キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

今週の小倉、札幌2歳S

2016年08月31日 | Horse Racing

今週の小倉、札幌の2歳Sは、この馬に決めました。
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連闘カシノマスト「元気」重賞V王手だ/小倉2歳S(日刊S)
九州産の星カシノマスト(牡、蛯名)が、小倉2歳S(G3、芝1200メートル、
9月4日)で重賞制覇に王手をかけた。
 一般馬相手に新馬勝ちした素質馬で、先週のひまわり賞は1分9秒1の好タイムをマークし、
2着に7馬身差の楽勝だった。蛯名師は「デビュー前からいいものは感じていたが、
ここまでとは思ってなかった」と目を細める。
課題は新馬戦から中1週を2戦した後の連闘だが、師は「ダメージもなく元気いっぱい。
時計ももっと詰められそう」と、不安より期待の方が大きい様子だった。

【札幌2歳S】反撃のトラスト 南関の大物が馬体戻って落ち着き一変 (スポニチ)
 公営南関東・川崎の大物がJRA重賞奪取だ。
「第51回札幌2歳S」(9月3日、札幌)に出走するトラストが復調をアピールした。
1番人気に支持された中央初戦のクローバー賞では2着に敗れたが、巻き返しへ万全の臨戦態勢。
01年ヤマノブリザード、03年モエレエスポワール(いずれも道営)以来3頭目となる
地方所属の札幌2歳チャンプ誕生へ期待が高まる。
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九州産馬は一般馬に比べて能力が低くみられがちですが、カシノマストは一般馬の新馬戦を勝ち、
他の九州産馬は全く相手にしない実力を持っています。秋デビューの良血馬に勝つのは
難しいと思うので、重賞で勝つとすれば、小倉2歳Sしかないでしょう。
ということで、同じ九州生まれとして是非応援したいと思います。

また、地方競馬出身のトラストには、カシノマストと違った意味で期待したい。
九州産馬と同様、地方競馬の馬もJRA重賞の壁は厚く、勝つのはなかなか難しいと思いますが、
前走の悪コンディション、レース展開を考えると、今回の2歳Sでは前回以上のパフォーマンスが
期待できそうです。良馬場でどこまでやれるか見てみたい。
今週のメインは、この2頭の単複を買って応援です。


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ワールドオールスタージョッキーシリーズ結果

2016年08月29日 | Horse Racing

週末に行われた「ワールドオールスタージョッキーズ2016」は、
ミルコ・デムーロ騎手が優勝が優勝しました。
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【WASJ】ミルコ・デムーロ騎手が優勝 チーム戦はJRA選抜(サンケイスポーツ)
 リニューアルされて2年目の開催となった国際騎手招待レース
「ワールドオールスタージョッキーズ2016」の2日目が8月28日、札幌競馬場で行われた。
シリーズ全4戦の争いを制したのは、5着、1着、1着、5着で合計80点を獲得した
ミルコ・デムーロ騎手(37歳)=栗東・フリー。
2位は61点の武豊騎手(47歳)=栗東・フリー=だった。3位は、第4戦を制して
合計47点を獲得した地方競馬の永森大智騎手(29歳)=高知・雑賀正光厩舎。
チーム戦は245点を獲得したJRA選抜が、37点差でWAS選抜を破って優勝した。
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結果として、デムーロ騎手が2勝+上位入線でポイントを稼いでの優勝でした。
やはり世界のトップジョッキーは、どんな馬に乗せても結果を出します。
彼の大舞台での勝負強さを感じました。(そして配当も少し頂きました)
それにしてもこのシリーズは、地方競馬出身騎手の活躍が目立ちます。
昨年は、日本人で勝ったのは金沢の藤田騎手のみ(他の3戦は、外国人騎手)で、
今年も高知の永森騎手。初めてのJRA参戦、芝の札幌競馬場という未経験の
コースで見事に結果を出しました。上手い騎手には、JRAも地方競馬も
技術的な差は無いようです。ちなみに、第一戦で勝ったのも元地方出身の岩田騎手でした。
このシリーズは、地方競馬出身騎手の良いモチベーションになると思いますので、
是非続けて欲しいと思います。また現在の2つのチーム区分はザックリし過ぎなので、
できれば、欧米、アジア、JRA東、JRA西、地方競馬で3人づつのチームに
分けてチーム戦をやるほうが盛り上がるような気がします。

 


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モレイラ騎手7連勝!

