キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

2014 G1ジャパンカップ

2014年11月30日 | Horse Racing
【ジャパンC】スミヨン騎乗エピファネイアが4馬身差で圧勝
30日の東京11Rで行われた第34回ロンジン賞ジャパンカップ(3歳上オープン、GI、芝2400メートル、18頭立て、1着賞金=2億5000万円)は、クリストフ・スミヨン騎手騎乗の4番人気エピファネイア(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)が好位から抜け出して4馬身差の圧勝。2度 目のGI制覇を果たした。タイムは2分23秒1(良)。2着は3番人気のジャスタウェイ。さらに 1/2馬身差の3着が6番人気のスピルバーグだった。(サンケイスポーツ)
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今年はG1馬12頭という豪華な顔ぶれのジャパンカップでしたが、各馬の実力差の少ない混戦レースで 、予想も大きく割れていました。人気はジェンティルドンナ、ハープスター、ジャスタウェイの海外 遠征組で、この3頭はどのようなレースをするかが焦点でしたが、結果は4番人気だったエピファネイ アがブッチギリで今年のレースを制しました。エピファネイアはクラシックでは菊花賞のみでしたが、ダービーのキズナや皐月賞のロゴタイプと大接戦を演じ、事実上は昨年の3歳最強馬です。今年はやや不安定な成績で、人気の3頭に比較してやや評価が低かったのですが、それを跳ね返す見事なレースでした。スミヨン騎手への乗り替りと内側の好枠、少し湿り気味の重い馬場が勝因で、とにかく接戦ばかりだったこの馬にとっては、信じられないような快心のレースだったと思います。
今年は、馬場や枠などの条件次第でどの馬が勝つか判らないレースが続いていますが、このジャパンカップもそんな印象でした。
2着のジャスタウェイも良いレースで、世界ランク1位に相応しい走りだったと思います。3着のスピルバーグは天皇賞に続いて好走しました。この馬も今後のG1では目を離せない1頭になりそうです。

ちなみに馬券のほうは、人気3頭の三連複とアナ馬狙いでスピルバーグ、ワンアンドオンリー、アイヴァンホウのワイドボックスを買ってみましたが、いずれもハズレでした。人気3頭は、2-4-5着。スピルバーグは3着でしたが、ワンアンドは7着。外国馬アイヴァンホウは6着でした。この外国馬は日本勢優勢の中でよく頑張っていました。もう少し日本の競馬やコースに慣れた騎手であれば、更に上位に来ていたかもしれません。良いパフォーマンスだっただけに惜しかった。
結局、予想した馬は全部上位に来ているのに、パドックの様子がイマイチだったエピファネイアを外してワンアンドを入れたのが残念でした。馬券を当てるのはホントに難しい、、、。

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2014 G1マイルCS

2014年11月24日 | Horse Racing
【マイルCS】ダノンシャークがハナ差でGI初勝利(東スポWeb)
 23日、京都競馬場で行われたGI「第31回マイルチャンピオンシップ」(芝外1600メートル)は道中、中団やや後方を進んだ8番人気のダノンシャークが、3番人気のフィエロとの激しい叩き合いをハナ差制してGI初勝利を飾った。勝ち時計は1分31秒5。
 3着には9番人気のグランデッツァが入り、3連単の配当は19万3290円の波乱となった。
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今年のG1は人気馬が勝つことが少なく、重賞未勝利馬やアナ馬が勝つことが多いようです。今年のマイルCSも、本命不在の混戦レースでした。勝ったのは、昨年2着のダノンシャーク。近走は3着以内を好走しているのですが、なかなか勝ちきれないというイメージがあり、実績に対してやや低い8番人気でした。このレースでは、岩田騎手が先行馬を上手くかわしながら、スルスルと上位に進出してハナ差の勝利を収めました。2着には重賞未勝利ながら3番人気のフィエロ。この馬も強かったと思います。3着は近走で結果が出てなかったグランデッツア。こちらも良いレースでした。
この秋のG1レースを見ていると、出走馬の実力が拮抗してきたように感じます。1番人気でもレース展開が向かないとコロッと負けるし、人気が無くても展開次第で勝つチャンスがあるようです。予想がとても難しい。
ということで、今回の予想も大ハズレ。
ミッキーアイルかサンレイレーザーの逃げ、前目でレースが出来るロゴタイプやレッドアリオンの差しで、枠連を買ってみましたが、いずれも下位に沈んでしまいました。今回は全く展開が向かなかったようです。
来週は、ジャパンカップ。ここは何とか当てて、東京開催のフィナーレを飾りたいものです。。。

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ギャンブルの定義について

2014年11月23日 | Horse Racing
先日のNHKクローズアップ現代で、ギャンブル依存症についての放送があった。内容はギャンブル依存症がいかに家庭を崩壊させるかをレポートしたものだったが、ギャンブルの定義が曖昧で、競馬、競輪、ボート、パチンコはギャンブルとして取り上げていたのに、宝くじが含まれていないのに違和感を感じた。その話を競馬仲間にしたら、「宝くじは小額を賭ける人、競馬は大金を賭ける人が多い。賭ける金額で分かれるからだろう」と言っていたが、それは違う。宝くじでも高額を賭ける人はいるし、小額でもギャンブルはギャンブルだ。
宝くじのギャンブル性が薄く感じるのは「場」が無いからだろう。競馬、競輪、ボート、パチンコは、ギャンブルを行う空間があり、配当をその場で受け取ることができる。しかし、宝くじは売り場で買った後の時間や場所の制約がなく、自分の場所で楽しむことができる。「場」の制約があるかどうかの違いだけで、やはり宝くじも賭けて配当を得る行為なのだから、ギャンブルには変わりない。
ギャンブル依存症で、宝くじに嵌っている人もいるはずなのだから、NHKもその点を区別する必要はないと思うのだが、何か言えない理由があるのかも。

