キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

ハロウィンについて少しお勉強

2012年10月31日 | Aphorism(気になる言葉)

今日は、ハロウィンらしい。
近くのアイスクリーム店に行列が出来ていて、何かと思ったらハロウィンのデザートを売っていた。
日本人とハロウィンはミスマッチのような印象があって、昭和世代にはなかなか受け入れ難いものがありますが、バレンタインデーがイベントとして定着したように、ハロウィンもこれから若い人達の中で、イベントとして定着していくのかもしれない。なので、今後のために少しお勉強。

(Wikipediaより)
ハロウィン、あるいはハロウィーン(Halloween, Hallowe'en)は、ヨーロッパを起源とする民俗行事で、毎年10月31日の晩に行われる。西ヨーロッパ古代のペイガニズムにもとづく死者の祭りおよび収穫祭、とりわけケルト人の行うサウィン祭(英語版)に由来するとされている。由来と歴史的経緯からアングロ・サクソン系諸国で盛大に行われ、今日イメージするハロウィンの習俗は19世紀後ハロウィン、あるいはハロウィーン(Halloween, Hallowe'en)は、ヨーロッパを起源とする民俗行事で、毎年10月31日の晩に行われる。西ヨーロッパ古代のペイガニズムにもとづく死者の祭りおよび収穫祭、とりわけケルト人の行うサウィン祭(英語版)に由来するとされている。由来と歴史的経緯からアングロ・サクソン系諸国で盛大に行われ、今日イメージするハロウィンの習俗は19世紀後半以降、アメリカの非宗教的大衆文化として広まったものである。
ハロウィンという語そのものから連想すると、カトリックあるいはキリスト教の行事と誤認されがちであるが、本来無関係である。その語源は日付上の関連によるものにすぎない。ケルト人は、自然崇拝からケルト系キリスト教を経てカトリックへと改宗していった。カトリックでは11月1日を諸聖人の日(万聖節)としているが、この行事はその前晩にあたることから、後に諸聖人の日の旧称"All Hallows"のeve(前夜)、Hallowseveが訛って、Halloweenと呼ばれるようになった。そもそも魑魅魍魎が跋扈するハロウィンの世界は、福音を説くキリストの教えと相容れるものではない。


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ポイントカードについて考えた

2012年10月30日 | Topics & Diary

1年ほど前から近所の書店がポイントカード制度を始めて、商品を購入する度に価格の1%がポイントとして溜まり、500ポイントになると書籍代として還元されるという。あまり魅力のある制度ではなかったし、その書店で買うのは月刊誌くらいなので、最初の3ヶ月くらいは「登録しない」と答えていた。でも本を買う時に毎回、「ポイントカードはお持ちですか」「ポイントカードを作りませんか」としつこく聞かれて面倒なので、根負けして作ってしまった。
だいたい700円の月刊誌の1%は、7円。塵も積もれば山となるというけれど、年間12冊買っても100円にもならない。しかも使えるのが500円溜まった時点からという制約があるし、500円で買えるのは雑誌か文庫本くらいしかない。そう考えると本が買えるようになるまでに、単純計算で6年くらい掛ってしまう。(他の本もそこで買って溜めれば良いという意見もありますが、ポイントを溜めるために本を買うのは本末転倒なので)
まあ、今はポイントの事は考えないようにして、会計時の鬱陶しさを減らす目的のカードと思うようにしている。
最近はいろんなお店でカード制度が蔓延しているけれど、果たして真面目に使っている人がどれくらい居るのかなと思った次第。
ま、それだけの話、、。


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2012 F1インドGP

2012年10月29日 | Sports
インドGPはベッテルが独走で優勝しました。

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ベッテルが今季4連勝! 可夢偉は14位=F1インドGP決勝

