キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

イチロー200本安打途切れる

2011年09月30日 | Baseball
イチロー選手の200本安打記録が途切れました。

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イチロー、184安打で終了=200安打に16本届かず―米大リーグ【シアトル時事】
米大リーグは28日、各地でレギュラーシーズン最終戦が行われ、マリナーズのイチローはアスレチックス戦に1番右翼で出場し、3打数無安打だった。今季184安打で日程を終え、11年連続の年間200安打は16本足りず達成できなかった。打率も2割7分2厘で、日本のオリックスで1軍に定着した1994年以来、日米通算で初めて3割を切った。
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イチローの連続200安打記録が途切れました。
日本ではニュースになっているこの記録も、アメリカではほとんど話題にはなっていないようです。というのも、連続200本安打は偉大な記録ですが、あくまでイチロー自身の目標とする数字であって、大リーグの打者が目標としている数字ではないからです。だいたい首位打者や打点王、ホームラン王のような公式記録とは違って、200安打賞というものは無いし、大リーグには200安打を記録する選手が毎年何人も居るわけですから。
200安打は確かに区切りの良い数字ですが、250安打にするとイチローは一度しか達成していないわけで、ハードルが高すぎる。150安打にするとイチローより長きに渡って達成している選手がたくさん居ますから、記録としての価値が下がる。なので、イチローとしては200安打という数字を目標にしているということでしょう。今年は200安打は達成できなかったのですが、180安打はクリアーしています。これだと11年連続ですから、来年からは180本安打記録の継続に向けて、頑張って欲しいと思います。
個人的にイチローの記録で価値があると思うのは、262本の最多安打記録と2回の首位打者、1回の盗塁王の記録です。これはMLBアメリカンリーグ全プレイヤーの頂点であり、200安打よりもはるかに誇れる記録だと思います。

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F2戦闘機生産終了

2011年09月27日 | Photo (&Aviation)
F-2戦闘機の生産が終わりました。
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三菱重工のF2生産終了。国内戦闘機製造は空白に(MSN)
三菱重工業が米国と共同開発した航空自衛隊の主力戦闘機F2の生産が終了し、同社小牧南工場(愛知県豊山町)で27日、最後の受注機を引き渡す「完納式」が行われた。F2は平成12年の1号機納入以来、計94機で生産終了となり、昭和31年に始まった戦後の国内の戦闘機生産は、次期主力戦闘機(FX)が決定するまで途絶える。
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次期主力戦闘機が決まらないまま、国産戦闘機の生産が終了しました。
当初の計画では、F-2は141機の調達の予定で、この中にはブルーインパルス用の11機も含まれていたようです。しかしその後の開発の遅れと価格高騰により、最終的に94機まで減らされてしまいました。機種選定でアメリカとの政治的な駆引きの道具にされたり、開発中に技術的な問題が発生したり、いろいろ話題の多い機種です。最近では、東日本大震災の津波に18機が撃墜されてしまい6機を復旧させるそうですが、それを含めても結局82機しか残らないことになります。
今回の生産終了で戦闘機生産の空白期間が長くなると、工場の生産ラインの確保や人的資源の維持が難しくなると思います。三菱重工と航空雑誌のネタ不足解消のためにも、次期FXと生産ラインの活用を早く決定して欲しいですね。

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F1シンガポールGP

2011年09月26日 | Sports
レースは、イタリア同様ヴェッテルの独走でした。
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F1シンガポールGP、ベッテルが独走Vも戴冠ならず。
バトン2位、可夢偉は入賞逃す

2011年F1第14戦シンガポールGPは現地時間25日20時よりマリーナベイのストリート・サーキットで61周の決勝レースが行われ、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが今季9勝目を挙げた。
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ライバル不在で、フェラーリ時代のMシューマッハのような先行逃げ切りの安定したレース運びでした。ヴェッテル時代の到来です。
今回も、Mシューマッハがクラッシュするまではなかなか面白かったのですが、クラッシュ後のリスタートでヴェッテルが逃げて、いつもの展開になってしまいました。競馬の逃げのレースはとても面白いのですが、F1の場合はとっても退屈です。唯一、バトンが頑張って2位になって、チャンプ決定を阻止してくれたのが救いです。バトン、日本のファンのために頑張ってくれてありがとう。
でも日本GPでチャンプ決定でしょうね。鈴鹿でチャンプ争いが終わるのは、寂しい限りです。残りのレースは消化試合ですね。

