飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

暴かれるか、日本航空123機墜落事故の真相?!35

2010-03-08 07:27:11 | 123

謎が多い日本航空123機墜落事故
しかし、信憑性にイマイチ欠ける追求情報!!
それが一変するかも知れない.......。
渾身の情報が発信されつつある!! 第34弾


 凄まじい展開である。予想はされたとは言え、想像を絶する事態である。だから、コメントが荒れる理由は、十二分に汲み取れる。荒唐無稽なら、荒れる必要はさらさらにない。無視すれば良いだけの話だ。


 こうした事態に立ち至った理由は、まだ定かではないが、事態の深刻さは字義通り窺い知れる。話半分でも由々しき事態であることは否定できるものではない。どうあざ笑ってもそれは自由であるが、真相の解明は必要だ。


 これも刷新の時を迎えているのだと想われる。


 それにしても、S氏、管理人氏には頭が下がると言うべきだろう。この取り組みには、並の神経、並の決意で成せる技ではない。余程の衝き動かされる情動が見受けられる。ほとんど魂の叫びと言っても言いすぎではない。


 心ある人々には、確実に届いている。間違いない。


急性放射線症-御巣鷹の尾根-

http://www.youtube.com/watch?v=B9sTUaQ29AA

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【転載開始】

JAL123便墜落事故-真相を追う-そしてミサイルは発射された(12)

2010-03-06 14:07:25 | 日記

※ 2010-03-07 22:40 一部を加筆修正しました。文意に変更はありません

1985年8月12日、大阪伊丹空港行、日本航空123便を撃墜させた原因について考察する「そしてミサイルは発射された」シリーズの続編です。このブロ グを初めて読まれた方は、「ミサイル説って本当なの?」と思うかもしれません。本ブログにおいては、現場で採取した数多くの物証を示すことで、ミサイル発 射の有無の議論は既に終了しており、今や、どの軍事勢力がどのミサイルで同機を撃墜したのかに論点が移っています。

ちょっと着いていけないと思われる方は、まず「そしてミサイルは発射された」シリーズ、および「オバマ大統領訪日によせて」 をお読みください。できれば、全記事を読んでいただくとありがたいです。日航機事故の全容を簡単に説明すれば、「軍事物資を輸送していた123便を巡る、 日米ソの軍事衝突」となります。こんなのでいいのか!?と思うくらい、事の表層については明瞭なのです。この'事故'、というより'事変'のもう一つ重要 な側面は、日本国政府(あるいは裏政府・軍産複合体)がとった以下の行動です。

 ・多くの生存者を見殺し、惨殺、あるいは拉致連行したこと
 ・虚偽の事故報告を行い、全国民を欺いたこと

以上は、犠牲者及びそのご家族だけでなく、政府を信任する全ての日本国民に対する重大な裏切り行為です。政府がとったこの歴史的とも言える背信行為に対して、私たち国民は次の点を明らかにしなければなりません

 ・日航機に積載した軍事物資(BF4=毒ガス原料・核弾頭)の行き先・輸送目的
 ・なぜ民間機で軍事物資を輸送したのか
 ・なぜ生存者を殺害してまで秘密を守ろうとしたのか
 ・官庁・大学・マスコミをねじ伏せた権力の正体は何か(裏政府、軍産複合体?)
 ・なぜ米国政府、ソ連(現ロシア)政府はこの件で沈黙しているのか

この他、S氏や私の取材を執拗に妨害し、時に殺害行為を仕掛けてくる国営テロ集団(国賊)と上記権力機構との関連、彼らの関与が強く疑われる、一連のオウ ム事件、グリコ・森永事件、また古くは三鷹事件、下山事件、松川事件など日本の怪事件(*1)とこれら権力機構の関連についても、日航機事故の真相解明を 機に、国民に広く真実が知らされるべきです。

[*1]日本の怪事件:これを言い出すと、「福知山線脱線事故」、「神戸連続児童殺傷事件」、「和歌山毒物カレー事件」など、キリがありません。関連があるにせよ、ないにせよ、これら疑わしい事件については再検証するくらいの取り組みが求められます。