2016年08月28日 | Horse Racing

短期免許で来日中のモレイラ騎手は、本当に凄い騎手です。
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モレイラ騎手が7連勝 武豊と並びJRA最多
 日本中央競馬会(JRA)の短期免許で来日中のジョアン・モレイラ騎手(香港)が28日、
札幌競馬で2日にまたがって騎乗機会7連勝をマーク、武豊騎手の持つJRA最多連勝記録に並んだ。
モレイラ騎手は27日の第12レースで1着となり、28日は騎乗した2、3、4、6、8、9レースで6連勝。
第11レースのキーンランドカップで2着と敗れ、新記録達成は逃したが
「そういう記録があることは知らなかったが(武豊の記録に並んで)うれしいし、誇りに思う」と笑顔で話した。
ブラジル出身のモレイラ騎手は香港のナンバーワン騎手として評価されており、日本馬モーリスで
5月に香港競馬のチャンピオンズマイル(G1)を制した。
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今日までの騎乗回数は、わずか53回ですが、既に17勝、2着12回、3着7回という凄い成績です。
勝率.321、連対率.547、3着内率.679ですから、彼を軸に馬券を組み立てれば、某女性タレントが言う
「だいたい当たる」感じです。確かに良い馬に乗っていることもありますが、馬場の状態と馬の能力を
把握するのが抜群に上手いのかもしれません。逃げてもいいし、差してもいい。
とにかく見ていて安心感がある騎手です。
今日は、武豊騎手に並ぶ記録まで作りましたが、もしJRAの騎手になったりしたら、
この記録もすぐに塗り替えてしまうかもしれません。そんな彼のパフォーマンスに圧倒された1日でした。


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【WASJ】カナダ代表・ウィルソン騎手

2016年08月26日 | Horse Racing

今週は、札幌競馬場でワールドスーパージョッキーシリーズが行われます。
一昨年までは秋の開催で、東京競馬場で開催される時は楽しみに見に行っていましたが、
昨年から夏の札幌開催となって、行けなくなってしまいました。
でも、世界の有名騎手が集まる大会なので、毎年楽しみにしています。
今年の注目は、カナダの女性騎手、エマジェーン・ウィルソン騎手です。
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【WASJ】ウィルソン旋風吹かす!カナダ代表女性騎手「勝ちたい」(netkeiba)
JRAから8人、海外から5人、地方から1人が参戦し、土曜札幌9、11R、
日曜札幌10、12Rの4戦で争われる名手の競演。カナダ代表として初参戦するのが、
女性ジョッキーのエマジェーン・ウィルソン騎手(34)だ。
母国では常にリーディング上位に食い込む実力派が、日本のファンに華麗な手綱さばきを見せるか。
 WASJに初参戦するウィルソンは、カナダ出身の女性ジョッキー。
9歳の時から乗馬を始め、ウッドバイン競馬で04年に騎手デビューを果たすと、
05年には175勝を挙げ、同競馬場のリーディングを獲得するとともに、
アメリカのエクリプス賞(最優秀見習騎手)を受賞している。
 母国の他には、アメリカ、イギリス、香港で騎乗してきたが、日本でプレーするのは初めて。
「とてもワクワクしています。日本の皆さまに私の騎乗ぶりを見てもらう機会を得られたことに
感謝しています。そしてぜひ、勝ちたいですね」とメッセージを送る。
さらに「この世界では、女性騎手は男性騎手ほどうまく乗れない、強くないという先入観があります。
私はそういう考えを変えたい。そう思って頑張っています」と強く訴えた。
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去年のレースでは、イギリスの女性騎手・ターナー騎手が1勝して実力を示しました。
日本でのレースは初めてということで、他の男性騎手に比べて、いろいろ不利な点もあるけれど、
天気も良さそうだし、ウィルソン騎手には楽しんで騎乗していただきたいと思います。