小林可夢偉は、予選失敗、ピットタイミングのミス、青旗無視でペナルティとなり、散々な結果でした。彼は、予選でコースの縁石に乗って失敗しましたが、過去にもカナダで同じような失敗をしています。縁石でバランスを崩すことが多く、もしかすると苦手意識があるのかもしれません。
また、ピットインのタイミングもベルギーに続いての失敗です。いつもセーフティカーが入ると順位を落とす傾向があります。今年はそのあたりの判断が上手く行かないようです。
フリー走行では上位に食い込んでいたので、今回のレースは大いに期待しましたが、どうも歯車が噛み合わないような印象でした。僚友のペレスのほうが上手く立ち回ってポイントを獲得し、チーム内でちょっと立場が逆転しつつあるような感じです。
まあ次の日本では、気を取り直して頑張って欲しいですね。

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9月25日 競馬ニュース

2011年09月25日 | Horse Racing
今日の競馬の話題とコメント。

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・三浦皇成 ほしのあきとの結婚を発表
 若手のホープも、遂に押し切られてしまいました。お幸せに。

・1番人気ダブルオーセブンが快勝/盛岡・OROカップ
 5/7東京のレースに参戦していた時に見た記憶があります。
 印象的な名前なのでよく覚えています。地方のレースで頑張ってますね。
 またJRAに是非参戦して下さい。応援しますよ。

・女傑フクイズミが連覇達成/ばんえい・岩見沢記念
 いつか北海道に行ったら、ばんえい競馬が見てみたいです。
 馬の大きさに圧倒されるかも、、。

・リネンハイブリット初重賞制覇/佐賀・ロータスクラウン賞
 一昨年に行った佐賀競馬の重賞レースです。
 重賞で1着賞金180万というのは少ないように思います。
 JRAは未勝利戦でも、もっと賞金が高いですのですが、その分ハードルが高いのは
間違いないでしょうね。
そういう意味では、この額は妥当なのかな。

・【オールカマー】盾制覇へ弾み アーネストリー貫禄V!
 さすがに宝塚記念を勝った馬だけあって、余裕の勝利でした。
 人気を背負っても、きっちり結果を出す佐藤哲三騎手の上手さを感じます。
 今年の凱旋門賞には間に合わなかったようだけど、もう一つG1を勝って
是非海外に挑戦して欲しいですね。

・【神戸新聞杯】オルフェーヴル圧巻V!3冠へ好発進
 文句なしに強かった。馬場の状態、相手に関係ない強さは本物のようです。
 もし負けるとしたら騎手でしょうね。
怖いのは怪我と騎乗停止になることくらいでしょうか。
 それが無ければ、今年の池添騎手が騎乗する馬は、牡馬も牝馬も強力なので、
とても幸せな1年を過ごせそうです。

・的中2,727票で配当金は37万円/WIN5
 5-4-8-1-1番人気で決着。札幌では波乱があったものの、概ね人気馬で決まりました。
 WIN5もこのあたりが当て易くて配当も期待できるバランスの良い金額なのかも。
 まあ、みんなが期待する2億円にはほど遠い額ですが、、。
 

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コウエイトライ引退

2011年09月23日 | Horse Racing
JRA牝馬最高齢出走記録を持つコウエイトライが、先週のレースを最後に引退しました。
年齢を感じさせない走りで頑張った"名ジャンパー"ですが、さすがに歳には勝てなかったようです。