■現場に散乱する核弾頭

まず、現場で発見された機体破片から、これまで国際軍事評論家のB氏が判定した機体のリストを以下に提示します。

・RC-130
・RC-135 
・F-106(黒い機体)
・F-117
・CH-46
・UH-1H
・F-4EJ
・Mig-25
・その他判定不明の航空機、戦闘機類(複数)

以上が発見されたことから、この地(御巣鷹の尾根一帯)でたいへんな空中戦、地上戦が勃発しただろうことは以前お伝えした通りです。B氏はこれにさらに分析を加えます。

(1)「これを戦術作戦として考えれば、ヘリに関しては1機、2機というレベルではないでしょう。人員を乗せたヘリが何機もここに飛来し、撃ち落とされて いるはずです。私の見立てでは、軍機乗員、米海兵隊、陸上自衛隊の地上部隊を含めて、少なくとも500人以上がここで死んでいるはずです。」

(2)「日本は非核三原則(*2)を掲げる国ですから、表向きは、米軍機、自衛隊機共に核兵器は搭載してないはずです。しかし、そんなのは建前であって、 米軍が日常核兵器を搭載しているのはもはや公然の秘密です。しかも、この件に関しては自衛隊の核武装すら疑われている。実際に核が使われていないとして も、これだけの軍機が落ちていれば、核ミサイル・核爆弾が数個~10数個程度は現場にゴロゴロと転がっているとみなければなりません。」

B氏の分析(1)によると、民間犠牲者の他に、500名程度の兵士がここで命を落としているだろうとのことです。戦乱に関わった軍人と、民間機の犠牲者を 一緒にしてはいけませんが、もしもB氏の見立て通りだとすると、この地で1000人以上の命が失われたということになります。以前の記事で、昇魂の碑の前 で悲痛な表情を浮かべる白人男性についてお伝えしたことがありましたが、このお方の表情の意味は、果たしてここで失われた兵士のためのものだったのでしょ うか。

人の死を悼むのは当然の感情ですが、(2)の核兵器に関する情報はいただけません。下手をすると、現在に至るまで人を死に追いやる危険な状況が残されてい ることを暗示しています。そして、B氏の指摘を待つまでもなく、現場調査を始めてから既に5年の年月を費やしたS氏が、既にその断片に遭遇していたので す。

[*2]非核三原則:折りしも、佐藤栄作元首相(ノーベル平和賞受賞)と米国との密約が今になって騒がれています。しかし、国民の誰しもが米軍が「核を持 ち込んでない」とは思っていないでしょう。それどころか、旧「動燃」で国産核弾頭を密かに製造していたことの方がはるかに問題です。もういいかげん嘘(う そ)はやめにして、国民の前でに正々堂々と是非を問うべきです。


■S氏が目撃した「核」の断片

昨年(2009年)、私がS氏と知り合って間もない頃、現地に落ちていたものについて、彼にこんなことを質問されました。

「各々1cm 径くらいの、6角形のハニカム構造体なんですが、この構造の中に黄色い固形物が充填されている。固形物はまるでモルタルのような薄い黄色でザラザラした表 面をしていました。何か核関係のものじゃないかと思うのですが。というのも、これが落ちている付近にいるとクラクラして、動けなることがあるんです。本当 に、今日はもう下山できないんじゃないかと思うくらいです。また、その辺りには死んだ動物の骨も多いし。それから、ここに入った後、傷の治りがすごく悪い んですよ。これ(写真1)は切ってから3週間経過した傷なんですが、カサブタがなかなかできないんです。」

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写真1:3週間経ってもカサブタができない傷跡

最初にこれを尋ねられた時、わたしもさっぱり分からなかったのですが、その後、S氏が同現場近くで撮った一枚の写真(写真2)をB氏に鑑定してもらった時、それが何か判明したのです。以下その時の様子を会話形式でお知らせします。

------------------------------- (ここから) -----------------------------------

管理者:S氏が撮った以下の写真、何だと思われますか?まるでレンガの破片のようですが。

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写真2:レンガ状の物質

B氏:これは、アレだな。俗に言うイエローケーキというやつですよ。

管理者:すみません、不勉強でよくわからないのですが。

B氏:ウランを精錬して濃度をあげたものです。

管理者:ええっ、でも、黄色じゃないですよね。

B氏:核兵器に使用される軍用のイエローケーキは錬度が高く、レンガ色をしています。

管理者:それじゃあ、核兵器に関連する何かであると。そういえば、S氏によるとこの写真を撮った近くで、ハニカム状の・・(説明略、上記をご参照ください)・・があると言ってましたが、何か思い当たりますか?

