キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

WBC山本監督の話題

2013年02月27日 | Baseball

いま一つ盛り上がらない今年のWBCですが、こんな記事がありました。

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WBC3連覇を阻むのは「ボキャブラリーが貧困」な山本監督?〈週刊朝日〉
 土壇場でイチローが勝ち越し打を放ち、ダルビッシュが抑えて連覇――。4年前の決勝、歓喜の瞬間は記憶に新しい。第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が、3月2日に開幕する。侍ジャパンには3連覇の期待がかかるが、4位に終わった北京五輪の二の舞いを危ぶむ声も漏れてくる。(中略)
 野球解説者の江本孟紀さんはこういう。「ネックは首脳陣に現役の監督、コーチがいないことです。第1回の王貞治監督、前回の原辰徳監督は現役で、選手との間に連帯感が生まれやすかったですけどね。今回は現場を離れている分、厳しい状況になったとき、首脳陣がガチガチになりかねない。その結果、選手にプレッシャーをかけてしまうと最悪です」。
 山本浩二監督にはリーダーシップを期待したいところだが、過去2度のWBCで日本代表に密着取材してきたスポーツライターは辛口だ。「王さんも原さんも、言葉で選手の心をつかんでしました。でも浩二さんにはそれが皆無。ボキャブラリーが貧困で、話の中身がない。求心力もない。そもそも帽子が似合ってないです」
 帽子のことまでボヤきたくなるほど、物足りないということか。
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WBCのチームを引き受けた山本監督を見ていると、確かに試合の時の存在感が無い印象があります。自由放任主義なのか選手と言葉を交わす姿も見ないし、ただ監督としてそこに居る感じです。親善試合も壮行試合もパッとしない結果で、それを見ていると監督の采配に不安もあります。
でも、大事なのは本番ですからね。
今は、どのような戦略で行けば勝てるのかを試行錯誤している段階と見たほうが良いでしょう。結果が出なかったら、また次の戦略を考えればいい。
今回のチームは、日本で一流の能力を持った選手達を選んでいるわけだし、今はシーズン前の「休みボケ」もあるわけですから、大会が始まれば本気になって頑張ってくれるでしょう。

しかしこの記事を読んで中身の無さに驚きました。
日本でも大リーグでもボキャブラリーが貧困な監督なんて沢山居るわけだし、それでも彼らは結果を出しています。帽子が似合うかどうかというのも記者の好みの問題で、この記事は山本監督の事を面白可笑しく書いているだけで、何の意味も無い。もし予想に反して、山本JAPANが勝ち進んだら「ボキャブラリーが貧困で帽子が似合わない監督が良い監督」ということになってしまいますよ。


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本「カラヤン帝国興亡史」

2013年02月20日 | Book

中学生の頃、初めてカラヤンのレコードを買った時には、遂に一流の指揮者による演奏を手に入れたと感激したものでした。それはベートーヴェンの交響曲第7番で(「のだめ」でよく聞く音楽です)、家にあったモジュラーステレオで何度も聞いた覚えがあります。レコードには、暗黒の空間に目を瞑って指揮棒を握るカラヤンのポスターがオマケで付いてきて、自分の部屋にカラヤンを飾る喜びを感じたものでした。この本によると、カラヤンは本番のコンサートの前のリハーサルでレコードの為の録音を行っていたそうで、私が聞いた素晴らしい演奏は、ベルリンフィルの能力の80%ほどの力しか発揮していないそうです。今となっては、本番の演奏はどれほど素晴らしかったのか知る由もありませんが、、。
この本では、カラヤンが戦後の音楽界を席巻し挫折するまでの歴史を紹介しています。若干年代が前後して読みにくい部分がありますが、当時の音楽界と人間関係、その中でカラヤンがいかに帝王として君臨したかがよく判ります。
カラヤンに興味のある方には面白い内容だと思いますが、もう少し日本との関わりについて詳細な記述があると良かったかもしれません。


