なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

フヨウ(アオイ科・フヨウ属)落葉低  モミジバアオイ(アオイ科・フヨウ属)宿根草

2016-09-18 16:02:16 | 園芸花
 裏の畑で今年はフヨウの花が何度も咲きました。大きくて真っ赤なこの花は、いかにも夏を喜んでいるように
見えました。フヨウの雌しべは、上に向いて曲がり、先端で5裂しています。
 少し遅れて庭にモミジバアオイの花も咲き続けました。どちらも一日花です。
モミジバアオイの葉は、細く5つに分かれて広がっています。名前はここからきているのでしょう。
 どちらも、この頃では、名残の花になってきましたので、夏の思い出に、撮っておきました。



















チヂミザサ(イネ科・チヂミザサ属)一年草

2016-09-17 09:02:16 | 草花
 ひどいピンボケばかりの写真で恐縮ですが、チヂミザサです。沼近くの木立の下に群れて生えていました。
チヂミザサの茎は、地表を匍匐し、節から直立または斜上して枝をのばし、広がっていきます。
葉が笹の葉に似ていて、葉の縁が波打って縮んだようになっています。
 小穂の先に長い芒(のぎ)があり、実が熟すと、粘液を出して、動物等に付着し、遠くへ運ばれます。
これが、ズボンの裾などにつくと、取れにくくて大変なことになります。
エゴノネコアシアブラムシがエゴの虫コブから、移ってきて寄生を繰り返す植物の一つだったことを思い出し
ました。ここからエゴノキの生えている場所は、そう遠くないので、やはりネコアシが出来ていたのかなあ・・。





















シマスズメノヒエ(イネ科・スズメノヒエ属)多年草

2016-09-16 13:15:12 | 草花
 曽根沼公園の芝生の広場にスズメノヒエらしき草が生えていました。
調べてみますと、スズメノヒエの仲間にも、スズメノヒエ・アメリカスズメノヒエ・タチスズメノヒエ・
シマスズメノヒエ・キシュウスズメノヒエ・・などいろいろな種類のあることがわかりました。
 穂の開き方、柱頭・葯の色、穂の基部に生えた長い毛、小穂を覆うように生えている、柔らかく細い毛などの
手がかりから、これは、シマスズメノヒエではないかと同定しました。でも、自信がありません。
間違っていましたら、教えて下さい。
 シマスズメノヒエは、南米からの帰化植物で、芝生地などによく見られるそうです。



































 

アレチヌスビトハギ(マメ科・ヌスビトハギ属)一年草

2016-09-15 15:51:19 | 草花
 荒神山、山裾の道沿いに、ピンクの草花が広がって咲いていました。アレチヌスビトハギです。
4日ほど前に見た時は、たくさん咲いていましたが、昨日は、もう豆果をつけているものの方が多くなって
いました。草花の季節も速く進むみます。
 アレチヌスビトハギは、北米原産の比較的近年入ってきた帰化植物だそうです。
旗弁の基部に黄緑色の2つの斑があり、目のように見えます。ちなみにヌスビトというのは、ヌスビトハギの
果実が2個づつ連なってついていて、盗人の足跡のように見えるからだということです。
果実の表面には、鈎状に曲がった毛がはえていて、いわゆるひっつき虫になります。



































コバノカモメヅル(ガガイモ科・カモメヅル属)多年草

2016-09-14 13:41:44 | 草花
 曽根沼の水辺の柵に巻きついて、少しだけコバノカモメヅルの花が咲いていました。
この花は、一昨年の8月末に見つけてから、草刈りで刈られてしまって、その後、一度も会えなかった花です。
ですから、今日会えた時は、とても嬉しかったです。
花の径は、7~9mm、暗紫色の星形をしています。花が終わると、5cm程の細長い先の尖った実が出来る
ということです。秋になると、実が弾けて、タンポポみたい毛のついた種が飛んでいきます。
今日は、探したのですが、実を確認することは、できませんでした。

帰りに、この間のメヒシバを もう一度見に行きました。葉鞘、葉の基部に生えた毛を撮ってきました。