気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道(8)~麦の秋

2023年06月30日 | そろりとろり俳句の道

※初夏の麦畑と農道(埼玉県吉見町)/ringonomeさん/写真AC

【俳句ポスト365】は愛媛県松山市が運営する俳句投稿サイトで、選者は、中級以上は夏井いつき先生、初級者は家藤正人先生です。

誰でも無料で投句できます。

5月の兼題(季語)は【麦の秋】でした。

※俳句歳時記

季語【麦の秋】夏(時候)

傍題:麦秋(むぎあき)麦秋(ばくしう)

初夏に麦が黄金色に熟し、収穫を待つころ。

「秋」は実りの時の意。→麦刈

例句:【麦秋のやさしき野川渡りけり/石塚友二】

妹の句:【村ひとつ額に入れたき麦秋や】(初級者部門/入選)

私の句:【どこまでも続くあぜ道麦の秋】(初級者部門/入選)

今回、私の句は月曜日にピックアップされる「類想」に入っていました。

「麦」の一語から、パン、ウクライナ、などを発想した例が多くあったようです。

また麦畑や丘など広い光景を連想する人も多かったようで、私の句はこちらに入るのでしょう。

     

実家にいた頃は、この時季になると毎年見ていた「麦の秋」、今年も見ることが出来ませんでした。

句を載せる写真を探していたところ、郷里に近く風景も似ている吉見町の農道の写真があったので、

いつものように写真ACさん(フリー素材サイト)からお借りしました。

最近は年賀状のみの付き合いになってしまったけれど、吉見町は同郷の友人、E・Hちゃんが嫁いだ町です。

E・Hちゃんを思い出しました。

私達が14、15歳の時…そんな昔のことです。

彼女の部屋(実家)は2階にあり、遊びに行ったことがあるのですが、窓から見えるのは広い田園風景でした。

その時「ここから稲妻を見るのが好きで!…特に加山雄三のレコードを聞きながら・・・」と言っていました。

田園・雷・そして・・・君といつまでも 

ちょっと不思議でしたが、でも、何となくわからないでもありません。

加山さんの曲って、なぜかゆったりとした、広大な風景を想像させます。

     

今日、優秀句(金曜日は優秀句)を読みましたが、やはり皆さん秀句で、勉強になりました。

私は、取り敢えず類想から脱出しなくてはなりませんが、なかなか・・・

次回の兼題は【雷】です。

※SakuraR/写真AC

このお借りした写真のような、子供の頃はよく見た光景は我が家では見ることができません。

またまた難しいです。

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山桜桃梅(ゆすらうめ)酒をつくる~家庭で果実酒を…の注意点!

2023年06月24日 | 日記

(5月17日)iPhone写

おととしの母の日に、次男から貰った山桜桃梅!

今年初めて桜のような可憐な花が咲きました。(3月22日写)

小さなサクランボのような実がなりました。🍒(5月8日写)

雨にも負けず!熟してきました。(5月13日写)

ルビーのような美しい赤色になった実を収穫(5月17日写)

クックパッドの「ゆすらうめ酒」を参考にしてつくってみました。

🔗

すらうめ酒 by mizu1223 【クックパッド】 (cookpad.com)

用意した氷砂糖とウオッカ(ホワイトリカーの代用)

山桜桃梅が少ないので、クックパッドの量を基本にして計算し配合!

一日後、角砂糖がゆすらうめの下へ沈む!(5月18日写)

約一か月後、深い緋色に!(5月24日写)

瓶を時々ゆすってかき混ぜています。

     

梅酒などは家庭でつくる話をよく聞くので、当然これもいいのだと思っていたところ、長男に「それって密造じゃない?」と言われました。

なんでも、知人が果実酒造りの過程をネットにあげたところ、その知人の自宅へ警察が来たそうなのだ。(家宅捜査?)

そこで、調べてみたところ酒税法が絡み、けっこう複雑で、知らないでつくってしまう人もありそうなのです。

その知人も量なのか材料なのか分かりませんが、ネットにあげなければスルーしたのかもしれません。

要約すると(※news.yahoo.co.jp)

(1)ベースとなる漬けこむお酒のアルコール分は20%以上➜ウオッカは35度以上なのでOK!

(2)これに混和する原料は、ぶどう、山ぶどう、米、麦、あわ、とうもろこし、こうりやん、きび、ひえ、でん粉、アミノ酸、ビタミン類、酒かすなどといった禁止物品ではないこと➜OK!

(3)自分や同居の親族で飲むためのものに限られ、販売しないこと➜OK!

特に注意するのは・・・家にある酒類として、ワイン、日本酒などを使いそうだけれど、アルコール度20%以内なので、それらでつくるとアウトだそうだ。NG!

ワイン🍷とフルーツがあれば、手軽につくれるサングリアは「ワインとフルーツは飲む直前に混ぜる」漬け込むのは酒税法が関係してNG!

なにはともあれ、法には触れていないようなので・・・

飲める日がとても楽しみです!