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牝馬最高齢出走“名ジャンパー”ついに引退
19日の阪神ジャンプS(5着)で自身の持つJRA牝馬最高齢出走記録を更新したコウエイトライ(10=山内)が、22日付で競走馬登録を抹消した。 昨年9月の阪神ジャンプSでグランドマーチス、バローネターフ(共に7勝)を上回るJRA障害重賞最多の8勝を樹立した名ジャンパーだった。通算成績58戦12勝(うち障害は34戦11勝)。獲得賞金4億7780万円。鹿児島県鹿屋市の伊東牧場で乗馬となる予定。
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この馬は鹿児島県産のオペラハウス産駒ということもあり、何となく身近に感じて応援してきました。レースでは、いつもスタートから先頭に立ち、障害を低く速く飛ぶ飛越の上手さとスタミナを兼ね備えたとても魅力的な馬でした。
ここ一年も良いレースを続けていましたが、上位には来てもなかなか勝てなくなっていましたので、引退は時間の問題かなと思っていました。
ちなみに彼女の戦歴を見ると、平地レースは23レース走って勝率4.3%であったのに対し、障害レースは34レースで勝率が32.4%、2着までが58.8%、3着内だと61.8% という結果で、重賞を8回も制覇しています。障害の適性を如何なく発揮して、約8年もの間走り続けたコウエイトライ。本当にお疲れ様でした。
今後は故郷鹿児島で乗馬になる予定とのことで、帰省したら会いに行きたいですね。


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アメリカの人工衛星落下

2011年09月22日 | Photo (&Aviation)
アメリカの人工衛星落下のニュースが流れています。

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米国衛星「UARS」が23日に燃え尽きず落下?文科省が公式Facebookで情報公開
文部科学省は、米国の衛星「UARS」の落下情報について、ホームページおよび公式Facebookに情報を公開しはじめている。
米国航空宇宙局(NASA)が、上層大気調査衛星「UARS」が大気圏に再突入するとの発表を受けてのものだが、問題は、その際、大気圏で衛星が燃え尽きず、日本を含む世界中の広い地域で、一部の破片が地上に落下する恐れがあるとされていることだ。広い地域とは北緯57度~南緯57度までで、人に障害を与えるリスクは1/3200としている。
22日現在のUARSの高度は195kmから210km。衛星の再突入は、23日(米国東部夏時間)になると予測されいるが、再突入の時間と場所を予測するには時期尚早ともしており、未だ明確ではない。 《RBB TODAY》
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とても気になるニュースですが、マスコミでもあまり報道されてないようです。
記事にある「人に障害を与えるリスクが1/3200」というのも、どうも判りにくい。3200人に1人が何らかの障害を受ける可能性があるのか、該当する北緯57度~南緯57度の地域の1/3200の面積に住む人に障害を与えるのか、ハッキリしない点が問題です。
そのあたりが曖昧なので、マスコミもその危険性をイメージできないのではないかと思います。
これまで何度も人工衛星は落下しており、幸い重大な事故になったことはありませんが、今回の1/3200というのは地球上の全人口で考えるとかなり大きな数字だと思います。日本時間24日未明に日本上空を通過するという情報もあり、気になっています。
この日は何事も無く朝を迎えられれば良いのですが、、。

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本「ニッポンの小説」

2011年09月20日 | Book
ニッポンの小説 高橋源一郎著
日本の小説に対する根源的な問いについて。
文学とは何か、小説とは何か、言葉とは、意味とは。

世の中には数多くの小説があって、いろいろな読まれ方がされているが、現代の小説は真剣に向き合って読まれるものではないらしい。雑誌の片隅にひっそりと掲載され、気が付かないような小説もある。
小説のテーマとして、よく「死」が取り上げられる。子供は「死ぬと何も残らない」と認識していて、その意味をよく知っている。しかし大人になるにつれ、「死」は意味を持ち、小説の中には死んだ人が様々な形で登場する。(記憶の中だったり、スピリチャルな形だったり) 大人の世界における「死」は、生きている人に影響を与える。大人はそう考えるというのは面白い考察だった。
また文脈の繋がりの無い素人小説の事例や昔の小説家が書いた文章が、現代の読者には、いかに無意味なものかという面白い事例を挙げている。言葉にしても時代背景にしても、共感できるものが無くなると小説は読まれなくなる。

とにかく小説の本質が、この100年でどのように変化してきたかを、様々な事例を挙げて著者の考えを述べていますが、正直、面白いけれどやや読みにくかった。著者がこの本で言いたかったことが、自分には少ししか理解できなかった。また日を改めて読み返してみたいと思う。

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Facebookの行方

2011年09月19日 | Current news
Facebookの今後についての記事がありました。

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Facebookは落ちぶれていく?(MSN)

