かったのですが、残念ながらマイケルのダンスは、「見せるダンス」であって「楽しむダンス」ではなかったですから、ダンパ向きとは言えなかったですね。
個性的なマイケルのダンスが見られなくなったのは、とても残念です。
まあヨボヨボになったマイケルも見たくなかったけどね。

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787再延期

2009年06月24日 | Photo (&Aviation)
787の初飛行がまたまた延期されるそうです。

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ボーイング、月内のB787初飛行を断念・新たな構造上の問題が発覚

ボーイングは23日、6月中に予定していたB787の初飛行テストを改めて延期することを発表した。
ボーイングの民生用航空機部門のスコット・カールソン経営責任者は同日、プレス向けに開催された電話会議の席上で「初期テストでは問題は見つからなかったが、その後、実施された詳細検査の過程で『飛行テスト』には適さない箇所が見つかった」と述べて、飛行テストを実施するためには機体に対して構造上の補強を行う必要性が生じたことを明らかにした。
カールソン経営責任者はまた、今回の決まった初飛行テストの延期は、2010年第1四半期に予定されている顧客向けの機体引き渡しスケジュールにも影響を与える可能性があることも示唆。B787開発計画は改めてスケジュール全体が見直される可能性も生じてきた。
ボーイングによると今回、見つかった構造上の問題箇所とは機体の内部の数インチ四方の部分で、ここに修正を加えた場合、主翼上部の接合部分にも影響を与えるため、総合的に修正を加える必要性があると述べている。
ただし、今回の構造部分の修正は機体の飛行性能などには影響は与えないとも述べている。
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ボーイングの説明を読むと「大丈夫、問題ない」と自分に言い聞かせているように思います。でも乗る方としては、こういう説明を聞けばきくほど不安になるものです。スケジュールも見直されるほどの問題ですから、重大な欠陥である可能性があるかもしれません。本来のスケジュールだと既に日本の空を飛んでいるはずなんですけどね。
まあ、ここまで待ったのだから、あと数年待つのも同じです。
でも待てない人のために、B767の内装を「787風」にリニューアルというのはいかがでしょうか。
乗ってしまえば判りません。

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アグネスタキオン急死

2009年06月23日 | Horse Racing
種牡馬アグネスタキオンが急死したそうです。

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ポストSS筆頭アグネスタキオン急死

国内トップクラスの種牡馬アグネスタキオンが22日夕、急死したことが分かった。詳しい死因は不明だが、心臓まひとみられる。11歳だった。牧場関係者の話では、けい養先の社台スタリオンステーション(北海道安平町)で種牡馬入り、8年目を迎えた今年も年頭から順調に種付けをこなし、シーズン終盤となった今月も体調に異変はなかったという。
競走馬時代には、デビュー4連勝で01年皐月賞を制覇。ダービーでの2冠制覇が有力視されていたが、屈腱炎を発症して引退。「幻の3冠馬」と呼ばれた。志半ばでターフを去ったが、引退後はさらなる脚光を浴びることになった。02年春に種牡馬入り。初年度産駒が早い時期から次々に勝ち上がり、その中からロジックがNHKマイルCに優勝。2世代目には桜花賞、有馬記念などを制したダイワスカーレット、3世代目には皐月賞馬キャプテントゥーレ、ダービー馬ディープスカイなど大物産駒が登場。昨年はJRA種牡馬リーディング首位に輝いた。サンデーサイレンスの後継種牡馬候補No.1だったトップサイヤーの突然の訃報。早すぎる死が日本の競馬に与える影響は計り知れない。
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競馬を見るようになって2年も経たない私には、現役時代のアグネスタキオンを知るはずがありません。種牡馬として、昨年はリーディングとなりこの馬の存在を知った次第であります。デビューからわずか4戦でG1に勝って引退し、且つ種牡馬として成功し、あっけなく死んでしまうという馬の命は儚いものです。
種牡馬として長く成功することは、競走馬引退後の馬主の夢でもあるのでしょうが、生き物だけになかなか上手く事は運ばないようです。
別の新聞の記事にもありましたが、アグネスタキオンは、名前の通り「タキオン」的な人生(馬生?)を送ることになってしまいました。

タキオン:常に光速を超える速さをもつ仮想粒子。特殊相対性理論には矛盾しないが、実験的には確認されていない。普通の粒子と違い、速くなるほどエネルギーが減ると考えられている。(大辞泉)




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イギリスGP バトン表彰台逃す

2009年06月22日 | Sports
ジェンソン・バトンが表彰台を逃してしまいました。

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バトンとジェシカ、婚約間近?