B氏:核兵器に関連するとなれば、爆縮レンズの構造そのものですね。充填されているのが核爆薬になります。

管理者:核爆薬、それはもしかして、プルトニウム・・・

B氏:基本的にそうです。ただし、詳細な爆薬原料の組成や爆縮レンズの構造は、各国における最重要軍事機密扱いとなります。

--------------------- (ここまで) --------------------

この後すぐにS氏に電話を入れ、「絶対に触るな!絶対に持ち帰るな!」と伝えたのは言うまでもありません。また、写真1の傷の状態についても、知り合いの 医療専門家に尋ねてみたところ、「血中のフィブリンが減少している、典型的な放射線症の一つですね」と回答をいただきました。


■核ミサイルの弾頭構造

以下の図1は、B氏のガイダンスを受けて作成した、核ミサイル弾頭の概略図です。レンガ状のウランは弾殻を構成します。ハニカム構造の核弾薬については、 S氏が見つけた後、直ぐに回収されてしまったということで写真がありません。よって想像図でのご紹介になります。これに関しては写真が撮れなくて残念とい うより、回収していった方のお命が気がかりです。はっきりと形になったものはあらかた回収されてしまったのかもしれませんが、その時の破断状態について聞 く限り、粉々になった断片がその周囲に飛散しているのはほぼ間違いありません。S氏によると、このような立ちくらみを覚えるスポットが、事故現場付近に数 箇所あるとのこと。なお、写真3は、放射線によりデジタルカメラのCCDセルが励起し、青い発光が表れたと思われる写真です(断定するにはもう少し追試が 必要です)。やはり、この危険スポット近くで撮られたものです。

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図1:核ミサイルの弾頭構造 概略図

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写真3:放射線により青い発光が写り込む?(赤丸部分)


■回収された核弾頭の行方

核爆発があった場合、上記のような断片は燃焼し残りませんから、これらの断片を以って事故当日に核攻撃がなされたとは断定できません。しかし、少なくとも 不発核弾頭がゴロゴロしているというB氏の予想は間違いなかったようです。前述したように、形が残った断片については回収部隊によってかなり運び出されて しまったようです。また、我々の方も危険がいっぱいの核物質を積極的に探し出そうとは思っていません。しかし、これについては「目に見えないから、運び出 されたから、もう見つかりません」で済むような甘い問題ではありません。微細な断片は確実に現場に残留しているだろうし、回収された断片、あるいは丸のマ マの核弾頭についても、どのように処理されたのか不明です。

核弾頭の回収処理についてB氏は次のように語ります。

「世界中で確かな核兵器処理技術と専属チームを持っているのは、米国軍とフランス軍くらいのものでしょう。日本では政府系の原子力機関がそれに該当するこ とになりますが、ノウハウと言う点ではとても及ぶものではありません。事実上、米軍、フランス軍に依頼するしか核兵器の処理はできないはずです。」

B氏の発言が真実だとすれば、回収された核弾頭は密かにどこかに集められ、そのまま放置されているということになります。それが、国内なのか、国外なのか わかりません。あるいはこっそりと、米国、フランスに話をつけているのかもしれません。いずれにせよ、回収した核弾頭がどのように処理されたのか、あるい は未処理なのか、それをはっきりさせないうちは、この日本で安心して夜を迎えることはできません。日航機事故の真相解明が叶った暁には、これら核弾頭の行 く末についても必ずや明らかにされなくてはなりません。