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2013 フェブラリーS G1

2013年02月17日 | Horse Racing
今年最初のG1フェブラリーSは、3番人気グレープブランデーが勝ちました。
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【フェブラリーS】G1開幕!グレープブランデー鮮やか差し!
 中央競馬の13年G1開幕戦「第30回フェブラリーS」(ダ1600メートル・晴良16頭)が17日、東京競馬場11Rで行われ、浜中騎手が騎乗の3番人気、グレープブランデー(牡5=安田厩舎)が直線、鋭く差し切って快勝。11年の交流G1ジャパンダートダービー以来となるG1タイトル奪取となった。勝ち時計は1分35秒1。
2着はエスポワールシチー、3着はワンダーアキュート。
 レースはイジゲンが大きく出遅れ、タイセイレジェンドが先頭、2番手にエスポワールシチーがつけた。カレンブラックヒルは3番手追走。
 最終コーナーから直線に向くと、エスポワールシチーが抜け出し後続との差を広げるが、中団の内で脚をためていたグレープブランデーが急襲。エスポワールシチーを見事にかわし、ゴールへと飛び込んだ。
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今回のフェブラリーSは、昨年のJCダートG1を勝ったニホンピロアワーズや交流G1の覇者ローマンレジェンド、川崎記念のハタノヴァンクールなどが出走しないため、競馬評論家の予想も難しかったようです。7歳古馬対4歳馬の対決と煽る記事もありましたが、結果は、中段につけた3番人気の5歳馬グレープブランデーが、前で壁になった馬混みをうまく抜け出し、先行するエスポワールシチーを直線の残り50mでかわして優勝しました。騎乗した浜中騎手の手綱捌きの上手さを感じるレースだったと思います。
グレープブランデーは、一昨年に大井競馬場で行われたジャパン・ダートダービーで勝った時から知ってました。ただ去年はあまり活躍しなかったのでどうかなと思ってましたが、予想以上の強さを見せてくれました。
今回G1を獲ったことで、出走しなかった有力馬との今後の対戦が楽しみです。

応援していたのは、エスポワールシチー。最初にG1を獲った2009年から注目していますが、最近は先行しても沈むことが多く力の衰えを感じていました。でも今日のレースは素晴らしかった。この馬の持ち味を出して、最後まで粘り込んで2着に入りました。このレースで結果が良くなければ引退かなと思っていただけに、もう少し現役でやれそうな気配です。松岡騎手も今回は良くやったと思います。また、この馬がG1を勝つところを見てみたいです。

今年のレースで最も話題になっていたのが、芝のG1馬カレンブラックヒルです。初ダートがG1という難しいチャレンジで、しかも1番人気に推されましたが、結果は見せ場無く惨敗。直線でズルズルと沈んでいく姿を見て、筋肉ムキムキの強者に囲まれた"可憐な"少年という感じで、悲しくなってしまいました。
ダートは芝と違って地味な印象のレースです。過去にはアグネスデジタルやクロフネのように、芝馬が挑戦して勝てる事もあって、芝に行けない馬の格下のレースと思われがちでした。でも現在走っているダート馬の能力レベルは、芝馬を全く相手にしないレベルの高さです。カレンブラックヒルの挑戦は、そのことを証明する結果となりました。いくら能力があっても馬場への適性が無いと勝てない時代のようです。
ただ現在の競争馬の状況を知らしめる意味で、この挑戦は価値があったし、この経験が今後に生かされることを期待したいです。

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東京競馬 13/2/16の結果

2013年02月16日 | Horse Racing
快晴の良い天気。富士山もよく見えて、絶好の競馬日和と思いきや、気温が極端に低く、且つ寒風が強く吹き体感温度は零度以下。。。凍えました。

この日は割と堅めのレースが多かったけれど、前日の飲み会で帰宅が遅かったせいで、五戦中のレースはともかく、午後の予想がいい加減。(先週もそうだった)結局3回当たりのみでした。
馬券は単勝1回、枠連2回の3回のみ的中で、回収率は93%。いい加減予想の割には、まあまあでした。

