なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヒメオドリコソウ(シソ科・オドリコソウ属)越年草

2017-03-22 16:07:40 | 草花
 公園には、ヒメオドリコソウが集まって生えている所がありました。
紫蘇のような赤紫がかった葉が重なり合うようにつき、葉腋からピンク色の唇形花が見えます。
カメラの位置を低くして、下から上唇と下唇の間を覗き込んでみました。
すると、上唇の内側に何やらオレンジ色の粒が見えました。
家に帰ってから調べてみると、これが、雄しべの葯で、4個あるということです。
オレンジ色に見えたのは、花粉の色でした。
花粉の色も植物によっていろんなのがあるのですね。
雌しべは雄しべの下にくっつくように伸びてきて、先端が2裂し、垂れ下がっています。
 花の形が傘をかぶった踊り子のように見えるので、この名がつきました。同じ仲間の
オドリコソウは、緑色の葉ばかりで、草丈もずっと大きいです。