Facebook は、次の Yahoo となる
Facebook が驚異的な成功を収めていることはいまさら言うまでもない。7億5,000万もの利用者を抱えるソーシャルサイトは、失敗という言葉とは無縁に見える。だが、それは間違っている。よくよく見てみれば、Facebook のやってることは間違いだらけだ。他社を真似ただけのサービスの立ち上げと閉鎖を繰り返している。最近ではついに後発の SNS、Google+ の模倣まで始めてしまった。 (japan.internet.com)
(以下、面白い記事でしたが割愛)
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とりあえず今年の初めからFacebookを使っています。
Facebookは、自分を積極的にアピールしたいビジネスマンや企業家にとっては、なかなか魅力的なツールです。本名での登録が基本のため、旧友や連絡が取れなくなった友人を発掘するツールとしての利用価値もあるし、企業広告としても使われています。
でもこれまで半年ほど使ってみましたが、そろそろ飽きてきました。
登録している友人が会社や学校の友人に限られていることもあって、話題の大半が美味い料理の話、どこへ行った、写真を撮った、イベントに参加したという記事が毎日入ってくる程度です。まあ日常の話題というのはそういうものですが、毎日だと読む気が起きなくなってしまします。またコメントしたくても、本名だとなかなか本音は書けないし、せいぜい「イイね」ボタンを押すのが関の山です。
中には、知りたくもないシモネタの話題を投稿したり、勝手にグループ登録して仲間に巻き込んだり、ネット上の「友人獲得競争」に励んでいる人もいます。自分の経歴や多趣味を誇示する人もいます。ある意味、Facebookの使い方でその人の人間性がよく判ります。そういう意味ではとても面白いし、使い方は個人の自由ですから、本人が良ければそれで良いと思います。
今回の記事を読むと、Facebookもちょっと迷走気味で、今後の発展性には限界があるそうです。確かにそれは実感として強く感じます。
まあせっかく作った便利なツールですから、名刺代わりに名前だけ登録して誰かがアクセスしてきたら交流するという程度でいいのではないでしょうか。
ブームが終わっても、しぶとく生き残って欲しいものです。

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NASA新型ロケット SLS

2011年09月17日 | Science/Technology
NASAから新型ロケット計画が発表されました。

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スペースシャトルの後継ロケット  NASAが発表
米航空宇宙局(NASA)は14、7月に退役したスペースシャトルの後継となる新型ロケットの開発計画を発表した。翼があり、再利用が可能なシャトルと異なり、アポロ宇宙船を月に運んだロケットと同じ使い捨て型で、「宇宙発射システム」(SLS)と名付けられた。 オバマ大統領が推進する地球に近い小惑星や火星の探査に使う計画で、2017年に無人の試験飛行を目指すとしている。 また、宇宙飛行士を運ぶ次世代有人宇宙船は、米航空宇宙大手ロッキード・マーチンの「オリオン宇宙船」を基に開発すると発表した。NASAのチャールズ・ボールデン長官は14日、「NASAだけでなく、米国にとって偉大な日となったと思う」と語った。(NASA提供)
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つい数年前にも似たような計画(コンステレーション計画)がブッシュ大統領から発表されましたが、オバマ大統領がそれを中止し、また新たな計画として今回の発表になりました。スペースシャトル以降のアメリカの有人宇宙計画は、方向性が見えないままのようです。アポロの時代は国家事業として、多くの国民の支持を受けていましたが、現在の宇宙計画は経済性も重視され「費用対効果」が求められるようになっています。単なる夢の実現よりも、何らかの成果が求められるので、NASAも予算獲得に苦労しているように見えます。この計画も経済情勢によって、また変化があるかもしれません。

スペースシャトルは斬新なデザインで就役時には明るい未来を予感させましたが、信頼性の問題で結果として2度の事故を起こしてしまいました。今回のロケットのイラストを見ると、アポロ宇宙船に補助ブースターを付けただけの平凡なデザインです。スペースシャトルの教訓から、信頼性と経済性を重視するとこの形がベストという結論になったのでしょう。
しかし、子供の頃にアポロの月着陸を見てから40年以上経って、またアポロのようなロケットに戻るとは夢にも思いませんでした。この計画が上手く行って、2020年代には有人ロケットが打上げられると、このロケットはおそらく数十年は使われることになります。自分の人生で見られる最後の?最新鋭ロケットが大昔と変わらないデザインだと少し悲しい気分になりますが、それでも宇宙計画があるだけで幸せなのかもしれませんね。