 


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テイエムカクテル

2016年08月24日 | Horse Racing

テイエムプリキュアの仔、テイエムカクテルがゲート試験に合格したようです。
プリキュア・ファミリーの3代目。名前もなかなか良い感じで、期待できそうです。
因みに、兄のキュアオウは、地方競馬(佐賀)に転厩後、登録抹消になっていました。
4年前の夏に会いに行って、JRAでの活躍を期待していたのですが、
早くも引退となってしまいました。競争馬に向いてなかったのかもしれません。
姉のプリオネは、今も佐賀競馬で走っているようですが、成績がイマイチ。
兄姉とも父親はディープスカイ。
JRAでは活躍馬がいない種牡馬なので、これは仕方ないかも。
次男のカクテルは父親が違うので、兄姉とは違ったタイプになりそうです。
デビューしたら是非応援したい。プリキュアのようにアッと言わせるような
活躍を期待したいと思います。

テイエムカクテル          
【プロフィール】
父 キングズベスト 性別 牡 馬主 竹園正繼
母 テイエムプリキュア 馬齢 2歳 調教師 五十嵐忠男(栗東)
母の父 パラダイスクリーク 生年月日 2014年4月11日 生産牧場 タニグチ牧場
母の母 フェリアード 毛色 黒鹿毛 産地 新冠町
馬名意味 冠名+カクテル


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トラスト参戦

2016年08月22日 | Horse Racing

週末の札幌9Rクローバー賞に参戦した地方馬トラストは、結局2着でした。
前評判が高かっただけに、ちょっと残念な結果でしたが、
初の芝コース、やや重馬場、出遅れて道中は掛かり気味、大外を廻しての
勝ち馬から1馬身差の2着ですから、そこそこ頑張っていたと思います。
この馬の能力を信頼して、もう一度、良馬場のレースを見てみたいと思います。
「トラスト」とは「信頼」という意味ですからね。


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地方馬トラスト JRA参戦

2016年08月17日 | Horse Racing

こんな記事がありました。
噂は知っていましたが、今週末、JRAに登場するそうです。
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【クローバー賞】地方の大物トラスト中央初参戦!
来年イギリスダービー登録済み(デイリースポーツ)
偉大な先輩の悔しさを晴らす-。

地方競馬の大物トラスト(牡、父スクリーンヒーロー、川崎・河津裕)が、
いよいよJRAのステージに登場する。
オーナーでもあるマイネル・コスモ軍団の総帥・岡田繁幸氏が目を細める。
「とにかくすごいよ。今回ももちろんだけど、ステークス(札幌2歳S)でもいい勝負になる」
とぞっこん。既に来年のイギリスダービー(エプソム)にも登録済みの逸材だ。
かつてホッカイドウ競馬のコスモバルク(06年シンガポール航空国際C1着)、
川崎のプレイアンドリアル(14年京成杯1着)でJRAのクラシック制圧を狙ったが、
ともにはね返された。「地方の関係者に励みと勇気を。それが地方競馬の活性化にもつながる」
の信念のもと、リスクを承知で地方所属のままのチャレンジを続ける。(後略)
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2年前に地方競馬から参戦したプレイアンドリアルを応援していたことがあります。
JRA重賞を勝った後、クラシック参戦目前で故障発生のため引退してしまい、
残念な結果に終わりました。
地方競馬の馬が、JRAで勝つにはなかなかハードルが高いのですが、
この馬はかなり能力を秘めているようなので、期待できそうです。
とりあえずJRAで、まず1勝。ここからスタートなので注目しています。