■尾根に残る放射能

次に、参考までに今回の記事に関連する映像を公開します。写真4は事故現場へ登山者、森林整備の職員を装いやってくる一団が、破片回収をしながら時折口に 入れる錠剤の包装です。これだけでは薬の種類まで判別できませんが、この集団全員がこれを携行し常飲していることから、おそらく放射線症対策のヨウ素剤で あると推定されます。

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写真4:回収部隊が現地に残していった錠剤の包装


動画1は、S氏が今年の2月、現場の尾根で破片の調査に入った時のものです。拾っている物だけではなく、S氏の手に注目してください。手の甲から腕にかけ て紫色の発疹が浮かび上っています。説明するまでもなく、急性放射線症の症状です。本人いわく、立ち寄る場所によってはこの症状が現れるそうで、現場から 何日か離れていれば腫れは引くそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=B9sTUaQ29AA
動画1:現場調査中のS氏、手の紫色の発疹に注意

この他に、「「闇夜に蠢く物(4)」でご証言いただいたM氏は、2000年頃より肺癌を発病。数年に渡る治療の甲斐あり、現在は健康を取り戻しております。事故当日に現場へ入ったことが発病の原因とは断定できませんが、疑いは残ります。M氏自身の証言[17]に注目してください。

「山で遭難して遺体になると、狐や狸など、山の動物にひどく食い荒らされるのですが、現場で見た遺体には、奴らが手をつけた痕跡がまるでない、それは山を知る者としてはたいへん不思議な事です。」

一般に、野生の生き物は電磁波や放射線に対して敏感だと言われます。そこまで言わずとも、粉々になった不発核弾頭、風に巻き上げられた放射性物質がその時 現場に漂っていたとしたら、残酷な殺戮行為を働いた軍関係者はもちろん、後から現場に駆けつけた、救助関係者、報道関係者、遺族関係者の全員が、もしかし たら被爆していた可能性があります。事故発生からの一定期間内に現場に入った全ての人員の健康状態について、追跡調査を行うこと、日航機事故の真相究明とはそこまでやり通さなければ終わりにできない、日本国民が背負った大きな負の遺産なのです。

S氏についても、現場調査に行くのはそろそろストップさせなくてはなりません。と言うのも、先ほどの医療専門家に血液検査をしてもらったところ、「かなり 放射線の影響を受けているようだ。このまま放っておけば確実に癌になるだろう」と宣告されているからです。現在30代前半、事故当時はまだ小学校低学年 だったS氏。当時すでに成人だった私や同世代人を差し置いて、真相究明の最大の功労者をこんな形で先に逝かせる訳にはいきません。

最後に、国営テロ集団(国賊)側に付く、自衛官、公安警察官、下請け民間企業の従業員の方々にも呼びかけます。

「あなたたちは、権力者のモルモットにされているだけなのです。早くそれに気が付いて、神から授かった命を世のため人のために役立ててください。」


* * *


123便の墜落原因の解明、および事故調査報告書・ボイスレコーダー・フライトレコーダーの虚偽性の解明については、その作業がそろそろ終盤に差しかかっ てきました。この先、このブログが取り組むべき大きなテーマは、知られざる日本国政府の正体に移っていきます。戦後65年、この国が本当に、私たちが自ら 選んだ国会議員とその政府によって運営される民主主義体制の下にあったのか、あるいは、黒い霧の中に潜む、一部の権力者の掌中で動かされていただけなの か、日航機犠牲者の無念に応えるためにも、それについて今こそ明らかにしなくてはなりません。


HAEC LOCUTUS SUM VOBIS UT IN ME PACEM HABEATIS IN MUNDO PRESSURAM HABETIS SED CONFIDITE EGO VICI MUNDUM
これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている。

管理者  

【転載終了】


不思議な少年!! その72

2010-03-08 06:46:52 | 物語

イエス六人の弟子と母と共にカペルナウムに行く


 

 ちょっとご無沙汰した。倦まず、たゆまず邁進するつもりが、小休止した。心機一転したい時もある。多忙もあった。それ以上に、倦む時もある。それが人間だ。悪しからず......