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本「厩舎物語」

2011年09月14日 | Book
1980年代末頃の大井競馬場の舞台裏。
華やかな中央競馬と違って、少ない競争馬資源で興業を行わなくてはいけない地方競馬には、いろいろな制約が多く、厩舎で働く厩務員の仕事や生活も大変だったようです。このルポは今から20年以上前のものであり、現在がどうなのかは判りません。しかし厩舎で働くということは、馬という生き物が大好きで世話をすることを苦にしないことや、その馬がレースで好走することに喜びを感じる人でないと続かない世界であることは、今も変わらないと思います。
この本では、そういう地方競馬に関わる人たちを描いています。
地方競馬は現在衰退しつつあります。中央競馬とは違って、なかなか判りにくい地方競馬の裏事情や厩舎運営、厩務員の生活などとても興味深い内容でした。
名馬物語として登場するのは、80戦以上走って1勝しかできなかった普通の馬、ダイキヨヤングの物語です。最初はどこが名馬なのかと思いましたが、厩舎のために黙々とレースで走り続け、勝てなくても多少なりとも賞金を稼いで厩舎を助ける手の掛からない大人しい馬は、厩舎運営には有り難い存在であったようです。時間が経って彼と関わる厩務員との間には、信頼感とか愛情みたいなものが芽生え、彼を特別な存在として見るようになる。レース中の事故で逝ってしまったこの馬と厩務員たちの様子が、著者には印象深かったのかもしれません。
競争馬が経済動物と言われるようになったのは、昭和40年代頃からなのだそうですが、馬の世話をする人にとっては、そういう言葉で片づけてしまうのには抵抗があると思います。
競馬を楽しんでいる自分も、この本を読んでみて、競馬に対する見方が変ったように思います。レースで負ける馬にも「一頭の馬」としての人生があり、大切な存在として価値を認めてあげなくてはいけない。馬と厩務員たちの努力があって、競馬というレースが成立しているということを忘れてはいけないと思いました。

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イチロー 連続200安打記録の終り?

2011年09月13日 | Baseball
イチローの連続200安打記録も終わりの時を迎えようとしています。

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イチロー 残り試合すべて2安打ずつでも届かず(スポニチアネックス)
 マリナーズのイチローは12日、シアトルでのヤンキース戦に「1番・右翼」で出場し、5打数1安打1打点だった。内容は左飛、右前打(打点1)、中飛、空振り三振、三ゴロで、打率は2割7分4厘。チームは3―9で敗れた。
 大敗での最後の打者はイチローだった。6点差の9回2死走者なしで詰まり気味の三ゴロに倒れた。5打数1安打に終わり、200安打にはあと31本。残り15試合すべてに2安打以上でも200本には届かなくなった。
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今年の春の大不振から結局立ち直ることなく、イチローの記録が途絶えそうです。
でも個人的には、年間200安打はイチロー自身の拘りであって、記録的にはあまり価値が無いと考えています。(他の大リーガーは200安打はほとんど気にしていないし、年間記録にも残らない。) なので、別に途切れたからと言って騒ぐことでも無いのですが、マスコミとしては「ニュースとしての価値」があるようで、おそらく「200安打が不可能になった日」には大きく報道されることでしょう。もしかすると「イチローの200安打を振り返る」番組も放映されるかもしれません。(某N局で)
ファンとしては、これを機会に3番あたりで「チームに貢献する」イチローになって欲しいです。これまでのイチローは、「いつもチャンスを作るだけ」で、「チャンスをものにする」プレーが出来ていない。なので今後はイチローのランナーを返すバッティングが見たいです。オリックス時代もクリーンナップの経験があるわけだし、おそらく200安打に拘らなければ、良い3番バッターになれると思います。。。
まあファンの一人が熱望しても、最終的にそれを決めるのは監督なんですけどね。

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F1イタリアGP

2011年09月12日 | Sports
F1イタリアGP決勝は、ベッテルの圧勝でした。
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【F1イタリアGP】リザルト…ベッテル、112点差(レスポンス)
リザルト
1:ベッテル(レッドブル)
2:バトン(マクラーレン)
3:アロンソ(フェラーリ)
リタイア:小林可夢偉(ザウバー)