2012年F1第17戦インドGPが10月28日(日)、ブッダ・インターナショナル・サーキット(1周/5.125km)で3日目を迎え、現地時間15時(日本時間18時30分)から行われた決勝で、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が優勝した。シンガポールGPからの4連勝を記録し、今季5勝目、通算26勝目となった。(中略)
ハード側のタイヤ(インドGPではハードコンパウンド)を履き17番グリッドからスタートした小林可夢偉(ザウバー)は、我慢のレースが続き、中盤にパストール・マルドナード(ウィリアムズ)と接触したため審議となるも、おとがめなしだった。
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眠い目を擦って見てましたが、面白かったのはアロンソとウェーバーの争いだけで、残りの車は小競り合いはあるものの、淡々とレースが進んで終了でした。
朝型の私としては、眠気を抑えるのに必死で、あやうくテレビ放映の途中でリタイアするところでした。
イタリアGPあたりから、ただ周回を重ねるだけのレースが続いているようで、いまひとつ盛り上がらない感じです。今年の序盤戦は、新たなデバイスと上位チームのマシンの出来がイマイチだったこともあって、勝者が目まぐるしく変わって面白かったけれど、この時期になるとチーム力の差がそのまま成績に現れているようです。マシンの性能にも決着がついたようで、例年通りレッドブルの速さだけが突出しているようなイメージがあります。ベッテルがこのまま独走してチャンピオンになるのは、ほぼ間違い無いでしょう。
小林カムイは、予選の失敗からリカバリーできず、不本意な14位。日本GPをピークに成績が下降線を辿っているようです。このままだと、来年のシートが無くなるのは間違いないでしょう。残り3戦で結果を残したいところです。

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2012 天皇賞・秋

2012年10月28日 | Horse Racing
今年の天皇賞・秋は、大変素晴らしいレースでした。

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【天皇賞・秋】ダービー馬の意地!!エイシンフラッシュV(スポニチアネックス)
 近代競馬150周年記念第146回天皇賞・秋(G1、芝2000メートル・曇良18頭)は28日、東京競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の5番人気、エイシンフラッシュ(牡5=藤原英厩舎、父キングスベスト、母ムーンレディ)が直線内ラチ沿いから差し切り優勝した。勝ち時計は1分57秒3。
レースはシルポートが1000メートル57秒3のハイペースで逃げ、2番手にカレンブラックヒル、3番手にダイワファルコン、4番手内にフェノーメノ、外にジャスタウェイがつける展開。
勝利したエイシンフラッシュは中団内目を、ルーラーシップは後方3番手を追走する。4コーナーから徐々に後続がシルポートとの差を詰め直線を迎えると、カレンブラックヒル、フェノーメノ、ダークシャドウら有力馬が外に進路を取るのに対し、シルポートの内にできた1頭分のスペースにエイシンフラッシュが飛び込み、最後は外から迫るフェノーメノを半馬身抑え1着でゴールした。フェノーメノから1馬身1/4差の3着にはルーラーシップが入った。
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下馬評ではオッズ10倍を切る3歳馬フェノーメノ、カレンブラックヒルと、古馬で成績の良いルーラーシップ、ダークシャドウの評価が高く人気となっていましたが、その有力馬を内側から一蹴したエイシンフラッシュが、ダービー以来の久し振りのG1を勝利しました。
エイシンフラッシュは、近走の結果が芳しくないことから人気もいま一つでしたが、良い騎手と良い戦略を持てば人気馬に対抗できることを証明したようなレースでした。M・デムーロ騎手は昨年もヴィクトワールピサでドバイを制し、今回は天覧競馬での勝利と節目の大レースで実力を存分に発揮できる騎手です。改めてその実力を感じたし、またレース後に天皇陛下に敬礼をする姿にも感動しました。日本競馬の一員として、今後も騎乗を続けてもらいたいです。
負けたフェノーメノの3歳トップの走りを見せてくれましたが、ダービー同様わずかに届かずの2着でした。よく追い込んできましたが、坂を登った後の加速力がエイシンフラッシュとは違っていたように思います。でもまだ3歳ですから、今後に期待でしょう。ルーラーシップも良いレースでしたが、出遅れが響いたようです。末脚は抜けていただけに、勿体無いレースでした。