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母さんへ~電話ができないから手紙を書くね(^-^)/✉44

2023年06月20日 | 母への手紙

ダイモンジソウ(2023/5/30)自宅・iPhone写

母さん、前回の手紙からちょうど一か月が経ち、梅雨の季節になりました。

梅雨に入り、雨の降る日が少し続いていましたが、ここ何日かは晴れて蒸し暑い日が続いています。

梅雨の中休みなのか、このまま夏になってしまうのか?…この頃の気候はよく分かりません。

雨が降ったら降ったで、信じられないほど大量に降ったり…明らかに私達が育った頃とは違ってきているようです。

前に報告していたとふたりの青森旅行、無事に行ってきました。

お義母さんが「綺麗だった」と言っていた十和田湖を見てきましたよ。

ほんとうに綺麗な湖でした。

湖の色が、藍色というか、紺色というか…群青色というのか、深い青色をしています。

職業柄の頭の中には「色見本にしたら何番くらいなのか?」なんて浮かんでいたような?

前日の雨模様も、すっかりと晴天に変り、遊覧船にも乗りました。

船上からは、湖と山の境目に全く建物が見当たらない、自然が美しい景色でした。

待望の夕日も見ることができました。

じじとばば湖畔に佇む・・・ 絵になりませんね!

     

奥入瀬(おいらせ)渓流で森林浴もしました。

奥入瀬では、何か蝉時雨のような(蝉時雨より煩い)…声が響き渡っていました。

でも私の知っている蝉(例えばアブラゼミとかミンミンゼミ)の鳴き声でなく、どちらかと言うと「カエル」の鳴き声のようなのですが、

木立の上の方から聞こえてきました。

ネットで調べてみると【春蝉】だと分かりました。

れっきとした蝉の一種で「蝦夷春蝉」と言い、夏前の5月~6月頃に鳴くらしいのです。

北海道では平地、東北地方では低山地、関東地方以西では標高1000m以上の山地(主にブナ帯)に見られる。※nhk.or.jp

「蝉は夏だよねー?」私の育った、そして今住んでいる関東平野では聞いたことがありません。

いくつになっても知らないことは沢山でてきますね。

声はすれども姿が見えず・・・

【蝦夷春蝉】※写真AC/ミー☆さんからお借りしました。

俳句歳時記で調べてみると、春の季語の中に「春蝉」がありました。

春に鳴く蝉ということではなく、蝉の種類のことらしいです。

「初蝉」「蝉」といえば夏の季語ですが、母さんは知っていましたか?「春蝉」

お土産もいろいろと買ってきました。

【ほたて醤油】

日本酒【安東水軍】

安東水軍を飲む、【ぐい呑み】(私用)

【アカシアの蜂蜜】早速ホットケーキを焼いてかけてみました。🍯

私はアカシアの蜂蜜が癖がなくて一番好きです。(秋田県小坂町産)

孫達には【お菓子】なんだか林檎🍎づくしです!

     

一か月の間に庭の花もいろいろと咲きました。

見出し写真にしたダイモンジソウは去年の秋にひと鉢買ったものですが、半年経ってまた咲きました。

一年に2回咲くのでしょうか?でも咲いて嬉しかったです。

(5月27日)

おととし、お隣から頂いて挿し木した白いアジサイが咲きました。

これは日が経って淡いピンクとなり、とても綺麗でした。

去年はちっとも咲かなかった、もともとあったピンクのアジサイも、今年は咲きました。

(6月8日)

立葵が去年と同じ場所に咲きました。

(6月12日)薔薇がまだ咲いています。

ラベンダーが咲き始めました。

ネジバナ(種が飛んできたのか?なんか嬉しいです。)

(6月19日)

玄関のサザンクロス(クロウエア)私の好きな花です。

 

     

手紙を書いていたら、母さんが恋しくなりました。

こちらのお義母さんは、同じ家の住んでいたので、居なくなっているのは分かるのですが、

母さんには、実家に行けば逢えるような気がずっとしています。

コロナで回忌も無いし、ここ数年実家には全然行っていないからかもしれません。

梅雨なので湿っぽくなっているようなので・・・それじゃまたね!母さん!

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そろりとろり俳句の道(7)~【蝶】

2023年06月13日 | そろりとろり俳句の道

鹿島神宮参道(2022/5/24)iPhone写

俳句生活(通販生活の俳句投稿コーナー)選者は夏井いつき先生で入選句は(天・地・人・佳作)に分かれています。

「4月の兼題」季語:【蝶(てふ)】 動物/春

傍題:蝶々・胡蝶・蝶生まる(うまる)初蝶・白蝶・黄蝶・紋白蝶・蜆(しじみ)蝶・蝶の昼

※俳句歳時記

日本国内では在来種で約230種の蝶が確認されている。

『古今集』に<散りぬれば後はあくたになる花を思いしらずもまどふ蝶かな/僧正遍照〉

と詠まれているように、花に舞う優美な姿が愛でられてきた。

春、最初の姿を見せるのは紋白蝶や紋黄蝶。

季語では蝶といえば春であり、アゲハ蝶など大型なものは夏に分類される。➜夏の蝶(夏)・秋の蝶(秋)・冬の蝶(冬)

