キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

本「競走馬の科学」

2012年06月26日 | Book

馬券に絡まないかもしれない競馬の知識。
JRAの競争馬総合研究所による競争馬の生態やレースを科学的に分析し解説した本。純粋に競馬という競技を楽しみたい人向けで、競馬の興行については触れられていない。馬という動物に興味があり、その生態や競馬という競技との科学的な関係について書かれた本なので、純粋に競馬を楽しみたい人には面白い内容だが、競馬をギャンブルとして考える人にはつまらないかもしれない。
それでも競馬を楽しみとするのであれば、一読しておく価値があると思います。 競馬が好きなのに、馬の生態を知らないのは恥かしいことですから。


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2012年 宝塚記念(G1)

2012年06月24日 | Horse Racing
今年の宝塚記念は、オルフェーヴルの圧勝でした。

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【宝塚記念】2馬身差圧勝!オルフェ復活Vで5冠達成(スポニチアネックス)
「第53回宝塚記念」(G1、芝内2200メートル・晴良16頭)は24日、阪神競馬場11Rで行われ、池添騎手騎乗の1番人気、オルフェーヴル(牡4=池江厩舎、父ステイゴールド、母オリエンタルアート)が馬群を割って差し切り、ルーラーシップに2馬身差をつけて優勝した。勝ち時計は2分10秒09。天皇賞・春の惨敗から、見事に復活優勝を遂げた。(中略)
池添騎手は今年、高松宮記念に続き2度目のG1制覇。オルフェーヴルは春秋グランプリ制覇&5冠馬になり、世界制覇も視野に入った。
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前走の天皇賞で大敗したオルフェーヴルが復活するのかどうかが焦点だった今年の宝塚記念でしたが、結果はオルフェーヴルの圧勝でした。
下馬評では出来が7割という判断で、調教師はあまり自信が無いようでしたが、この馬自身は絶好調だったようです。レースでもこれまでのように掛かることもなく落ち着いていたし、枠順やレース距離、多少荒れた馬場状態というのは、この馬に最適な条件であったようです。とにかく他の馬がこの荒れた馬場で苦労する中、後続を寄せ付けない走りを披露しました。
これまでの負けたレースを見て、オルフェーヴルは本当に強い馬なのか、多少疑問に思っていたのですが、今日のレースを見る限り相当強い馬であることは間違い無いようです。
これで秋の凱旋門賞が楽しみになってきました。欧州の重い馬場にも苦労しないと思いますし、気性も良くなって、あとは騎手がどのようにコントロールするだけでしょう。大舞台に強い池添騎手に頑張って欲しいと思います。

ちなみに応援していたのは、フェデラリスト。見せ場無く終わってしまいました。
地方競馬から勝ち上がって頑張っていましたが、まだまだ力の差が大きいようです。

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本「玄人になる競馬術」

2012年06月19日 | Book

競馬に強くなるヒント。
競馬で勝つノウハウというのは、成功した人のものであり、真似したからと言って必ず上手くいくとは限らない。成功体験も過去のものであって、将来も上手く行くわけでもない。本のノウハウを参考に、実際のデータでシミュレーションして、自分のスタイルを考えるほうが面白いと思う。
このような本は数多ありますが、あくまで見方のヒントとして考えるべきだろう。


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テイエムオオタカ残念

2012年06月18日 | Horse Racing

昨日の福島メインにオオタカが出てました。2歳の秋から応援している私の贔屓馬です。
結果は、またもや2着でした。まあ今回はスタートが悪かったことが敗因で、前半に脚を使ったせいか、ハナには行けたけど、直線で先に行かれてしまい、1馬身差で負けてしまいました。よく頑張っているんだけど、勝ち運に恵まれないです。(泣)
今回勝った馬は斤量が6KGも軽くて、直線の加速が一枚上手でした。斤量は追い出した時の加速力に影響します。スタートが遅れたように見えたのも、多分斤量の差によるものでしょう。でもまあ、ハンデ戦に参戦したということはそれも含めて勝てる見込みがあったからで、それがレースというものです。
しかし、フジテレビは一番人気のオオタカは全く無視。話は差し馬のことばかり、、。差し馬は勝つと強く見えますから、逃げ馬より応援したくなるのでしょうね。今回のオオタカは、あの軽ハンデ馬以外の差し馬は全部やっつけたのに、レースに勝てなくてとっても残念でした。
ちなみにフジで初めてwin5の予想が的中したそうです。なのに、そのWIN5馬券を誰も買ってなかったらしい。全国番組で予想するならケチらずに買えよと言いたくなりました。買わないで当てた人ならたくさん居ます。ここにも。(笑)
予想が当たったと大喜びしてたけど、これは当ったことになりませんね。