応援していたのは、いつものように逃げ馬シルポート。この馬の大逃げは本当に気持ちが良いです。今回は残り150mまで粘って見せ場を作ってくれました。逃げ馬を見ていると、レースの8割はトップを走るので、馬混みの中で自分が買った馬を探す必要はありません。ただ最後の直線は運に任せるしかないのが逃げ馬の宿命です。まあ応援する方としては、脚を余して敗れることが無い清々しさがあります。負けても納得なのが良いです。これからもシルポートを応援したいし、G1も獲らせてあげたいけれど、でも年齢的にそろそろ限界かもしれませんね。

今回は、逃げ、先行、差し馬が持ち味を発揮して存分に見せ場を作った、天皇賞に相応しいレースで大満足でした。

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東京競馬場の夕焼け 10/27

2012年10月27日 | Horse Racing
楽しかった1日の終わりを感じさせる東京競馬場の夕焼け。
この風景が好きで、よく写真を撮っています。



本日、良かったこと。
テイエムダイパワー、テイエムオオタカに配当金を頂きました。
本日、残念だったこと。
東京のレースがちっとも当らなかったこと。

新聞通りに買っていれば当っていたのに、、、。


明日の天皇賞は、雨のレースとなりそうですね。

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本「ワンチュク国王から教わったこと」

2012年10月25日 | Book

ブータンのワンチュク国王来日時の行動と国会での演説を、通訳として同行した著者がまとめた記録本。
昨年、初めて東北の被災地を訪れたワンチュク国王が、被災した地域の人達を励まし、復興を祈る姿が話題になりました。国民の幸福を第一に考える国の元首として、その人間性も行動もとても素晴らしかったと思います。著者は全日程に同行し、通訳として彼を真近で見ており、国王の全ての行動や言動には意味があったと称えています。
来日中の様子は逐次メディアで報道されていたので、どのような人物であるかはだいたいイメージを掴んでいましたが、本には側近しか知らないエピソードも紹介されていて(東北で祈りを捧げた高僧は、国王の自費で連れて来た等)、読むと改めてこの国王としての資質を賞賛したくなります。
また国会での演説はとても感銘を受ける内容で、日本国民に対する最大の敬意を表しながら、今後の復興にエールを贈っています。国会演説を読むだけでも、この本を買う価値があるのではないかと思います。
国王は日本人の我慢強さと立ち直る意思の強さを称えていますが、しかし私も含めて多くの日本人は、残念ながら国王が考える国民像にはほど遠いと思います。なので、、、
コクオウガ キタイスル ソンナニホンジン二 ワタシハ ナリタイ。。。 

この本を読んで、また、そう思いました。


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本「海野和男の昆虫撮影テクニック」

2012年10月24日 | Book

海野和男の昆虫写真の撮影マニュアル。
生物の写真の中でも、昆虫というのはあまり人気の無いジャンルかもしれない。
彼はこの世界の第一人者で、初心者向けに機材の選び方から撮り方まで指南する。
ニッチな分野ということもあって、カメラの選択も独特で、小さな生き物を撮るためにコンデジからフルサイズまで様々な機材をフル活用して撮る。
昆虫の写真は、昆虫そのものに焦点を当てるか、背景を含めた自然の中の昆虫を撮るかで撮り方も構図も違ってくるので、昆虫の生態や習性をよく把握して撮影することが必要と説く。自身が様々な機材で撮影した写真で、どのように機材を選択し、どのように撮るかを解説していて見ているだけでも楽しい。
機材はセンサーサイズとレンズ選択、撮影では構図と被写界深度の取り方が重要。コンデジでも驚くような写真が撮れる。この世界では必ずしもデジ一眼が良いわけではない。TPOに応じて使い分けが必要。
初心者には、センサーサイズが小さく被写界深度が深いほうが良い写真が撮れるようです。

