なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

エビネ(ラン科・エビネ属)多年草

2016-05-04 16:15:41 | 草花
 家の北側、ブロック塀の内側で、植木の木陰になっている、人目につかない場所に、エビネが
咲いていました。気づかなかったら、誰にも見られず花の時期を終わっていたかもしれません。 
でも、こんな場所が気に入ったのか、年々数を増やしています。
 花が面白い形をしているので、近づいて撮ってみました。5枚の萼のように見えるのは、3枚が
萼で2枚は花弁です。真ん中の花弁は唇弁といって、前に突き出しています。唇弁は、3つ裂け、
真ん中の裂片は、さらに2つに裂けています。唇弁の中央から付け根にかけて、3本の隆起した線が
入っています。花の後ろには、距があり、蜜が入っています。
























                              後ろから撮りましたら、何か隠れていますね。
                    

カモミール(キク科)一年草 和名カミツレ

2016-05-02 14:21:14 | 草花
 お隣さんの畑で、カモミールを栽培されていたのを思い出し、写真を撮らせてもらいました。
日本には、19世紀の初めにオランダから渡来したそうですが、西洋では、古代から薬草として
栽培されてきました。草丈は60㎝ぐらいになり、葉は羽状複葉です。
中心部の筒状花が黄色で、舌状花が白い、直径3㎝ぐらいの頭花を多数咲かせます。
特有の甘い香りがあり、リラックス効果の期待出来るハーブとしてよく知られています。

























マツバウンラン(オオバコ科・ウンラン属)越年草

2016-05-01 14:14:18 | 草花
 マツバウンランという草花を覚えてから、あちこちで見かけるようになりました。
比較的痩せた造成地や、芝生地などに多いようです。
1941年に京都市伏見区で初めて発見されたといいますから、日本に渡来したのは、ごく近年です。
でも、繁殖力は相当なもので、時に群落を形成するようにさえなっています。
可憐な姿には、似合わないような逞しさをもった花なんですね。
すらりと細く伸びた茎が風にゆらゆら揺れて、撮るには意外と苦労しました。