ジェンソン・バトン(ブラウンGP)がタイトルを獲得すれば、結婚のプロポーズをして祝福するだろう。これは、バトンのガールフレンドである道端ジェシカさんが明らかにしたものだ。
日本人モデルの道端さんは今シーズン、バトンに同伴し、多くのレースに姿を見せている。道端さんはイギリスのダブロイド紙『The People(ピープル)』に対し、次のように語っている。「ジェンソンが11月にタイトルを獲得すれば、盛大にお祝いをして、彼は私にひざまずく(プロポーズする)ことになるでしょうね」
現在、道端さんは東京を拠点としているが、29歳のバトンはモナコに在住している。「一緒の時間が取れたときはいつでも、彼に会うためにファーストクラスを用意してくれるわ」と彼女は認めた。
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本当は、ドイツ人ドライバー・ヴェッテルがポールトゥウィンを達成したので、それを話題にすべきだとは思います。しかしながら、これまで堅実な走りで表彰台を獲得してきたバトンが、このレースは全く冴えない走りで下位に沈んだ事のほうが驚きでした。本人はインタビューに答えて、「マシンが低温で不調の理由を理解する必要がある。」と答えていました。たぶん、それは本当でしょう。

でも他にも理由があるかもしれません。記事にあるようなメンタルな理由ですね。
私がバトンなら「シーズンが終わるまで黙っていてくれよ」と言いたくなりますが、、。
優しいバトンは、どう思っているのでしょうか。

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宇宙港「スペースポートアメリカ」着工開始

2009年06月21日 | Photo (&Aviation)
宇宙"飛行"の夢が現実になる日も近いようです。

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民間初の宇宙港「スペースポートアメリカ」、いよいよ明日19日に着工開始

民間の有人宇宙船向けの離着陸施設としてニューメキシコ州での建設準備が進められてきた「スペースポート・アメリカ」が6月19日に着工式を迎えることがニューメキシコ州宇宙港機構の発表により明らかとなった。
当初計画では2008年中の着工、2010年の完成が予定されていただけに、計画は約2年遅れで実際の着工までこぎ着けたこととなる。
ニューメキシコ州宇宙港機構では既に宇宙港のデザインコンペを実施し、世界的建築家のノーマン・フォスター卿の設計案に沿って宇宙港の発着ビルなどの施設の建設を行うことを決定。
完成後には「21世紀」の名に恥じない未来的な施設が全貌を表す予定だ。
スペースポートアメリカに関しては既にヴァージン・ギャラクティック社が独自の再利用可能型有人宇宙船「スペースシップ・ツゥー」の拠点として利用することを決定しており、2011年頃にも予定されている商用観光事業開始と共に、世界的な観光名所となる可能性も高まってきている。
ニューメキシコ州宇宙港機構では世界唯一の民間宇宙港による地元経済への波及効果は計り知れないものがあるとして、民間資本主導による事業推進を促進する。
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初めてスペースシャトルが打上げられた時、将来NASAが民間人を乗せた宇宙旅行をやるのではないかと思っていました。そしてスペースシャトルを旅客用に改造し、地球と宇宙ステーションを往復する姿が現実になるのを夢見ていました。
しかしそれから20年が経過してみると、事態は大きく変わったようです。
理想の機体とされていたスペースシャトルは、多くの欠陥が指摘され、事故も度々発生し、老朽化のために退役することが決まっています。
NASAの宇宙開発は、通常のロケット型に逆戻りすることになりました。
結局、NASAの宇宙港は実現せず「発射基地」のままとなるでしょう。

