アカネ（アカネ科・アカネ属）つる性多年草

　久しぶりに曽根沼公園を散策しました。木陰の草むらの中に見かけない白い小さな花を見つけました。
ネット検索で調べたところ、アカネというつる性の草でした。茎には下向きの刺があり、絡み付いて伸びていきます。
葉は、３～７ｃｍの三角状卵形で、先端は細くなって尖っていて、基部は心形です。４枚が輪生しています。
花は、黄緑色で、直径３～４ｍｍ、花冠は深く５裂し、裂片の先は尖っています。果実は５～７ｍｍの液果です。
根は乾燥すると、赤黄色から橙色となり、赤い根であることから、アカネと名づけられました。
これを使った草木染めが古くから行われており、その色を茜色というそうです。