今週で府中のレースも終わりということで、場内の風景を写真撮影。

スタンドからの風景。富士山がよく見えました。


元競争馬の展示。セレスロンディー号は、ハンサムな馬です。


パドックの風景。写真では暖かい日差しに見えますが、
実は、強い寒風で凍える寒さでした。


レースは、寒さも風も関係なし。
薄い勝負服の騎手も、騎乗していても凍えていたでしょうね。


帰りは競馬仲間と反省会。勝っても負けても反省会。


このお気に入りの競馬場とも2ヶ月ほどサヨナラです。寂しいな。


スタンドに夕焼けが映えます。


帰りの通路にも夕日が差し込んで、良い雰囲気でした。


帰りの電車が待ってました。
また2ヵ月後に利用しますので、よろしく。





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本「これからの正義の話をしよう」

2013年02月14日 | Book

一昨年のベストセラーになったアメリカ・ハーバード大の人気講義本。多くのテレビ番組で紹介されて話題になった。ひととおり読んでみたが、様々な事例と解釈を提示され「正義とは何か」を考えさせられる。著者は本文中ではなかなか自分の考えを示さず、あなたはどう考えるかというスタンスで問うため、読んでいてとても疲れた。例えば、司法職にありながら犯罪者の弟をかばい続けた兄と、テロ実行犯の兄を通報した弟という極端な事例を出して、正義とは何かを考えさせる。普段の生活の中で、そういう極端な問題に遭遇することは少ないと思うけれど、この本を読んで正義に対する考え方をシミュレーションしておくことは有意義かもしれない。「正義」とは、個人の思い込みかも。一通り読んだだけでは理解できない部分も多かったので(ハーバード大生じゃないので無理です)また改めてじっくり読んでみたいと思う。


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本「ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争」

2013年02月13日 | Book

アメリカでは忘れられた戦争と言われている朝鮮戦争ですが、この本を読むと戦後の東アジアが成立するまでの政治状況と、その後のアメリカが介入したベトナムやイラクやアフガニスタンなどの戦争で苦戦した理由がよく判ります。
朝鮮戦争が起きたのは、太平洋戦争のわずか5年後なのですが、当時の米軍は第二次大戦を経験した兵士が退役して若返った後だったので、兵士のほとんどが経験不足でした。北朝鮮が破竹の進撃で、釜山の近くまで攻め込んだため米軍は参戦しますが、当初は戦闘で逃げる兵士が続出していました。軍隊(陸軍)というのは新陳代謝があって、兵士は常に入れ替わってますから、彼らのレベルを維持するのはなかなか難しい。朝鮮戦争に参戦したのは、韓国、英、オランダなどの連合軍でしたが、戦闘になると逃げてしまって任務を果たさず、少なからず当てにしていた米軍は大変だったようです。
マッカーサーや彼の取り巻きも、前の大戦で強い米軍を率いて優位に立った経験からか、作戦は机上の空論、武器の優位性や人種偏見から北朝鮮や中国を格下に見くびる態度、自軍の強さを信じた楽観主義が蔓延していたようで、中国参戦の気配や負け戦の情報が信じられない。現場の状況把握ができず、学校で教えられたような彼らの古臭い作戦で多くの兵士が犠牲になりました。結局、著者もマッカーサーやアーモンドの無能振りには辛辣です。
毛沢東は参戦を決意した時、米軍の核の使用を覚悟していて、数十万の犠牲は仕方ないと考えていたそうです。それは国家存亡の危機には、それくらいの犠牲が掛るという認識があったからで、百人単位の兵士の損失でも重大と受け止める米軍とはスケールが違ってます。もしマッカーサーが主張したように、数百万人の中国軍を相手に全面戦争していたら、おそらく勝てなかっただろうというのが筆者の考えです。
「朝鮮戦争」は、学校では全く教えられることのない戦争の歴史ですが、現代の軍事や政治にも通用する教訓があってとても勉強になりました。歴史の表舞台に出てこない兵士達の真実の声も織り交ぜて、朝鮮戦争での米軍の状況はよく判りました。でも筆者はアメリカ人であるせいか、戦場となった朝鮮或いは朝鮮民族への言及が少ないのが気になりました。この土地はもともと戦場ではなく、彼らの国だったわけですから。


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東京競馬 13/2/9の結果

2013年02月09日 | Horse Racing
前日の会社の組合イベントで帰りが遅くなったため、今日はいい加減予想で競馬を楽しみました。

午前8時半に家を出発。昨年買ったベートーヴェンのピアノ協奏曲集を聞きながら、新田次郎の「剣岳」を読んで競馬場に向かう。
電車の中では新聞を読んでいる人が多いけれど、自分の予想を競馬の先輩方に見られるのが恥かしいので、基本として新聞は競馬場まで開かない。気分を盛り上げるために、電車ではお気に入りの曲を聴くようにしている。この曲は競馬をやる時のテーマ曲になりつつある。
競馬場到着は、午前9時50分。すでにパドックの周回が始まっており、競馬仲間と合流。
午前中のレースは、ダートと障害。荒れると思って買ったら堅いレースで、堅いと思ったら大荒れで予想と結果がちぐはぐな感じだった。京都のレースに出ていたテイエムレンジャーが勝って、配当を頂いたのみ。今日も先行き不安。。。
昼は餡かけ焼きそば。こちらも最近のお気に入り。
午後は、5レース単勝とワイド、11レース枠連の3点のみ的中で、回収率52%。
8レース中5レースで1番人気が3着以内に来ていたので、これを軸に買っていればもう少し配当が良かったかもしれない。先週は荒れたレースが多かったので、人気を外したのが裏目に出た感じ。なかなか上手くいきませんね。