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本「サラブレッド・ビジネス―ラムタラと日本競馬」

2012年06月10日 | Book

90年代末の競馬業界事情について。 
英国ダービー、欧州競馬の最高峰である凱旋門賞など、わずか半年で3つのG1を制覇した名馬ラムタラが種牡馬として導入された頃の競馬事情を紹介している。著者はJRAの編集者からスポーツのフリーライターで、競馬の歴史や競争馬ビジネスの裏事情に詳しい。
この本では、欧州での競馬の成立から競争馬の取引の歴史、日本競馬の歴史と今後についても併せて解説している。
競馬には、庶民が親しんでいる賭けの対象としての競馬のほかに、出走させる側にも名誉と賞金獲得の対象としての競馬がある。生産者にとっては、競争能力の高い馬を獲得するために、良い種馬を導入して繁殖させることが最も効率的な方法であり、その取引がサラブレッドビジネスと呼ばれている。この本は90年代末に書かれたこともあって、当時のビジネス状況を解説しているが、今となってはやや内容が古い。当時、タイトルにあるラムタラが購入されたばかりで、今後への期待の言葉も書かれている。しかし結局、3000万ドルの高額で購入したにもかかわらず、子孫は期待したほどの成績も残せず二束三文で買い戻されたようだ。サラブレッドビジネスも賭けに近いものがあって、良い種馬から優秀な子孫が生まれるとは限らない。その難しさは、この本が出た後の現実が示しているように思う。


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本「馬を走らせる」

2012年06月08日 | Book

小島太調教師による「競馬人の日常」について。
小島太調教師による「馬を走らせる側の当事者」の日常についての本。厩舎の運営は、調教師の考え方が大きく反映されており、馬の調教やレースの選び方が厩舎によって異なっています。この本では、小島厩舎の馬に対する考え方や接し方、管理、調教から騎手との関係や、レースの内容まで幅広く紹介しています。小島調教師の率直な意見や考え方が書かれていて、興味深い。
小島厩舎のマンハッタンカフェは素晴らしい馬でしたが、現在も種牡馬として良い成績を収めています。この馬とのエピソードが最後に書かれていて、彼の馬に対する愛情の深さがよく表れています。今後の活躍に期待したいと思います。


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2012年 安田記念(G1)

2012年06月04日 | Horse Racing
今年の安田記念は、ストロングリターンが優勝しました。

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ストロングリターン優勝…安田記念(毎日新聞)
競馬の第62回安田記念(G1)は3日、東京競馬場の芝1600メートルに18頭が出走して行われ、福永祐一騎乗のストロングリターンが、中央競馬レコードの1分31秒3で優勝した。2着はグランプリボス、3着にコスモセンサーが入った。
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本命馬不在の混戦レースが予想された今年の安田記念ですが、レースでも最後の1ハロンまでどの馬は勝つか判らない激しい展開で、2番人気に支持されていたストロングリターンが、最後の100mで抜け出して勝利しました。また、2着はグランプリボス、3着にコスモセンサーで、それぞれ13番人気と15番人気の馬が上位入着を果たしました。勝ったストロングリターンは自分のペースを守り、中盤の位置取りも良く、良い馬場を走って勝利をものにしました。先週のダービーで勝てなかった福永騎手もこれで少しリベンジできたでしょう。
今年の安田記念はJRAレコードということで、大変レベルの高いレースだったと思います。しかしながら、顔ぶれを見るとG1馬が何頭もいるのに結果は何だか地味な印象でした。これは人気のG1馬が速いペースについて行ってバテテしまい、実力を発揮できなかった(これも実力ですが)ことがあるかもしれません。最近の競馬は実力が拮抗しているので、人気が下位であっても侮れない感じがします。展開次第で、どの馬にもチャンスがあります。アナ党にとっては、面白い時代になってきたのかなと感じています。(どの馬も実力が拮抗するとアナ馬探しも大変かも)

ちなみに応援していた逃げ馬シルポートは、今年も12着と残念な結果でした。昨年以上の良い走りで期待しましたが。周りにマークされてペースが早くなり過ぎました。いつも最後の1ハロンで沈んでいくのがちょっと悲しい。展開が向かないとなかなか勝てないですね。でも、いつかG1獲って欲しいと思いながら応援しています。

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