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黄金メソッド まとめ

2016年08月15日 | Horse Racing

黄金メソッドの締めは「攻略」。
内容は、各競馬場の傾向分析。各コースの距離別の傾向を解説する。
2007~2010年のデータに基いた分析であるため、現状と合っているか
どうかは検証が必要だろう。ネットにある最新情報のほうが参考になるかも。

ということで、黄金メソッドを一通り通読してみた。
初版発行から5年が経って、取り上げている事例やデータはやや古いけれど、
自分の競馬スタイルを見直す意味では、大変参考になった。
ただ、果たしてこれが実践できるかどうか。
馬券を買う段になると、どうしてもオッズの誘惑に負けてしまい、
黄金メソッドを無視してしまいそうだ。
オッズの誘惑=損金メソッドは、黄金メソッドを上回る力を持っている。
シェイクスピアは言っていないが、
当てに行くか、儲けに行くか、それが問題だ、、。


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黄金メソッドに学ぶ8

2016年08月11日 | Horse Racing

黄金メソッドの次は「活用」。活用では、競馬新聞の見方・使い方を紹介する。
・成績欄は最低5つの項目をチェックする。
①各馬のローテーション
②前走、前々走のクラスでの成績
③当該コース、距離の実績
④走破タイム、および各馬の踏んだ前半のラップ、上りタイム
⑤前走時の人気、出遅れや道中の不利
出遅れ癖のある馬は、その分を織り込む。
・予想欄の印の模様で、そのレースの性格が判る。
・調教欄では、数字よりもプロのコメントを重視する。
・厩舎談話で、馬券に関わる情報を取捨選択する。
・コラム欄で、「当たり」「ハズレ」をチェックして
 当たるものを利用する。

理論・戦術を学んだら、新聞のデータを活用して予想を組み立てる。
ここでは新聞のデータの見方とポイントを紹介している。
著者は専門誌「日刊競馬」の記者なので、この新聞を事例として取り上げているが、
記載している情報はおそらく他紙もそれほど差異はないと思う。
スポーツ新聞は紙面の都合でやや中身が薄いけれど、
後半のレース情報は必要十分だ。
ただ著者が挙げている成績欄の5つのポイントを全てチェックするのは
難しいように感じる。自分が選択のポイントとする項目を選択して、
比較してみる程度で良いと思う。
或いは、自分と相性が良い記者の予想に乗ってみるというのもありだが、
そうすると、これまでの理論・戦術の検討というのは一体何なのかという問題もある。
最初のメソッドにあったように、勝負レース=自分で検討、
遊びのレース=新聞予想にのってみるというのが、現実的なのかも。

 


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黄金メソッドに学ぶ7

2016年08月09日 | Horse Racing

黄金メソッドの「戦術」2つ目は、パドックの見方。
・パドックでは、その馬の良い時の状態と比較する。
 キビキビと動き、いかにも集中力がある感じがいい。
 理想は「落ち着いた感じの中にも闘志を秘めている」
パドックを見るポイントは、「周回」(後続馬を離し加減で、外めを廻る)
「毛づや」「歩様」「発汗」「前肢」「後肢」「全体の気配」「気合い乗り」
「コズミ」などをチェックする。
・馬体重の増減はパドックとの関連づけで考える。
 馬体重の増減は、馬によって事情が違う。
・オッズ・当日の馬場状態に敏感になる。
 予想とオッズは違うものと考える。馬場状態の突然の変化で狙い馬は変わる。

パドックの見方は難しい。周りのベテラン競馬ファンに聞いても、
だいたい「パドックで何を見たらいいのかよく判らない」と答える人が多い。
パドックで良いと思っても、レースでサッパリということもあるし、その逆もある。
データ主義の人は、パドックを見ると迷うので見ないという人もいる。
パドックの見方を写真付きで紹介しているけれど、見るポイントを全てチェックするのは
不可能だろう。テレビで紹介するのは、1頭当たり数秒、競馬場でもパドック周回は
10分くらいしか見れないので、全ての馬をチェックするわけにはいかない。
ということで、とりあえず自分の予想した馬が変な動きをしていないか、
元気があるか、くらいを見る程度で良いのではないかと思う。