ペットや魚や鳥の写真に飽きたら、次は昆虫を狙ってみるのも面白いかも。


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本「父と息子のフィルム・クラブ」

2012年10月23日 | Book

「父と息子のフィルム・クラブ」という小説を読んでみた。
フリーで映画評論関係の仕事をしていたが無職となった著者が、登校拒否で学校をやめた息子を映画鑑賞を通じて更生の手助けをする話。著者の実生活を小説化したもの。
子煩悩な父親は、息子の恋愛話に自分の経験からいろいろアドバイスしたり、悩み相談に乗ったり旅行に出かけたりして、息子を後押ししようとするが、現実はなかなかうまく行かない。息子との接点は毎週映画を見ながら語り合うこと。そうやって、精神面の成長を促そうとする。でも、息子の映画の知識は増えても、実生活にはあまり役に立っているようには思えない。
息子の恋愛が気がかりで仕方無い、子離れできない駄目オヤジだけど、この本がカナダでよく売れたということは、海外にもそういう子煩悩な親は意外と多いのかもしれない。

ちなみに、小説の中に出てくる映画の見方についての著者の薀蓄は、面白くてとても参考になります。


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2012 菊花賞

2012年10月21日 | Horse Racing
今年の菊花賞は、皐月賞馬ゴールドシップの圧勝でした。

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ゴールドシップ2冠=早々加速し圧勝-競馬菊花賞

 中央競馬の3歳クラシックレース最終戦、第73回菊花賞(GI、優勝賞金1億1200万円)は21日、京都競馬場の芝3000メートルに牡馬18頭が出走して行われ、単勝1番人気で内田博幸騎手が騎乗した皐月(さつき)賞馬ゴールドシップが3分2秒9で優勝し、2冠を達成した。
 皐月賞と菊花賞での2冠制覇は、7頭の三冠馬を除くと2000年のエアシャカール以来、12年ぶり8頭目。内田騎手はこのレース2勝目で、須貝尚介調教師は初勝利。
 後方でレースを進めたゴールドシップは早めにスパート。最後の直線に入って先頭に立ち、2着のスカイディグニティに1馬身4分の3差をつけた。3着はユウキソルジャー。
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スタートで出遅れ気味に最後尾から追走した時は、意外な展開でどこでスパートするのか気になって見ていました。結局、ペースが遅いことを気にして3コーナーの手前から前の方に上がって行き、そのままゴールするという強い勝ち方で2冠目をものにしました。
着差はそれほどでもなかったけれど、これが本当に強い馬の勝ち方のように思います。テレビの競馬記者のコメントを聞いていると、ディープインパクトのように後ろから行って「切れる脚」で勝負して大差で勝つ場合に、よく「強い勝ち方」と評価する人が多いようですが、最近のクラシックでは「一瞬の切れ味」よりも「長く良い脚を使える」馬に分があるようです。昨年のオルフェーヴルも今年のゴールドシップも、産駒が同じということもあって速さというよりバテない強さを感じます。オルフェーヴルの実績から、この馬も来年は凱旋門賞という話が出てくるかもしれません。
その前に、古馬と対戦してどのような結果を残せるか、次のレースが楽しみになってきました。

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本「からくり民主主義」

2012年10月19日 | Book

「トラウマの国ニッポン」が面白かったので、以前の彼の著作を時代を遡って読んでみました。
民主党政権のアキレス腱となりつつある普天間問題ですが、この本が書かれる以前から問題となっており、著者が現地の状況をルポしています。基地を巡る当時の状況も今とよく似ていて、この十数年の間、何も進歩が無かったことがよく分かります。本土のマスコミは、基地移転は沖縄県民の総意であるという認識で報道されていますが、実は全ての県民が移転に賛成しているわけではなく、移転されると借地代が入らなかったり、米兵を相手に商売ができなくなることを心配する人達も多いようです。市民は基地があるのは「当たり前」のことであって、上手く折り合いを付けてやっているのに、(本土の)マスコミが来て騒ぐのでおかしな事になってしまうそうです。県民の中にも本土の人達には判らない利害関係がありますが、それを表沙汰にせず自分達の利益に繋がるように、したたかに行動するのが沖縄の人達の知恵なのだそうです。地勢的に、中国と日本の間に挟まれた小さな島ですから、沖縄の人達にはそうやって生き延びるための交渉力のDNAがあるのかなと思いました。
その他にも、90年代の様々な事件をルポしており、当事者の生の声を読むと、ニュースで聞いたのとはまた違った視点、本音の部分で、いろいろ考えさせられました。


