なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ミドリハカタカラクサ(ツユクサ科・ムラサキツユクサ属)常緑多年草

2020-06-08 15:59:20 | 草花
 昨年の6月5日に、このブログにとりあげたオオトキワツユクサですが、今年も同じ場所に
たくさん群生して咲いていました。
 花や葉の大きさ等がそれ程大きくなく、草丈もそんなに高くないので、これは、同じく南米
からの帰化植物ミドリハカタカラクサではないかと改めました。
花柄が紫色をしていないこと、花弁がやや尖った形になっていることから、トキワツユクサ
(ノハカタカラクサ)ではないと思っています。
 6個の雄しべの葯がハート形をしていて可愛いです。雄しべについたたくさんの白い毛が
ビーズを繋げたようにきらきらして、華やかです。






























コナスビ(サクラソウ科・オカトラノオ属)多年草

2020-06-06 16:37:53 | 草花
 曾根沼公園を歩いていると、木陰の薄暗い所に、小さな黄色い花がぽつぽつと咲いているのが
目に入りました。 コナスビ・・数年前に、ここで見つけて名前を覚えた草です。2015年と
2017年の5月にも、このブログに掲載しました。
 茎は地面を這って伸び、葉は対生していて広卵形です。茎にはまばらに軟毛が生えています。
 葉腋についた黄色い花は、径7mmぐらいで、花冠は深く5裂し、雄しべ5本雌しべ1本です。
萼片は披針形で鋭く尖り、花冠の裂片の間から見えます。
 果実は蒴果で、5mmぐらいの球形をしています。熟すと、5裂して、種が出てくるそうです。




























アカメヤナギ(ヤナギ科ヤナギ属)落葉高木 別名マルバヤナギ

2020-06-04 16:26:05 | 樹木
 柳絮というのは、これのことだったのですね!初めて見ました。
昨日、駐車場の閉鎖が解除となり、久しぶりに曾根沼公園を歩きました。
公園の中程、沼の近くに、大きなアカメヤナギの木が生えているのは、前から知っていました。
それは立派な木でしたから・・。
 昨日は、このヤナギの木の近くで、草の上にも、遊歩道の両側にも綿のようなものが積もって
いるのをみました。見上げると、このアカメヤナギの枝の先の方に、果穂らしきものに、
たくさんの綿毛がついています。
 風が吹くと、綿毛がふわぁっと散って、雪のようです。
 近寄って見ると、綿の中に点々とごま粒のような黒いものがみえます。これが種子なのかな・・
それにしても、すごい数です。
 柳絮が風に舞う風景は、初夏の風物詩なのだそうです。







































 

ガガイモ(キョウチクトウ科・ガガイモ属)つる性多年草 ?

2020-06-02 16:32:12 | 草花
 河原の縁に、枯れ草に巻き付いたつる草が枯れていました。種を飛ばせてしまった袋果の殻が
ついています。かなり大きなものです。
 一目見て、これは昨年のガガイモの袋果じゃないかと思いました。実は、まだガガイモという
草を見たことがありませんでした。ただ、この袋果の殻が、大きさは違いますが、昨年観察
していたコバノカモメヅルに形が似ていたのです。
 もう新しい今年のガガイモが生えていないか・・と、近くを探しました。大きな葉のつる草が
あちこちに生えていました。7月8月頃になったら、本当にガガイモだったのか、花を見に来よう
と思います。






























スイカズラ(スイカズラ科・スイカズラ属)常緑つる性木本

2020-06-01 16:02:41 | 樹木
 堤防の竹藪の縁に今年もスイカズラの花が咲いていました。昨年初めて見つけた場所です。
枝先の葉腋に甘い芳香のある花を2個ずつつけます。花は初め白色で、次第に黄色に変わって
きます。
 花冠の筒状部に甘い蜜があり、昔子どもたちが、好んで花をくわえ、蜜を吸ったことから
この名がついたそうです。