パドックの撮影風景。
記者席にはプロカメラマン?らしき人が巨大な望遠レンズを構えています。連写速度が凄くて、まるで機関銃のような音がします。そんなに撮ると撮った写真のチェックが大変でしょうね。


馬を撮影していると、他人の手にピントが合ってしまうことが多々あります。
すみません。その手を少し引いて頂けませんか。。。


この日のメインを買ったウキヨノカゼ。
最近はどこの国の言葉か判らない名前の馬が多いので、日本語の名前の馬が勝つとホッとします。よく頑張りました。でも騎手は外国人でしたね。







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13/2/8 東京湾 屋形船

2013年02月08日 | Topics & Diary

会社のイベントで、屋形船に乗ってきました。
凍えるような寒さで、こんな日に寒風が吹く東京湾に出て屋形船に乗るのもどうかと思いましたが、滅多に無い事なので行くことにしました。会社から片道1時間半、屋形船に2時間、帰路も2時間。移動だけで結構疲れて、屋形船のもんじゃ焼きはセルフサービスで、外にも出られず景色もよく見えずで、これなら近くの居酒屋のほうが良かったという人も居ました。
屋形船を楽しむならもう少し日が長くて暖かい日のほうが良いかも。


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戸崎騎手 JRA試験合格

2013年02月08日 | Horse Racing
大井競馬の戸崎騎手が、念願のJRA新規騎手試験に合格しました。
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戸崎9年越しの夢実現!「大井の名手」戸崎が中央へ(スポーツ報知)
 JRAは7日、2013年度の新規騎手試験の合格者(6人)を発表した。地方競馬のリーディングジョッキーで、中央のG1勝ちもある戸崎圭太騎手(32)=大井=が、見事に突破。3月から、「JRAの戸崎」として、全国のファンに“日本一”の手綱さばきを披露する。同じく地方からは、3月末で廃止になる福山競馬所属の岡田祥嗣騎手(41)が、9回目の挑戦で夢をかなえた。
 晴れ晴れとした表情に、安堵感と喜びが凝縮されていた。ようやく中央への扉を開けた戸崎は、“新人”らしい謙虚な言葉を並べた。「地方競馬で培ってきた技術が、中央でどれぐらい通用するか挑戦したかった。目標は作らず、ひとつでも上の着順を目指していきたい」(後略)
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騎乗実績からJRA騎手になっていても不思議では無い戸崎騎手ですが、騎手試験は難しかったらしく3度目でようやく合格しました。
時々府中や中山に騎乗していて、ダートは勿論、芝でも好騎乗を見せてくれます。実際、昨年の安田記念ではリアルインパクトでG1初優勝をする等実績もあるし、今後の騎乗に大いに期待したいと思います。
意味は違えど、同じ「地方出身」なので、、。

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本「シベリア追跡」 

2013年02月06日 | Book

大黒屋光太夫のロシア漂流を追う、シベリア横断の旅。
大黒屋光太夫のロシア漂流は、井上靖の「おろしや国粋夢譚」で読んだことがあります。三重から漂流し千島まで流されてロシア人に助けられ、帰国の許可を求めてシベリアを横断してサンクトペテルブルグの女王に会いに行きます。結局帰国が許されて北海道に送り届けられますが、日本では幽囚の身となって余生を送る実話です。
この本は、20世紀に生きる著者がその経路を追った旅行記です。大黒屋光太夫の記録には無い、生のシベリアの姿が伝えられてとても面白い。20世紀であっても、シベリアの厳しさは昔と変わらないのかもしれない。夏場の蚊の来襲に悩まされ続ける一行の記述がシベリアの過酷さを感じさせる。
シベリアを行くなら、やっぱり蚊に襲われないシベリア鉄道でしょうかね。"蚊酷な"旅は勘弁です。
ちなみに一行には、ロシア語翻訳家でエッセイストだった若い頃の故米原万里さんも参加していたようです。


