なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

クロガネモチ(モチノキ科・モチノキ属)常緑高木

2014-11-10 15:20:58 | 樹木
 6月に花の観察をしていた荒神山公園のクロガネモチ雌株に赤い実がびっしりとついていました。
葉の色は、緑で艶々していたのですが、少し色褪せてきたように思いました。
この実一つ一つに4~6個の核があるということです。こんなにたくさんの実を見て疑問に思ったことがあります。
確かに、少し離れた所にクロガネモチ雄株の大木があるのですが、ほんとにあの雄株の雄花から花粉が運ばれて来て
受粉したのでしょうか?蜜蜂など昆虫が運んだとしても、こんなにたくさん・・・?
園芸用のクロガネモチは、販売されているのが、全て雌株だそうです。赤い実を楽しむのが目的だから・・・。
近くにクロガネモチの雄株がなくても、これらの木は、赤い実をつけるそうです。自家受粉ということは、なさそうなので
(雌花は、花粉を作れません。)・・雌花だけで、実を結ぶ力があるのでしょうか???

























ユリノキ(モクレン科・ユリノキ属)落葉高木 の黄葉

2014-11-06 14:23:44 | 樹木
 5月には、チューリップのような花を咲かせていたユリノキが、そろそろ葉を黄色く染めていく頃ではないかと思って
見に行きました。時期がやや遅れたせいか、色づきは、イマイチでしたが、大きな木全体が黄色くなった葉を見せて
いました。中には、はやばやと葉を落としてしまった木もあり、何だか元気がないように思えました。
これから、種を舞い散らすのでしょうか。つくつくとろうそくのように熟した実が残っていました。

























スダジイ(ブナ科・シイ属)常緑広葉樹  実

2014-11-05 13:41:16 | 樹木
 スダジイとツブラジイとの区別が、よくわかりませんが、昨日、荒神山公園で見かけたのは、実の形が楕円形で、先が
細く尖っていましたので、スダジイではないかと思いました。名札には、シイノキとだけ、書いてありました。
荒神山の北側の斜面では、5月には、いっせいに金色に染まるほど、シイノキの花が咲きます。まるで、ブロッコリーが
集まっているように見える新緑の様子も綺麗です。
スダジイは、巨木になることが多く、樹齢も長いものが多いということです。スダジイの実は、昨年の5月に授粉したもの
だそうで、約1年半もかかって、実を実らせるというわけですね。




















メリケンカルカヤ(イネ科・メリケンカルカヤ属)多年草

2014-11-04 15:06:24 | 草花
 昨年初めて覚えたメリケンカルカヤが、今年も同じ場所に白い穂を見せていました。
メリケンカルカヤは、北米原産の帰化植物で、晩秋に稈(イネ科の茎)を伸ばし、葉鞘に包まれた穂を稈の上から下まで
まんべんなくつけます。小穂は、2花で、1個だけ種子をつくり、20mm程の芒をつけています。その基部には、
8mmほどの白い綿毛が多数つき、風で飛散します。