一方、メキシコの宇宙港は民間資本で作られ、ヴァージンの新しい宇宙船が飛ぶことになります。こちらは通常の空港と同じような形式になると思いますが、当分は「宇宙旅行」ではなく、観光目的の「宇宙飛行」の出発地としての機能に限られるでしょう。規模は、NASAとは比較にならないくらい小さなものですが、NASAよりも多くの人を宇宙に連れて行くことになるのですから、「宇宙港」を名乗る資格は充分あると思います。宇宙港の今後に期待したいものです。

ちなみに、写真は「スペースシップ・ツゥー」です。
これに宇宙船を吊り下げて飛び、途中で切り離して発射するスタイルになるそうです。
テストは上手く行ったようですが、大丈夫なんでしょうか。






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松坂崖っぷち

2009年06月20日 | Baseball
レッドソックスの松坂ですが、相変わらず調子が上がらないようです。

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崖っぷちで背信投球の松坂、地元ファンからブーイング(ISM)

今季2勝目をかけてアトランタ・ブレーブス戦に先発したものの、5回途中6失点でKOされ、5敗目を喫したボストン・レッドソックスの松坂大輔投手。地元ファンからはブーイングを浴び、先発ローテーションから外される危険もいっそう高まってきた。
この日の松坂は初回に先頭打者ホームランと押し出し四球で2点を失うなど、序盤から不安定なピッチング。通算210勝右腕ジョン・スモルツ投手のメジャー復帰が来週に迫っていることもあり、テリー・フランコーナ監督は「我々には起用法に多少の柔軟性がある。(22日の)休みの前に手を打つかどうかは分からないが」と、先発陣の再編の可能性を匂わせている。(後略)
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今朝は、松坂と川上が先発とうことで朝からMLB中継を見ていました。
結果は川上が素晴らしいピッチングだったのに比べ、松坂は相変わらずの冴えない内容で負け投手となりました。初回からピンチを背負うのは毎度の事ですが、最近は得意の粘りも効かないようで、あっさりと失点してしまいました。

川上も同じ日本人で先発投手、同じグラウンドでの投げ合いなので比較していたのですが、ホームグラウンドの松坂のほうが敵地にいるような感じでした。
しっかりボールを握って低めに投げている川上に対し、松坂はストレートでも変化球でも狙ったところに行かずボールが抜ける感じがありました。MLBの経験は松坂のほうが2年先輩なので、MLBのボールの違いには慣れているはずなんですけどね。
もしかするとMLBのボールは、松坂の手には大き過ぎるのかもしれません。
なので立ち上がりは滑るボールに慣れるのに時間が掛かり、慣れると良い球が増えてくるのですが、球数が増えると握力が低下してコントロールが定まらないという結果になるのかな、、、なんて考えていました。
松坂に限らず日本人投手で結果にバラツキがある投手は、意外と別のフィジカルな要因もあるのかも。
ま、あくまで素人の見方なんですけど。。。


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岡田ジャパン逆転負け

2009年06月18日 | Sports
またもオーストラリアに負けてしまいました。

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岡田ジャパン逆転負け…独の悪夢再び(デイリースポーツ)
「W杯アジア最終予選、オーストラリア2-1日本」

既に4大会連続のW杯出場を決めているA組の日本は17日、オーストラリアのメルボルン・クリケット・スタジアムでオーストラリアと対戦し1-2で逆転負けした。前半39分、DF田中マルクス闘莉王(28)=浦和=が左CKをヘディングで押し込み先制したが、後半にMFケーヒルに2ゴールを許し、3年前のドイツW杯を思い起こさせる敗戦となった。日本は通算4勝3分け1敗、勝ち点15で1位での予選突破を逃した。
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政府のエコポイント目当てに買った液晶テレビで、真面目に応援していたのですが、後半はいつもの「パス廻し」を披露したもののゴールを奪えず逆転負けを喫してしまいました。前半に1点しか取れなかった時に「嫌な予感」がしたのですが、やはり当ってしまいました。