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黄金メソッドに学ぶ6

2016年08月08日 | Horse Racing

黄金メソッドの次は「戦術」。
ここでは、競馬新聞の仕組みとパドックの見方について解説する。

面白いのは、競馬記者の日常を解説しているところ。
競馬記者にはいろいろ役割があると思うけれど、著者のように予想を専門とする人は、
一週間(休みの日も)競馬漬けの生活を送っているようだ。
土日は競馬場、月火は休み(とは言っても、週末の情報整理などを行う)、
水曜日は、調教タイム・出走想定・資料分析(予想作業スタート)
木曜日は、本格的に予想作業(想定変更を反映、本誌見解原稿作成)
金曜日は、午前:コラム等の原稿作成、刷り上がりの確認、午後:日曜日の予想作業
毎日、夜は帰宅後にビデオチェック。

・レース予想は枠順発表前に作られているので、予想の難しさがある。
・最大の問題は、馬の体調と馬場。当然、予想の精度は低くなる。
・締め切りが早いほど、情報の鮮度が落ちる。
・新聞予想をプラスに転化させる。同じような人気なら枠順の有利な馬を狙う。

いくら好きな仕事とはいっても、ほぼ休みなしで作業している印象がある。
何より毎週「締め切り」に追われるというのは、なかなか厳しいと思う。
おそらく予想作業はある程度ルーチン化されていていると思うが、
見解やコラムの原稿作成は、毎回読者を説得できる根拠を示さないと
いけないので、プレッシャーもあるだろう。
この生活を見ると競馬を仕事にするのいうのは、よほどの覚悟が必要な気がする。
休日は「仕事を忘れて」競馬を楽しむサラリーマンのほうが良いかも。


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黄金メソッドに学ぶ5

2016年08月07日 | Horse Racing

体調がやっと戻ってきました。
次の理論は、「枠・コース形態」から。
・枠・コース形態~スタート地点の違いによって枠順や脚質の有利・不利が生まれる。
 逃げ/先行馬は、基本的に内枠が有利。逃げ馬の場合は同型の有無と枠順に注意。
 ローカルの記念レースは、ハイペースになりやすいので、差し/追い込みが有利。
・レース内容~道中の不利は見逃さない。次走の狙い馬はここに隠れている。
・レース中の不利~小さな不利の発見は大きな馬券のチャンスになる。
 自分だけの秘密は、利用価値が高い。
・騎手~一流ジョッキーへの乗り替りは、国内外問わず「買い」
 一流ジョッキーへの乗り替りは勝負態勢と考える。
 減量特典騎手の見極めは慎重に行う。
・補助具~何とかしたいという厩舎の意欲の表れと受け取る。
 初ブリンカーでレース振りが一変する馬もいる。
 補助具は厩舎サイドの期待の表れ。

ということで、「理論」はここまで。
これまでの経験で、この5項目の理論はだいたい知っているが、
前走のレース内容、道中の不利までチェックするのはなかなか難しい。
ここは、競馬記者の目に頼るしかないと思う。
だいたい1日勝負レースを5レースとして、有力馬を各10頭づつで、
トータル50頭ものレースをチェックするのは時間的に厳しい。
理論では判っていても、実践するのはちょっと難しいのではないだろうか。

 

 


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黄金メソッドに学ぶ4

2016年08月04日 | Horse Racing

黄金メソッドの続き。次の理論は「騎手心理」から。
・騎手心理~騎手心理を考え抜けば、レースの流れを読むことは可能。
 コメントや過去の事例から騎手心理を考えてみる。
 一流ジョッキーは、同じ過ちを二度繰り返さない。
・脚質~単騎マイペースの逃げ馬は、人気薄でも買い。
 競馬は逃げ・先行が基本と考えたい。
 穴馬券は、逃げ・先行馬が演出することが多い。
 逃げ・先行馬はいつも自力勝負、それに対し差し・追い込み馬は他力本願。
・ペース・頭数~超ハイペースを粘った逃げ・先行馬と小頭数の逃げ・先行馬は好走必至。

