なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

マルバルコウソウ(ヒルガオ科・サツマイモ属)一年草

2016-09-24 19:17:40 | 草花
 可憐な姿をしていて、なかなかの繁殖力をもつマルバルコウソウです。
アサガオに似た実を次々とつけ、種をこぼしていきますので、広がるのが速いのでしょうか。
道端や河川敷などに広がっているのを見かけます。
 ルコウソウの方は、花が星形で、葉は糸状の羽状になっています。こちらは、園芸種として販売されています。




















イヌホタルイ(カヤツリグサ科・ホタルイ属)一年草

2016-09-23 13:27:47 | 草花
 田んぼの畦道に生えていた草ですが、初めて出会う草で、ネットであれこれ探し回って、やっと
イヌホタルイという名前にたどりつきました。
 水田によく生える草で、花は、夏から秋にかけて咲くそうです。茎の途中に小穂が数個かたまって
ついているように見えますが、花から上の茎のように見えるものは、苞だということです。
イヌホタルイは、ホタルイに比べて草丈がやや小ぶりで、小さな松笠のように見える小穂は、比較的
細いということでした。
 小穂の先に小さな糸くずのようなものが見えましたが、拡大してみると、どうやら葯が出てきた
ところのようでした。ホタルイは、柱頭の先が3裂しているのに比べ、イヌホタルイは、2つに分かれた
ものや3つに分かれたものもあるそうです。でも、写真では、雌しべの柱頭は撮れていませんでした。




















イヌビエ(イネ科・ヒエ属)一年草

2016-09-22 14:07:38 | 草花
 イヌビエの写真を撮るのは初めてです。昔は、田んぼの中に所々イネより高く草丈を伸ばして生えて
いるのが見られました。代表的な水田雑草でした。
最近では、除草剤の普及のためか、田んぼのイネの中では、あまり見かけなくなっています。
 今回は、田の畦に僅かに残っていたものを撮りました。
よく見ると、やはり、イネ科らしい雄しべと雌しべが見られました。
タイヌビエというのもあるらしいのですが、イヌビエとの区別がよくわかりません。






























ニラ(ユリ科・ネギ属)多年草

2016-09-21 14:05:06 | 草花
 田んぼに沿った道端に、もとは植えられたものかもしれませんが、半ば野生化したニラが、白い花をたくさん
咲かせていました。
イチモンジセセリやキチョウが訪れて、食事中でした。
この花もユリ科で、花披片は、6枚です。次々と花を咲かせ、実を結んでいきます。
 ニラは古くから栽培され、食用や薬として利用されてきました。葉には独特の匂いがあり、強壮作用があると
いうことです。


































ヤブラン(ユリ科・ヤブラン属)常緑多年草

2016-09-19 14:11:46 | 園芸花
 台風16号の接近で、毎日お天気のよくない日が続いています。被害が少ないといいのですが・・・。
家の庭に咲いたヤブランの花を撮ってみました。うちのは、斑入りのヤブランです。
 ヤブランは、日本庭園などによく植えられていて、年中綺麗な葉を楽しむことが出来ます。
夏が過ぎて涼しくなってくると、花穂を伸ばし、淡紫色の花を総状につけて、開いてきます。
小さな花をよく見ると、花披片が3枚ずつ内側と外側に開いていて、ユリ科なんだとわかります。
黒紫色の果実は、つやつやして、綺麗です。