スポーツ紙の分析では、日本選手のフィジカルの弱さを挙げていました。
でも敗因はいつもの「決定力不足」だと思います。
何故ゴールが奪えないのか、それは日本代表に「外国人フォワード」がいないからです。
パスで繋いでもシュートしてくれる外国人がいないので、誰にパスしていいのか判らないのかも。
ちなみに今シーズンのJリーグ得点ランキングの上位10名のうち8名は外国人です。
ということは、日本人はフォワードの外国人にパスをつなぐのが役目ということですね。
だからパス廻しは上手いけれど、シュートができないのでしょう。
テレビの解説者も「撃て」を連発してましたが、パス廻しが仕事なのだから急に言われても難しいと思います。決定力解消には、有望な外国人フォワードを闘莉王のように帰化させるのが一番です。
誰か日本人になりたい選手はいませんかね~。






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高齢者の「本離れ」

2009年06月17日 | Book
高齢者の「本離れ」が進んでいるそうです。

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「1か月本読まず」過半数、高齢ほど本離れ…読売世論調査

読売新聞社の「読書」に関する全国世論調査(6,7日実施、面接方式)で、この1か月間に1冊も本を読まなかった人は前年調査より3ポイント増え、52%となった。2年ぶりに5割を超え、調査を始めた1980年以降では4番目に高い割合だ。
年代別では70歳以上が66%と最も多く、以下60歳代55%、50歳代51%、40歳代45%、30歳代44%、20歳代43%。年齢が高くなるにつれ本を読まなくなる傾向がうかがえる。
前年調査と比較すると、30歳代で8ポイント読まなかった人が増えるなど、読書人口を支える働き盛りの世代でも「本離れ」が進んでいる。一方、20歳代は前年調査から5ポイント減って、多少持ち直した。

本を読まなかった理由(複数回答)は、「時間がなかった」が49%(前年比4ポイント増)と最も多く、次いで「本を読まなくても困らない」20%、「読みたい本がなかった」19%――などの順となった。読みたい本の分野を3つまで挙げてもらったところ、「健康・医療・福祉・年金」が25%でトップとなった。
一方、公共の図書館への要望(複数回答)では、「本を探しやすくする」(22%)、「夜間も開館する」(21%)、「貸し出し・返却サービスを身近な場所に広げる」(20%)などが多かった。
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本が好きな人にとっては、多少気になる話題ではないでしょうか。
子供に「本を読みなさい」と叱る親ほど本を読んでいないという噂を聞いたことがあります。そういう親でも雑誌くらいは読んでいるんでしょうけど。
本が大好きで年間100冊読みますと言っていた若い女性タレントに、本のタイトルを聞いたら全部マンガだったという話もあります。

「本離れ」とは言っても、その「本」の定義によると思います。
どのような本を「本」というのかが曖昧なので、この調査の信頼性がどれくらいあるのか判りません。
ビジネス書やマニュアル、雑誌も含めると、若い人たちでも本は読んでいると思います。コンビニやブックオフでマンガを立ち読みしている人も結構多いし、もちろんマンガも入れるととても「読書離れ」が進んでいるとは言えないと思います。この調査を行った人達がどれくらい本を読んでいるのか知りたいところです。
ちなみに、70歳以上が読まない理由は「読めない」からだと思いますけどね。




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F22 仏航空ショー参加中止

2009年06月16日 | Photo (&Aviation)
F-22の航空ショー参加が中止だそうです。

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F22、仏航空ショー参加中止=軍事機密解析警戒か-米空軍(時事通信)