ドライバーズ・ランキング
1:ベッテル(レッドブル) 284
2:アロンソ(フェラーリ) 172
3:バトン(マクラーレン) 167
11:小林可夢偉(ザウバー) 27
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イタリアGPが行われましたが、ベッテルが安定感のあるいつもの走りで優勝。小林可夢偉はリタイヤでした。見所はMシューマッハが全盛期のような走りを披露して、見せ場を作ったことくらいでしょうか。
今回のレースが欧州最終戦になりますが、来月の日本GPを前に、今年のF1も終わった感じがします。ベッテルのリードは圧倒的で、計算上は逆転できても現実には逆転は不可能でしょう。
残りのシーズンの焦点は、各レースの表彰台争い(但し、1位はベッテルの指定席?)とランキング2位争いです。こちらは多少盛り上がりそうな感じです。ベッテルが次のシンガポールでチャンピオンを決めたら、勝ち抜けでサッサと早い年末休暇に入って頂いて、残りのドライバーによるランキング2位争いを盛り上げてくれるといいんですけどね。




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サマースプリント最終戦 セントウルS

2011年09月11日 | Horse Racing
サマースプリント最終戦セントウルSは、エーシンヴァーゴウが勝ちました。

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【セントウルS】エーシンヴァーゴウ混戦を制し“夏の女王”へ!(サンケイスポーツ)
 第25回セントウルS 2番人気の田辺裕信騎乗エーシンヴァーゴウ(牝4歳、栗東・小崎憲)が2番手でレースを進め、直線でしぶとく伸びると、馬群を縫って猛追した香港馬ラッキーナインをアタマ差抑えて優勝。タイム1分8秒5(良)。さらに1/2馬身差の3着に1番人気ダッシャーゴーゴーが入った。なお、4位入線のグリーンバーディーは4コーナーで急に外側に斜行したため、14着に降着した。
 テイエムオオタカがレースを引っ張る中、終始折り合い良く2番手を進んだエーシンヴァーゴウ。直線を向くとラッキーナイン、ダッシャーゴーゴーらとの追い比べを繰り広げると、ゴール前グイっと伸びたところがゴールだった。 この勝利でサマースプリントシリーズの通算ポイントを26としたエーシンヴァーゴウは、ポイントトップを走っていたカレンチャン(20ポイント)を逆転。見事にシリーズ優勝を成し遂げた。
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今年の夏のスプリントは、やはり4歳牝馬が強かったようです。
応援していたテイエムオオタカは、好スタートから直線の坂の手前まではトップをキープしていましたが、坂を登ったところで力尽きてしまいました。いつもの直線の伸びがいま一つで、多くの馬に競り掛けられて失速したようです。久し振りの坂がきつかったのかな。今回は、体重を大きく落としてパドックでも"ちょっと疲れ気味?"という感じでしたから、強豪相手に7番人気で0.2秒差の5着は、まあ納得できる結果でしょう。
しかし、この夏2ヶ月間で北海道から九州、阪神まで日本中を遠征して廻り、札幌でカレンチャン、北九州と阪神でエーシンヴァーゴウなど、古馬と僅差の勝負を演じて結果を残したわけなので、よく頑張ったと思います。でも、そろそろ休養が必要かもしれませんね。
今年のサマースプリントは結局勝てなかったけれど、まだ3歳ですからまた来年に期待したいと思います。



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2011/9/8 厚木基地の風景

2011年09月10日 | Photo (&Aviation)
コンデジは、広角で撮りたい時や面白い写真を撮りたい時には大変便利です。



HDR機能を使えば、印象的な風景写真が撮れます。日没とともに、この日の撮影は終了。



天気も良くて、終日多くの機体が飛んでなかなか楽しめる一日でした。
夕暮れの公園も気持ちが良くて、また気晴らしに出掛けてみたくなりました。


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2011/9/8 厚木基地航空機

2011年09月10日 | Photo (&Aviation)
他にもいろいろ飛んでいました。


こちらは、コンデジで撮影した写真です。
着陸機はわりと撮り易いのですが、画質はコンデジですから、、。


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