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ヤンキース終戦

2012年10月19日 | Baseball

今年の日本人メジャーリーガーのシーズンがあっけなく終わってしまいました。
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ヤンキース、4連敗で終戦=タイガースがア・リーグ制覇-米大リーグ【デトロイト時事】
米大リーグのプレーオフは18日、各地でリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、ア・リーグの第4戦でタイガース(中地区)がイチロー、黒田の所属するヤンキース(東地区)に8-1で快勝し、4勝0敗で6年ぶり11度目のリーグ優勝を遂げた。
 1番左翼で出場したイチローは3打数無安打、1四球。イチロー、黒田はともに初のワールドシリーズ出場を逃した。シリーズ最優秀選手には打率3割5分3厘、2本塁打、6打点をマークしたタイガースのヤングが選ばれた。
 ナ・リーグは第4戦が行われ、カージナルス(中地区、ワイルドカード)がジャイアンツ(西地区)を8-3で破り、3勝1敗でリーグ2連覇に王手をかけた。一回にホリデーの適時打などで2点を先取し、中盤以降小刻みに加点。先発のウェインライトも7回1失点と好投した。 
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黒田、イチローの奮闘も空しく、ヤンキースが早々に敗退してしまいました。
ヤンキースが強かった時期は、リーグ戦で早々に優勝を決めて、主力選手を温存して休養させ、体調万全でプレーオフに臨んでいたように思います。
今年は、主力の怪我などで後半に失速し、オリオールズと終盤まで大接戦を演じたために、その余裕が無かったようです。プレーオフでも再度対戦となったオリオールズと延長戦まで持ち込んでやっと勝てた印象で、結局、今年は地区シリーズで燃え尽きてしまいました。主力選手の平均年齢が高いチームですから、スタミナが残ってなかったのかもしれません。
ワールドシリーズ出場の機会を求めて移籍したイチローもガッカリだったと思いますが、もしヤンキースが万全であれば、イチロー獲得も無かったでしょう。そういう意味では、イチローもこのチームでプレーできたラッキーだったと思います。できれば、来年も黒田、イチローの活躍をヤンキースのユニフォームで見てみたい気もします。でももしかすると、来年は日本でプレーしているかもしれませんね。


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本「トラウマの国ニッポン」

2012年10月18日 | Book

日本人とはどんな人間の集まりなのかを伺い知ることができるルポルタージュ。
おそらく日本人を知らない人が見たら、相当病んでいると思われる人達が登場する。トラウマを告白するセラピーに参加して、トラウマが治ってしまうことを心配するトラウマ好きの人達や、ユーモアを身につけようとユーモア教室で奮闘する人(真面目に語る言葉の方がユーモラスだったりする)、のんびりとした田舎暮らしに憧れて移り住んだが持て余す時間に苦労する人など、理想と現実の間で苦しむ人達の事例が、自分の生き方の参考になる。全ての日本人がこれに当てはまるわけではないと思うけれど、日本人の精神構造はこういう側面もあることは知っておきたい。
理想と思うことは、実践しないほうが幸せなのかも。