     

【投句結果】

妹の句(佳作)【連れてゆけ窓外の蝶のかろきよ】

※写真AC/kokkonさん

私の句(佳作)【参道にひらと舞ふ蝶神使かな】見出しの句

去年の5月、鹿島神宮の参道を歩いている時に、見かけた蝶のことを詠った句です。

「神使(しんし/じんし)」とは、神意を代行して現世と接触する動物のことで、虫もいます。

仏教由来の毘沙門天系神社の神使はムカデ!です。

ちなみに、鹿島神宮の神使は「鹿」で、Jリーグの鹿島アントラーズのアントラーとは鹿の角を意味し、これは鹿島神宮の神鹿に由来するそうです。

 私の持っている俳句歳時記には「初蝶」が傍題として載っていましたが、夏井先生のアドバイスに、

※頁数の少ない歳時記や季寄せの中には、「蝶」の傍題として、「初蝶」を載せているものもあります。
また、歳時記編者の考え方として、「蝶」の傍題としている場合もあります。
 が、「雪」と「初雪」、「時雨」と「初時雨」の違いは大切にされるべきだと、私は考えています。
逆の言い方をすれば、「初」の一字を冠する季語の、こまやかなニュアンスを味わってこその季語だと思うからです。

とありました。

またもう一つ、私の俳句歳時記には「アゲハ蝶」などの大型のものは「夏」とありました。

いろいろと難しいです。

6月の兼題は【ビール】です。

これも難しそうです。

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夫婦ふたり旅~青森(四日目)③ 八戸~東京(八食センター・八戸駅)

2023年06月11日 | 旅行

八戸【八食センター】(2023/5/25)iPhone写

🔗前回のブログ

 

夫婦ふたり旅~青森(四日目)② 十和田市現代美術館 - 気がつけば思い出Ⅱ

十和田市現代美術館パンフレット表紙(2023/5/25)🔗前回のブログ夫婦ふたり旅~青森(四日目)①ホテル十和田荘~道の駅・奥入瀬ロマンパーク-気がつけば思い出Ⅱ【...

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いよいよ旅も終わり地点、八戸。

息子(長男)が旅行先(北海道)から、子持ち鮭一尾を送ってきた時にさばき方や「いくら」の作り方を教えて貰ったママ友は八戸出身だった。

それ以来「八戸=漁港」のイメージができている。。

(12:00)11:20頃、十和田市を出た私達は約40分後、八戸市へ入った。

※Googleマップ

せっかくなのでを昼食には美味しいお魚を食べようと、

水揚げされたばかりの新鮮魚介類・乾物珍味・お土産・四季折々の食材があると言う【八食センター】へ向かう。

(12:10)【八食センター】

海鮮丼とせんべい汁(私はミニの方だったけれど十分!やはりお刺身は新鮮で美味しかった)

     

さあ、食事も済んでレンタカーを返しに行く。

(12:50)青森(五所川原)で借りた車を(八戸)で返すことができるそうだ。

(13:00)JR八戸駅に着く。

駅前に【悠久の碑】があった。

傍に咲いているのは、五所川原でも見かけたハマナスの花だろうか?

もう一つ駅前で見かけたもの「噴水に立つ人魚の像」

調べてみると、神奈川県平塚市駅前噴水の人魚像と同じ、澤田政廣作【海の賛歌】だそうだ。

そして、もう一つ同じ人魚の像が、静岡県熱海市の「澤田政廣記念美術館」にもあるそうだ。

新幹線に乗るまでに1時間ほど時間があるので、駅に隣接する八戸地域地場産業センター【ユートリー】に寄ってみた。

一階にお土産店が入っていて、そこで夫は孫娘に、久慈琥珀のアクセサリー(ブローチ)を買った。

     

(13:30)駅に入ると「八戸三社大祭」の展示物があった。

今年は7月31日~8月4日だそうだ。

     

そして新幹線の待合室で座って少し休んだ後、乗り場へと向かう。

(14:16)新幹線はやぶさ28号に予定通り乗車、出発

(15:58)郡山市-日和田町梅沢付近

(16:36)さいたま市北区-今羽町付近

(17:00)東京のビル街が見えてきた。

(17:02)中央区-日本橋本石町付近

このビル街をみると、いつも「帰って来てしまった…」と思う…

(17:04)東京駅着(約3時間、八戸から乗ってきた、はやぶさ28号)

その後、東京駅から横須賀線に乗り、保土ヶ谷まで寝むけでうつらうつらと…

(18:00)帰宅。

     

これで、夫婦ふたり旅~青森(三泊四日の旅)は無事に終了しました。

喧嘩もせずに、楽しい旅になりました。

何しろ、老・老旅なので健康に気を付けて、できれば次回もありますようにと思っています。

長い間、この旅日記ブログにお付き合いいただきありがとうございました。

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