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アドマイヤラクティ死亡

2014年11月05日 | Horse Racing
オーストラリアのメルボルンカップG1で悲劇が起きた。
前走のコーフィールドカップG1で優勝したアドマイヤラクティが、レース直後の装鞍所で倒れてそのまま亡くなった。初の海外遠征で、素晴らしい成績を収めた後だっただけに、とても残念な最期だった。たとえメルボルンカップで負けたとしても海外G1の勝ち馬として凱旋できるはずだったのに、関係者もさぞかし落胆したことだろう。
ビデオで見たコーフィールドカップの勝利は素晴らしいものだった。彼の走りを記憶に留めておきたいと思う。

(写真は2013/2/16 ダイヤモンドS-優勝のアドマイヤラクティ)

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F1 アメリカGPと競馬

2014年11月04日 | Sports
昨日、F1アメリカGPが行われたらしい。「らしい」というのは、今晩になってF1の結果をネットで知ったからだ。
1,2着は、いつものようにメルセデス。昨年まではレッドブルの定位置で退屈感を感じていたが、今年はメルセデスに置き換わっただけで退屈感は変わらない。1987年以来、海外出張等の不可抗力で見られなかった時以外は、録画してまで欠かさず見てきたF1だったのに、開催日を忘れるなんてことは一度も無かったのに、どうしてこんなにF1に対するモチベーションが低くなったのか。それは一言で言うと、見ても面白くないからだろう。
スタートの数周で大勢が決まってしまうと、後は流すだけのレース。順位が入れ替わるのは、ピットでヘマをしたり、アクシデントが起きた時だけ。そういうことに期待して2時間もレースを見るのに耐えられない。オーバーテイクが見所なのに、それが極端に少なくなった。
F1は2時間のレースで面白いのは最初の方だけ。逆に競馬は1分少々のレースの最後に大きなドラマが待っている。人間と馬という生き物同士の共同作業で不確定要素も多く、戦略や駆け引きもわかり易い。今のF1にはそういうものが無い。
先日見たフォーミュラーEという電気自動車のレースはとても楽しめた。車の性能差がなくて最後まで誰が勝つか判らないレースで、実際、最後に大どんでん返しがあった。F1に求められているのは車の性能ではなく、見ている人がドキドキするような人間臭いレースだ。今でも頑なに人間臭さを残すアメリカのストックカーやインディカーを見習うべきだろう。

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2014 G1天皇賞・秋

2014年11月03日 | Horse Racing
【天皇賞・秋】スピルバーグ 父ディープ譲りの末脚でG1初V!(スポニチアネックス)
 第150回天皇賞・秋(G1、芝2000メートル・晴良18頭)は2日、東京競馬場11Rで行われ、北村宏騎手騎乗の5番人気、スピルバーグ(牡5=藤沢和厩舎、父ディープインパクト、母プリンセスオリビア)が、直線鮮やかに差し切り優勝した。勝ち時計は1分59秒7。
 ややばらついたスタートからカレンブラックヒルが先頭に立ち、2番手にマイネルラクリマ、その後にジェンティルドンナ、少しかかり気味にイスラボニータなどがつける展開。
 4コーナーから直線に入ると、逃げたカレンブラックヒルにジェンティルドンナとイスラボニータが並びかける。直線半ばを過ぎ、2頭が抜け出して一騎打ちかに見えたが、外から違う脚色のスピルバーグがグイグイと脚を伸ばして一気に先頭をとらえると、最後はジェンティルドンナに3/4馬身差をつけてG1初制覇を飾った。 2着ジェンティルドンナから頭差の3着にはイスラボニータが入った。
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今年の天皇賞・秋は、伏兵スピルバーグが優勝しました。
下馬評では3歳馬イスラボニータの評価が高く、次いでドバイで勝ったジェンティルドンナ、天皇賞の常連フェノーメノの順で「ほぼ3強」が優勢という評価でした。但し有力馬は休み明けも多く、レースから間が空いたことの影響が気になりました。レース内容は記事にあるとおりですが、印象としてイスラボニータは外枠から実力通りの強さを見せたと思います。ジェンティルドンナは、内枠の有利を上手く生かして、ロス無くレースして2着に喰い込みました。フェノーメノは良い位置をキープしながらも、直線では全く伸びず惨敗でした。
勝ったスピルバーグは重賞勝ちが無く、実績では「格下」でしたが、レースでは先行する馬をゴボウ抜きする圧倒的な末脚を披露しました。今回は多くの有力馬が早めに先行したため最後が伸びなかったようですが、そういうレース展開を読んで、上手くペースを配分した北村騎手の手腕が素晴らしかったと思います。本家の「S.スピルバーグさん」も喜んでいることでしょう。それから、4着に入ったラブイズブーシェ。16番人気を覆す好成績で、古川騎手との相性も良いこの馬も今後に期待できそうです。
今回は国内の実績馬や新興勢力が参戦して面白いレースでしたが、凱旋門賞に参戦した3頭がいなかったため、レースのレベルはやや気になるところです。もし昨年の覇者ジャスタウェイや末脚自慢のハープスターが居たら、もっと凄いレースになっていたかもしれません。それは、今後のレースで期待したいところです。

ちなみに馬券の方はハズレ。枠連で7枠から1枠、3枠、6枠を買ってみましたが、1着に2枠のスピルバーグが来てしまったら、当たるはずもなく、、、。

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