キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

2013 菊花賞

2013年10月20日 | Horse Racing
今年の菊花賞は、良血エピファネイアの完勝で終わりました。

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3歳牡馬三冠の最終戦「第74回菊花賞」(G1、3000メートル・芝)は20日、京都競馬場11Rで行われ、福永騎手騎乗の1番人気、エピファネイア(牡3=角居厩舎、父シンボリクリスエス、母シーザリオ)が、直線で力強く突き抜けてG1初制覇を飾った。勝ち時計は3分05秒2。
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これまでのクラシック2レースで惜しい2着続きだったエピファネイアですが、今日のレースは折り合いも付いて、好スタートから前を楽々と捉えて、危なげないレースだったと思います。良血馬というのは、未知の距離でもこなせるポテンシャルを持っているということを改めて感じさせるレースでした。もしこれが良馬場だったとしても、おそらく結果は変わらないと思います。現時点で他の3歳馬とは、格の違いがかなりありそうです。来年はキズナと同様、凱旋門賞の話が出てくると思います。今後の動向に注目したい1頭です。

ちなみに応援していたのは、松田騎手が好騎乗を見せてくれたバンデ。最後まで逃げ粘って3着は価値があると思います。逃げ馬好きな自分としては、好みの1頭です。今後の重賞での活躍に期待したいと思います。

また、クラシックでずっと応援していたテイエムイナズマは、見せ場なく11着。春はマイルまでの馬と思われていたのですが、菊花賞の3000mまで出走してくれて大いに楽しませてくれました。今回もスタートダッシュが効かず後方からの競馬で、エピファネイアからどんどん離されていったのは残念でした。このスタートの課題を克服できれば、これから重賞戦線で活躍できると思います。こちらも今後の成長に期待したい。

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競馬三昧の週末/2013秋華賞

2013年10月14日 | Horse Racing
久しぶりの3連休で、競馬三昧の週末でした。

10/12
この日は、姪夫婦が競馬場に行ってみたいと言うので、東京競馬場へ連れて行きました。早朝に埼玉を出発し、到着は午前9時。既に10月とは思えない暑さで、とにかく日陰を求めて建物の脇にある公園で涼を取りながらの観戦でした。競馬をするのは初めてという旦那のために、馬券の買い方や競馬の見方を教えて、5レースほど楽しんで終了。この日は、複勝が2回的中しただけでした。目的は、競馬場を紹介することだったので、収支は度外視。メインレースの後は混雑しそうだったので、早々に撤収しました。帰宅は午後4時で、テレビでは最終レースをやっていました。

メインレースは、東京ハイジャンプ。障害のG3レースで、重賞2連勝中のオースミムーンが優勝しました。この馬が年末の中山大障害の最有力馬になりそうです。

10/13
競馬友達と再び東京競馬場へ。この日の成果は、単勝・複勝・枠連が的中したものの、回収率は70%でした。予想は当たっていても、馬券で外すパターンが続いて、競馬は「予想よりも馬券の買い方が難しい」ということを改めて感じた次第。
2頭を軸で人気の無い馬に2頭流しをやると、軸の2頭で決着したり、2頭軸で3連複を買うと3頭目が来ない。2頭が決まっているなら、その2頭だけ買えば良いのだが、つい欲が出てしまって、更に難しい馬券に手をだしてしまうのが馬券の買い方の難しさです。

この日のメインは、京都競馬場の秋華賞。ターフビジョンでの観戦でしたが、東京競馬場でも大盛あがりで、ファンファーレに合わせて拍手したり歓声を上げる人が大勢いました。東京では馬が走っていないのに正直、変な雰囲気です。
下馬評では、前走が良かった差し馬デニムアンドルビーやスマートレイアーが人気でしたが、好きなタイプのオークス馬メイショウマンボの単勝をシンプルに買ったら当たりました。やはりG1を勝てる馬は、展開に左右されないのが強みです。オークス馬なのにあまり人気が無かったけれど、実力は本物でした。
2着には、スマートレイアー。この馬もいずれG1は取れそうな気がします。
3着に伏兵のリラコサージュ。池添騎手に乗り替わりで、他の強豪を抑えて3着に入りました。池添騎手は、9月のスプリンターSでも15番人気のマヤノリュウジンで3着。今回も15番人気で3着と、不人気の馬でも上位に持ってこれる大舞台に強い騎手であることを改めて感じました。
それなのに、競馬場では「池添が来なければ、馬券が当たっていたのに、、」と愚痴っていた人が多かったのが、残念でした。人気馬に乗った時は、何度もこの騎手のお世話になっているのに、人気の無い馬に乗ると敵役になってしまうのは辛いですね。池添騎手は大舞台に強いということを覚えておいて、「G1の時は、日頃の感謝の意味で、どんな馬に乗っていても一票入れてあげると良いことがあるかもよ」と言いたかったけれど、まあ余計なお世話かもしれませんね。