 娑婆の喧噪から、少し離れていたい気分の時もある。そんな気分は、大切なものを置き忘れていたことを気付かせる。それは永遠の魂の存在だ。娑婆の喧噪は、一時の夢に過ぎない。魂の学習の貴重な夢だが、夢には違いがない。エキサイティングであっても、いつの日か消える

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<’10-2-16 09:09地震雲?!と判断して投稿者撮影:記事に無関係>  

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もう終わった雪割り桜 :記事に無関係


 消えないものがある。それが魂の世界だ。それは心の中にある。それを不思議な少年=イエスは気付かせる。もう、少年も青年になった。しかし、心の中では、永遠の少年と変わりがない。物語はまだまだ続く。やっと三分の一を過ぎたあたりだ。


 忘れていた訳ではないが、これが喧噪の心機一転には丁度良い。初めての方は、タグ『物語』で『不思議な少年!! その1』からお読み頂くと嬉しい。分かりやすいと思う。


 この少年の物語は、聖書以上に解りやすく、面白い。よくもこんな物語が書けたものだとほとほと感心する。おっと、これは物語ではない。原著は福音=Gospelとある。これは転載者の転載題名に過ぎない。


 人はそれぞれだから、無理してお読み頂く必要はないが、心機一転の書である

 

イエス六人の弟子と母と共にカペルナウムに行く。イエス人々に地上の王と天上の王の相違を説く。


 カペルナウムの町はガラリヤ湖畔で、ペテロの家はそこにあり、アンデレ、ヨハネ、ヤコブの家も近い。これらの人々は漁師で、網の世話をするために、帰らねばならなかったので、イエスとその母も一緒に来るようにすすめた。一同は間もなくピリポ、ナタナエルと共に、海辺のペテロの家にやすんでいた。


 ユダヤの王が来たというニュースが、町中にも海辺にも伝わったので、群集は彼の手に触れようとして押し寄せて来た。


 イエスは言った、「わたしはあなたがたが魂の目で見なければ、王を示すことができない。この王国は魂にあるからだ。すべての魂は王国で、すべての人には王がある。


 この王は愛であり、この愛が生命の一番の力となれば、それがキリストであるから、キリストは王である。人は誰でも、キリストがわたしの魂に住むと同様に、このキリストを自分の魂に住まわせることができる。


 肉体は王の宮で、人々は聖なる人間を王と呼ぶことができる。肉の姿を清めて純無垢にし、愛と正義が相並んでけがされずにやどれば、その人は王である。


 地上の王は王服を身につけ、人々がおそれおののくように威儀を正してすわる。


 天上の王は漁夫の着物をつけているかも知れない。市場に坐しているかも知れぬ、土地を耕し、畠の落穂を拾っているかも知れぬ、或は身に鎖をつけている奴隷であるかも知れぬ。

 

人々に罪人と判断され、牢獄に坤吟(しんぎん)し、十字架に死ぬかも知れない。人々が他人の真相を見ることは稀れだ。人の感覚はあるらしいことは感じるが、あるらしいと言うこととあると言うことは、全然別ものであるかも知れない。


 肉なる人は外部の人を見る。これは王の宮で彼はその社でこれを拝している。神の人は心が清く、王を魂の目で見る。


 そして、キリスト意識の段階に登れば、自分自身が王であり、愛であり、キリストであることを知る。これが神の子である。

 ガリラヤの人々よ、あなたがたの王に逢う準備をするがよい。」


 それからイエスは、人々と共に海辺を歩みながら、多くの教えを伝えた。


 

 

【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】  

            

  第十四部 イエスのキリスト者たる奉仕-準備期 


第七十一章 イエス六人の弟子と母と共にカペルナウムに行く。イエス人々に地上の王と天上の王の相違を説く。


1)カペルナウムの町はガラリヤ湖畔で、ペテロの家はそこにあり、アンデレ、ヨハネ、ヤコブの家も近い。

2)これらの人々は漁師で、網の世話をするために、帰らねばならなかったので、イエスとその母も一緒に来るようにすすめた。一同は間もなくピリポ、ナタナエルと共に、海辺のペテロの家にやすんでいた。