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本「チェーホフを楽しむために」

2012年10月16日 | Book

実は短編の名手でもあったチェーホフの読み方 
チェーホフと言えば戯曲で有名ですが、実は短編小説の名手でもあったようです。チェーホフを読んだ経験が無いので、ガイドブックとしてこの本を読んでみました。
彼の短編小説は、何も事件は起こらず、登場人物とその生活が描かれるだけなのだそうです。登場人物の内面に焦点を当てた小説が多いので、現代の強い刺激を求める読者には合わないかも。。。いずれにしても一度原典を読んでみないと何も言えません。映画で言えば、小津安二郎のようなものかも。阿刀田流の小説家視点の解説は、いつもながらとても面白い。
チェーホフを読む前の「露払い」として、格好の本です。


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F1韓国GP

2012年10月15日 | Sports
韓国GPはベッテルの圧勝でした。
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ベッテルが3連勝でランキング首位! 可夢偉はリタイア=F1韓国GP決勝

2012年F1第16戦韓国GPが10月14日(日)、韓国インターナショナル・サーキット(1周/5.615km)で3日目を迎え、現地時間15時(時差なし)から行われた決勝で、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が優勝した。
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韓国GPは、スタート直後はそこそこ面白いレース展開でしたが、後半は淡々と周回を重ねるだけになってしまいました。ベッテルは独走で優勝。3連勝で昨年までの強さが戻ってきました。
日本GPで表彰台に登った小林可夢偉は、スタート直後の混乱で他車と接触して、残念ながらリタイヤでした。今年の小林は、良い時と悪い時がハッキリし過ぎているようで、昨年までの粘り強く入賞するイメージが無くなっているように思います。この調子では、来年のシートも危ういかもしれません。残り4戦で何とか良い結果が欲しいところです。
タイトル争いも終盤に来て面白くなりましたが、今の勢いではベッテルに分がありそうです。

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2012年 秋華賞(G1)

2012年10月14日 | Horse Racing
ジェンティルドンナが牝馬3冠を達成しました。

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ジェンティルドンナが史上4頭目の牝馬3冠を達成…秋華賞(スポーツ報知)

第17回秋華賞・G1(14日・芝2000メートル、京都競馬場、良馬場) 3歳牝馬クラシックの最終戦に18頭が出走した。直線は、桜花賞、オークスに続きジェンティルドンナ、ヴィルシーナの一騎打ち。ゴールでは、外のジェンティルドンナが鼻差だけ前に出て、史上4頭目の牝馬3冠を達成した。3着には6番人気のアロマティコ。向こう正面で一気に先頭を奪ったチェリーメドゥーサは5着に粘る健闘を見せた。
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圧倒的な一番人気で、ジェンティルドンナが牝馬3冠が達成できるかどうかが注目されていた今年の秋華賞ですが、僅差で勝利をものにして3冠を達成しました。

結果としてジェンティルドンナが勝ったわけですが、このレースの主役は途中で一気にペースを上げて先頭を奪ったチェリーメドゥーサです。そのまま後続を引き離して大逃げに持ち込みましたが、残り50mでかわされて惜しくも5着になりました。
15番人気、オッズも200倍以上の低評価にもかかわらずジェンティルドンナやヴィルシーナと遜色ない走りを見せてくれたし、わずか0.3秒差に逃げ粘ったこの馬のレースは素晴らしかった。人気の無い馬でいかに見せ場を作るかというのもプロの仕事です。観客に少しでも期待させるレースを展開すれば、たとえ馬券が外れても納得するものです。今回の小牧騎手はプロらしい好騎乗だったと思います。とても印象に残るレースでした。勝ったジェンティルドンナの末脚も、ヴィルシーナの粘りももちろん凄かったけれども、見せ場は最後の100mだけで、レース全体として見れば脇役だったような印象の秋華賞でした。

ちなみに今回掲示板に載った騎手の3人が地方出身騎手です。特に岩田騎手は今年G1を5つも獲って、地方出身騎手のレベルの高さを証明しています。今回のレース展開は3人3様でしたが、それぞれ見せ場を作ってくれました。でも今回は、小牧騎手が私の中では一番でしたね。

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