10/14
この日のメインは、府中牝馬S。馬券はシンプルに2歳から応援しているホエールキャプチャの単勝を買いました。混戦でテレビの解説者も予想が難しいと言ってましたが、前日のメイショウマンボ同様、好位でレースが出来るG1馬は、展開に左右されない強さがあります。今年のヴィクトリアマイルと同様の展開に持ち込み、今回は他馬を抑えて優勝しました。

馬券の買い方を反省し、シンプルに好きな馬を買ってみて当たるとなかなか気持ちが良いものです。今後に向けて、良いヒントになったような気がします。


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本「勝手に生きろ」

2013年10月14日 | Book

時々読み疲れた時に、気分転換にブコウスキーの小説を読むことがある。短い文章(かなり下品だが)で会話もサクサクと読めて、気持ちよく小説に没頭できる。
彼の小説は、自分の実体験を基にしているらしい。飲んだくれの主人公(自分の分身?)の破天荒な生活を、面白おかしく描いている。ストーリーは断片的で、話題は酒と女と競馬と仕事だけ。とにかく仕事にありついても、酒のせいでいつもトラブルを起こしたり、怠けたりしてクビになって、また次の仕事を探す。駄目男を演じているが、根は真面目で食い繋ぐために働くことだけはやめない。仕事が終わると競馬場へ必死に駆けて行き、ギャンブルを楽しむ。いい加減な生き方だけど、決してめげない主人公には精神的な強さを感じる。真似したいとは思わないけど。


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本「かぜの科学」 

2013年10月12日 | Book

かぜは、ライノウィルスに代表される200種類以上のウィルスに感染することにより発生する病気。かぜへの一般的な対処法は間違っているものも多く、この本ではその最新医療を紹介している。
かぜは、くしゃみやせき等の呼吸器からの感染が多いと思われているが、実は手を介して感染している。特に病院や公共交通機関での感染や子供からの接触で感染することが多い。また、挨拶の習慣である「握手」による感染も非常に多いので、日本式の非接触の挨拶である「お辞儀」に変えたほうが良いという提案もある。
かぜの予防には、様々な対処法がある。(巻末の付録が充実していて参考になる)日本人はマスクをかぜの予防として有効と考えているが、ウイルスに対しては、ほとんど効果が無い。これはエチケットと考えたほうが良い。かぜは何もしなくて安静にしていれば、大体7日程度で治る。かぜ薬を買うお金でこの本を買って読んでみるのも良いかも。


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2013 凱旋門賞

2013年10月07日 | Horse Racing
今年の凱旋門賞も、残念ながら日本馬の悲願達成は成りませんでした。

毎年この時期になると、欧州最大のレースである凱旋門賞が話題になります。今年は前哨戦で勝った日本馬の下馬評が高く、オルフェ―ヴルは1番人気、キズナも2番人気に推されて、日本でも海外でも当然優勝争いに絡むと予想されていました。

しかし結果的は、またも欧州の3歳牝馬(トレヴ)が優勝し、欧州馬の厚い壁に阻まれる結果となりました。これで3年連続牝馬の優勝ということで、最近の牝馬のレベルアップが目立ちます。凱旋門賞における斤量は3歳牝馬と4歳以上の古馬では5KGの差があり、オルフェ―ヴルのスミヨン騎手のコメントにあるように、その強さは斤量差をうまく生かしているところにもあると思います。

凱旋門賞は最近10年で、3歳馬が8勝している通り、斤量の軽い馬が有利なレースです。それを考慮して同じ斤量で比較すると、オルフェ―ヴルは古馬で最強ということが証明されたわけだし、キズナは英国ダービー馬に勝っているわけですから、ちょっと無理はあるけれど、これは充分誇れる結果だと思います。また日本には他にも同レベルの馬が数多くいますから、今後挑戦する馬にも充分期待できると思います。
来年はキズナの2年連続参戦、ライバルのエピファネイア、ゴールドシップや3冠牝馬ジェンティルドンナにも期待したい。毎年、挑戦を続けることが日本馬の存在価値を高めることになると思いますし、恒例のお祭りとして競馬ファンを楽しませて欲しいと思います。

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