騎手心理を読むのは難しい気もするが、一流ジョッキーは同じ過ちを
二度繰り返さないという言葉は、信じてみたいと思う。
脚質、ペース、頭数については、個人的な好みもあると思う。
著者の推奨は、逃げ・先行馬で、このタイプは「脚を余して勝てなかった」ということはない。
バテるまで全力で走って、差されたら仕方が無い。馬券を買う方も諦めがつくのだ。
そういう意味で、逃げ・先行馬を買うのは理に適っていると思う。


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黄金メソッドに学ぶ3

2016年08月02日 | Horse Racing

まだ体調は全快ではないけれど、黄金メソッドの続き。
次の理論は「重馬場」から「展開」まで。
・重馬場~穴馬券の宝庫。成績、見た目、血統から見分ける方法。
 馬場表示はあくまで目安。道悪にもいろいろあるので一筋縄ではいかない。
 見た目で巧拙を判断するのもまた難しい。結局、血統で買うのがベター。
 ドロドロ馬場では、サドラーズウェルズ系、チョイ悪馬場ではダンシング
 ブレーヴ系が有利。
・特殊な距離~ラップの数字の足し引きなどで、走破タイムを比較する。
 オーソドックスな距離に換算する。
・展開~各馬の脚質だけでなく、さまざまな要素から推理する。
 展開推理は多角的(枠順、頭数、コース形態、騎手心理など)に考察すべし。
 レースの流れなどで、脚質は微妙に変わってくる。
 展開推理が最も実践的で有効な競馬理論。
 脚質を重視しても、毎回同じ戦法を取るとは限らない。脚質は過信しないこと。

「重馬場」は血統で選べというのは確かにそうだが、同じ血統が多数居た場合の
選び方が難しい。重馬場苦手という定説のあったディープ産駒でも、
重馬場得意の馬もいるし、、。重馬場という稀な馬場の時は、
レースに手を出さないというのもメソッドのひとつだろう。
「特殊な距離」は、無理してタイム比較する必要はないと思う。
勝負レースでない限り、狙う必要はないし、検討するのも時間の無駄のような気もする。
「展開」は確かに重要だと思う。ここが読めれば、的中確率も上がりそうだが、
何度検討してもレース展開ほど読めないものはない。
であれば、ハイペース、標準、スローの3パターンで勝ち馬を予想して
買っておくのがいいかもしれない。

 


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黄金メソッド3

2016年08月01日 | Horse Racing

少し体調も良くなってきたので、黄金メソッドの続き。

第三章は「理論」。

「理論無くして勝利なし」大事なのは、レース前のシミュレーションと説く。
・時計(走破タイム)~単純な走破タイムの比較は意味が無い。
 馬場差、時計の価値を資料にまとめて利用する。
・競馬場別馬場差~レコードタイムの差で競馬場の順位付けが可能。
 競馬場間の馬場差が少なくなってきているが、季節(冬場は時計が掛かる)
 開催日程(開幕週が速い)、ABCDの移動柵設置などの影響のほうが大きい。
・移動柵~仮柵による内外の有利・不利はなくなった。
・芝の品種~「エクイターフ」の出現でレースが変わった。
 エクイターフとは、五島列島原産の新種の野芝のこと。芝のベースとなる匍匐茎の
 密度が高く、丈夫で傷みにくい。
まずは競馬場について知っておくべきことを取り上げているが、
これは理論というより知識だろう。しかし、これを予想に活かすのは難しいような
気がする。競馬場の傾向は判っても、実際に走る馬との相性があるからだ。
この続きは、また明日。


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