米空軍が、開幕したパリ国際航空ショーへの最新鋭ステルス戦闘機F22の参加を取りやめていたことが、16日までに分かった。F22を製造する米ロッキード・マーチン社が明らかにした。
同社は「空軍が参加中止を数週間前に決定した」としているが、詳しい理由は不明。ロイター通信は「レーダーに映りにくいF22のステルス性能などの軍事機密が、解析されることを防ぐためではないか」との見方を伝えている。
軍需産業関係者は、同通信に「仏政府はかつて、航空ショーの参加機をレーダーで追尾したと伝えられており、米国側に懸念があった」と指摘している。 
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「レーダーに映りにくい」F-22というのは最高の軍事機密だと思いますが、旧共産圏での航空ショーならともかく、西側の航空ショーでもNGというのは意外な感じもします。フランスは親米国ではないので、このような措置になったのかもしれません。航空ショーのデモでさえこの調子ですから、機密漏洩に甘い日本への輸出を許可しなかったのも判るような気がします。



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1Q84 流行語

2009年06月15日 | Current news
村上春樹の「1Q84」が驚異的な売上げとなっていますが、未だ読んでいない私としてはタイトルから話の内容を想像するしかありません。
きっと1984年に関係あるのだろうと思い、その年がどんな年だったのか当時の流行語を調べてみました。
この年は何と「流行語大賞」の第1回目の年だったようです。

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第1回〔1984(昭和59)年〕
1984 新語部門・金賞「オシンドローム」
受賞者:ジェーン・コンドン(雑誌『タイム』フリー記者)

超人気番組だったNHKの連続テレビ小説『おしん』に因んだ新語。凄まじい苦労の連続を必死に耐え、それでも明るさを失わず他人に優しい主人公「おしん」の姿は、戦後を働き抜き、豊かさを手に入れた日本人の心情に“良質の日本人”像として共感の嵐を巻き起こした。その状況を、全国民の感情が同一にシンドローム化しているとして、『タイム』誌上で「おしんドローム」と表現。

1984 流行語部門・金賞「まるきん まるび」受賞者:渡辺和博(イラストレーター)
渡辺和博は著書『金魂巻』で、現代の代表的職業31種に属する人々のライフスタイル、服装、行動などを、金持ちと貧乏人の両極端に分けて解説した。それを、○金(まるきん)、○貧(まるび)とネーミングしたところが秀逸。著書はベストセラーになり、この言葉もマスメディアだけでなく、日常会話の中にも頻繁に出てくる大流行語となった。
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何と懐かしいNHKドラマ「おしん」に因んだこの言葉が新語大賞だったのですね。
しかも受賞者は、アメリカの雑誌記者ということでとても意外でした。
この言葉ですが、確かに一時期しか使われない「流行語」の要素を満たしており、今やこの言葉は完全に死語となっています。さすが、流行語大賞の審査員です。

昨年の年間大賞は、エドはるみの◆グ~!ですが、早くも死語の仲間入りのようで、エドはるみ自身もテレビで見る機会が少なくなってきました。
流行語もタレントも賞味期限を過ぎてしまったのでしょうか。

ちなみに、1984年の他の流行語は以下の通りです。
当時、流行していて誰もが使っていたわけですから、正確にその時代の雰囲気を演出するのであれば、欠かせない言葉だと思います。
まあ村上春樹の小説にこれらの言葉が使われているかどうか判りません。
もし使っていたとしたら、今の若者には難解で意味不明な言葉かもしれませんね。

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1984 新語部門・銀賞「鈴虫発言」 受賞者:中曽根康弘(内閣総理大臣)
1984 新語部門・銅賞「スキゾ・パラノ」 受賞者:浅田 彰(京都大学助手)
1984 新語部門・特別賞「特殊浴場」
受賞者:イルハン・オウス(トルコ大使館参事官)

1984 流行語部門・銀賞「くれない族」 受賞者:TBSテレビ金曜ドラマスタッフ
1984 流行語部門・銅賞「疑惑」 受賞者:『週刊文春』編集部
1984 流行語部門・特別賞「千円パック」 受賞者:森永製菓(株)
1984 流行語部門・大衆賞「す・ご・い・で・す・ネッ」
受賞者:所ジョージ(エンターティナー)
1984 流行語部門・大衆賞「教官!」受賞者:堀ちえみ(歌手)