3)ユダヤの王が来たというニュースが、町中にも海辺にも伝わったので、群集は彼の手に触れようとして押し寄せて来た。

4)イエスは言った、「わたしはあなたがたが魂の目で見なければ、王を示すことができない。この王国は魂にあるからだ。

5)すべての魂は王国で、すべての人には王がある。

6)この王は愛であり、この愛が生命の一番の力となれば、それがキリストであるから、キリストは王である。

7)人は誰でも、キリストがわたしの魂に住むと同様に、このキリストを自分の魂に住まわせることができる。

8)肉体は王の宮で、人々は聖なる人間を王と呼ぶことができる。

9)肉の姿を清めて純無垢にし、愛と正義が相並んでけがされずにやどれば、その人は王である。

10)地上の王は王服を身につけ、人々がおそれおののくように威儀を正してすわる。

11)天上の王は漁夫の着物をつけているかも知れない。市場に坐しているかも知れぬ、土地を耕し、畠の落穂を拾っているかも知れぬ、或は身に鎖をつけている奴隷であるかも知れぬ。

12)人々に罪人と判断され、牢獄に坤吟(しんぎん)し、十字架に死ぬかも知れない。

13)人々が他人の真相を見ることは稀れだ。人の感覚はあるらしいことは感じるが、あるらしいと言うこととあると言うことは、全然別ものであるかも知れない。

14)肉なる人は外部の人を見る。これは王の宮で彼はその社でこれを拝している。

15)神の人は心が清く、王を魂の目で見る。

16)そして、キリスト意識の段階に登れば、自分自身が王であり、愛であり、キリストであることを知る。これが神の子である。

17)ガリラヤの人々よ、あなたがたの王に逢う準備をするがよい。」

18)それからイエスは、人々と共に海辺を歩みながら、多くの教えを伝えた。


 

【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  】<o:p></o:p>

    SECTION  XIV<o:p></o:p>

NUN<o:p></o:p>

The Christine Ministry of Jesus ? Introductory Epoch<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

CHAPTER 71<o:p></o:p>

Jesus, his six disciples and his mother, go to Capernaum. Jesus teaches the people,
revealing the difference between the kings of earth and the kings of heaven.
<o:p></o:p>

THE city of Capernaum was by the sea of Galilee, and Peter's home was there. The homes of Andrew, John and James were near,
2) These men were fishermen, and must return to tend their nets, and they prevailed on Jesus and his mother to accompany them, and soon with Philip and Nathaniel they were resting by the sea in Peter's home.
3) The news spread through the city and along the shore that Judah's king had come, and multitudes drew near to press his hand.
4) And Jesus said,
I cannot show the king, unless you see with eyes of soul, because the kingdom of the king is in the soul.
5) And every soul a kingdom is. There is a king for every man.
6) This king is love, and when this love becomes the greatest power in life, it is the Christ; so Christ is king.
7) And every one may have this Christ dwell in his soul, as Christ dwells in my soul.
8) The body is the temple of the king, and men may call a holy man a king.
9) He who will cleanse his mortal form and make it pure, so pure that love and righteousness may dwell unsullied side by side within its walls, is king.
10) The kings of earth are clothed in royal robes, and sit in state that men may stand in awe of them.
11) A king of heaven may wear a fisher's garb; may sit in mart of trade; may till the soil, or be a gleaner in the field; may be a slave in mortal chains;
12) May be adjudged a criminal by men; may languish in a prison cell; may die upon a cross.
13) Men seldom see what others truly are. The human senses sense what seems to be, and that which seems to be and that which is, may be diverse in every way.
14) The carnal man beholds the outer man, which is the temple of the king, and worships at his shrine.
15) The man of God is pure in heart; he sees the king; he sees with eyes of soul:
16) And when he rises to the plane of Christine consciousness, he knows that he himself is king, is love, is Christ, and so is son of God.
17) You men of Galilee, prepare to meet your king.
18) And Jesus taught the people many lessons as he walked with them beside the sea.

【続く】