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2013 スーパーボウル

2013年02月04日 | Sports

今年のスーパーボウルは、レーベンズが優勝しました。
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レーベンズ12季ぶりV 史上初の兄弟監督対決は兄に軍配
 米プロフットボール、NFLの第47回スーパーボウルは3日、ルイジアナ州ニューオーリンズのスーパードームで行われ、レーベンズ(アメリカン・カンファレンス=AFC)が34―31でフォーティナイナーズ(49ers、ナショナル・カンファレンス=NFC)を振り切り、12季ぶり2度目の優勝を果たした。
 レーベンズは最優秀選手に輝いたQBフラッコが前半だけで3TDパスを決め、第3クオーター開始早々のWRジョーンズのキックオフリターンTDで28―6とリードを広げた。停電による30分以上の中断後は49ersの反撃に遭い、第4クオーターに2点差まで追い上げられたが、FGで突き放した。
 史上初の兄弟監督による対決で、レーベンズは兄ジョン・ハーボー、49ersは弟ジム・ハーボーが指揮を執った。(共同)
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朝起きてテレビのスイッチを入れたら、スーパーボウルをやってました。
90年代にサンフランシスコ・フォーティナイナーズが強かった時代によく見ていましたが、名QBのジョー・モンタナが引退した後は、あまり見ていませんでした。今回は初の兄弟監督、フォーティナイナーズの復活ということもあって話題も多く、アメリカンフットボールの醍醐味を味わえる素晴らしい試合になりました。
前半はレーベンズの攻撃が面白いように決まり、第3クオーターのキックオフリターンTDが決まった時は、これで試合が終わったような感じでした。しかし、停電の中断の後はフォーティナイナーズの方に流れが変わり、レーベンズは防戦一方で2点差まで詰め寄られましたが、そこから粘り、攻守の駆け引きがあり、結果として時間配分を考えながら戦術を駆使した兄ジョン・ハーボーに軍配が上がりました。

この試合は、アメリカンフットボールのあらゆる戦術、意表を突いたプレー、時間戦略、流れを変えたミス等、いろいろな要素が含まれていて、特に後半が面白かった。
試合で鍵になったのは時間の使い方です。最後のレーベンズの攻撃は、どんなプレーをすれば勝ちに持ち込めるかという点だけに的を絞ったプレーで、基本となる陣地挽回のプレーではなく、ボールを持った選手が時間を使うために「逃げ回る」というプレーに徹したことが勝利に繋がりました。相手に反撃の時間を与えないことが、最大の課題で、それを達成するためのプレーを心がけたという事でしょう。
まあ、相手には狡賢いプレーに見えたかもしれませんが、ルールに従っている限りどんなプレーでも終わってしまえば不問にされるのがスポーツです。その点で兄の監督の方が一枚上手だったように思います。
とにかく、スーパーボウルの名に相応しい面白い試合でした。


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東京競馬 13/2/2の結果

2013年02月03日 | Horse Racing
前日の予報では、春の暖かさという事で薄着で出掛けました。
でも東京競馬場は風が吹いて寒くて、予報が間違っていたのでは?と思いましたが、午後は風も止んで日中は予報通りの暖かい一日でした。それでも夕方はやっぱり冬の寒さでした。

この日もやや荒れのレースが多く、特に午後の8~10レースは不人気馬が上位に来て大荒れでした。
馬券は、単勝2回、枠連1回の3回のみ的中で、回収率は93%。もうちょっと当たって欲しかった。

単勝20倍をプレゼントしてくれた蛯名騎手とアルヴェロン。ありがとう。


帰りは正門から。この風景も絵になります。

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本「楽しい鉱物学」

2013年02月01日 | Book

鉱物の楽しみ方を指南する本。
90年代に鉱物ブームがありました。そのきっかけになったのがこの本と、同じ著者による鉱物図鑑です。鉱物の鑑定方法から採集の仕方、鉱物の集め方まで、代表的な鉱物の事例を紹介しながら解説しています。鉱物について少し勉強しておくと、自然の見方が変わります。もともと鉱物収集は、欧米貴族の趣味であり、化学の知識とフィールドワークの経験が必要とされたようです。今はそれが手軽に楽しめる良い時代になっています。この本ではアマチュアの鉱物の楽しみ方を紹介しています。
中学生の頃に、山登りをしている時に拾った岩石や黄銅鉱などの鉱物を集めていたことがあります。当時は何の知識もなく、集める楽しみはあっても、それをどう見たらよいのか分からず捨ててしまいました。この本のような鉱物学の指南書があったら、自分のコレクションにも価値を見いだせたかもしれません。惜しいことをしました。


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