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ルマン24時間スタート

2009年06月14日 | Sports
ルマン24時間レースが行われているようです。

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ルマン24時間がスタート=自動車耐久レース(時事通信)

伝統の自動車耐久レース、第77回ルマン24時間は13日、フランス・ルマンのサルテ・サーキットで決勝が始まった。レースは各チーム、3人のドライバーが交代で走行を続け、周回数を争う。ゴールは14日午後3時(日本時間同10時)。 
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実はこの時間もレースが行われているのですが、リアルタイムの情報がありません。どこかのチャンネル(ケーブルとか)で放送しているのでしょうか。

ルマンは、F1モナコGP,インディ500と共に世界の3大自動車レースと言われるビッグイベントで、90年代は日本でも地上波のテレビ放送で夜中に生中継されていました。しかしながらモータースポーツ人気の低下とともに、最近は全く忘れ去られてしまったようです。
先月は、インディ500も行われて日本人選手(武藤選手)も出場しているのですが全くニュースに取り上げられず、今回のルマンにも数人の日本人が出場しているのですが、全く話題になっていません。
モータースポーツは一部のマニアのものになっていて、ニュースとしての価値が低いのでしょうね。80-90年代の盛上がりを知る者としては、寂しい限りです。

まあ、インディは楕円のコースを200周もグルグル廻るだけだし、ルマンは24時間も同じコースを走るわけですから、せっかちですぐに結果を求めたがる日本人の気質には合わないレースなのかもしれませんが、、。




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東京競馬場 右回り?

2009年06月13日 | Horse Racing
5月からの連続G1レースも終わり、春の東京競馬場のレースも明日までとなりました。
今日は初夏のやや蒸し暑い1日でしたが、何故か通常の土曜日よりも観客が多かったように思います。

朝の第2レースでは、最後の直線のスタンド前で柴田善臣騎手の馬が大きく転倒し、柴田騎手が落馬しました。後続の馬に蹴られたのか、その後救急車が来るまで動かなかったので、メインスタンドが一瞬凍りついた雰囲気でした。騎手は幸い打撲で済んだようですが、馬の方は残念ながら骨折のため予後不良(安楽死)となってしまいました。健気に立上がって運搬車に乗り込んだ馬が、何となく哀れな感じがしました。先頭を頑張って走っていたのですが、、。
これまで何度もレースを見てきましたが、平地レースの直線で落馬を見たのは初めてです。

もうひとつ初めてだったのが、左回りの東京コースでの右回り競争です。
写真の通り東京コースを通常とは逆に走っています。
ま、これはレースではなく、発馬機のところへ向かっている様子ですが、発走時間の関係で一斉に走り出したため、まるで競争しているように見えました。
今日は、いろいろ珍しい風景が見られて面白かったです。
肝心の馬券のほうは、相変わらず連敗続きでしたけど、、。

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かぐや 月に還る

2009年06月12日 | Photo (&Aviation)
先日予告されていた月探査衛星「かぐや」の月への落下時の写真が公開されていました。

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アングロオーストラリアン天文台、かぐやの月面衝突時の閃光の撮影に成功

アングロ・オーストラリアン天文台(Anglo-Australian Observatory)は11日、同日月面に落下した日本の月観測衛星「かぐや」の衝突時に生じた閃光の撮影に成功したことを発表した。
かぐやの衝突時にタイミングを合わせて0.6秒間隔で1秒ずつ露出を行うことで連続撮影した映像の中に含まれていたもので、かぐや衝突時の閃光撮影の報告例はこれが初めてのものとなる。(テクノバーン)
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美しい月の映像を送ってきてくれた「かぐや」ですが、終に終焉の時を迎えました。写真はオーストラリアの天文台が撮った連続写真です。
この写真を見る限り、おそらく衝突して月面に何らかの痕跡を残したと思われます。月に還った「かぐや」は、最後まで良い仕事をしてくれました。
我が「かぐや」が残したクレーターは、永遠に不滅です。。。

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