なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヒノキ(ヒノキ科・ヒノキ属)針葉樹 の 実

2014-11-17 10:54:39 | 樹木
 4月頃には、花粉症の人たちを悩ませるヒノキの花ですが、先日ふと見上げると、ヒノキの実が鈴なりに出来ていて
びっくりしました。こんなにたくさんできるんだあ・・って。
1個ずつの実は、1cmぐらいでしょうか、サッカーボールみたいな線にそって、隙間が出来ています。
まだ、緑色ですっかり熟していないようですが、熟すと、隙間から翼のある種子が出てくるそうです。
和風建築の建材として用いられてきました。うちの家でも、15年程前の新築当時はよい香りが続いたのを覚えています。















ヨシ(イネ科・ヨシ属)多年草

2014-11-16 13:58:04 | 草花
 正しくは、アシという草ですが、この辺りでは、みんなヨシと呼んでいます。「アシ」が「悪し」に通じるので、
「良し」と言い換えたものだそうです。関東では、アシ、関西では、ヨシ、が一般的だということです。
ヨシの葉は、茎から直接伸びており、オギなどに比べて幅広で、短いです。
穂の様子を観察しましたが、やはり種子の基部から綿毛が生えています。綿毛の長さは、オギ程長くはありません。
滋賀県では、近江八幡の西の湖辺りのヨシ原が有名で、丈の高いヨシが生えそろっています。
葦葺き屋根やすだれ、建具などいろいろな生活道具に利用されてきました。




















ヒメジョオン(キク科・ムカシヨモギ属)一年草

2014-11-15 14:05:04 | 草花
 初夏から秋にかけて花を咲かせるヒメジョオンですが、もうすぐ冬という今時分でも、まだ花が咲いていました。
ハルジオンに比べると舌状花の数が少なく、蕾がハルジオンのように下を向いていないので、見分けることが出来ます。
葉は茎を抱かないでついています。花期が5月~12月のヘラバヒメジョオンという種類もあるそうですが、違いが
よくわかりません・・。




















ホトケノザ(シソ科・オドリコソウ属)越年草  別名三階草

2014-11-14 11:22:05 | 草花
 ホトケノザは、早春の花かと思っていましたが、先日曽根沼の縁を歩いていた時、日当たりのよい田んぼで、
ホトケノザが、ひとかたまりになって、咲いているのを見つけました。
早春の花も、晩秋の今時分から咲くのもあるのですね・・・。
段々になった丸い葉の上に首を立てるように可愛いピンクの唇形花が咲いています。蕾のままのものも多いですが、
ホトケノザは、蕾のままで、花を開かないで結実する閉鎖花も混じるとのことでした。
春の七草の一つとよく間違われるそうですが、春の七草のホトケノザは、キク科のコオニタビラコだということです。
















ナンキンハゼ(トウダイグサ科・ナンキンハゼ属)落葉高木

2014-11-13 14:09:16 | 樹木
 荒神山の山裾の道に植えられたナンキンハゼが赤く色づいてきました。
実がたくさん熟し、爆ぜて中から蝋に包まれた種子が見えているのもあります。
カメラを向けていましたら、頭上にたくさんの鴉が集まってきて、騒がしく鳴きたてるので、ちょっと怖くなって、
その場を立ち去りました。鴉にも、この実はご馳走なんですね・・。
曽根沼の中洲にも、これは自生したもののようですが、ナンキンハゼが美しく色づいていました。