今朝 頭痛がひどく
どうしようかと思ったが
血圧が上がってたわけではないので
一眠りしてから
予定通り出かけた
オペラシティーは京王線の初台にあるが
新宿駅で急行が来て
???
わたしが明大前に住んでた頃は
急行は新宿の次が明大前だったので
初台に止まるのか止まらないのかわからず困った。
止まるんだったけれどね。
明大前を離れて35年だものね
わかんない
これを見に行った
この作家は秋田県出身です
友人が色々教えてくれたので行ってみて
アニメーションも大真面目にきっちり見てきたので
えらく時間がかかった
これの何処で友人は何を考えただろうかと
思い描きながら見て歩いた
そういう風に絵を見るということもあるのだなと
それは初体験。
展覧会は絵を飾ってあるのではなく
このように空間そのものも
音も含めて
表現なのです
展示ってそういうものだと
よく聞くけれど
それも実によく分かった
会場の外に
インスピレーションを得た絵本などもおかれて
司書がいて貸し出す
ゆっくり絵本も見たかったがそれはパス
リストはくれなかった
絵本以外にも
宮崎駿のアニメーションの影響とか
そういうものも感じた
それは表現のスタイルだけれど
メッセージがどう人の中の思いを掻きたてるのか
ミミオというキャラクターは なんとなく知ってた
同時にここのコレクションの展示もあって
コレクターの寺田小太郎という人は知らないけれど
寺田小太郎という人を強く感じさせるコレクションで
びっくりした
難波田龍起 難波田史男 親子の作品
船越桂
野田祐示
有元利夫
西田先生の絵もあった
これは 難波田史男という人の作品で
この人も私は知らなかったが
えらく感銘を受けた
これからよく見てみよう
調べたら
私より2歳年上
文化学院出身だ
わたしが高校3年生から4年間通った
お茶美というところからすぐそばに文化学院はある
ふ~~ん
道ですれ違ってるね きっと
パンフレットに
コレクターの寺田氏の言葉が載ってた
生きた証に何が残せるか
最終的には芸術だ
ということで
初台辺りの大地主だった彼は土地をオペラシティーに売った財を投じて
コレクションをし
それをギャラリーに寄贈
ふうん
面白い。
コレクターって縁がないから
ただの金持ちと思っていたけれど
松方コレクションにしろ
石橋コレクションにしろ
何を集めるかということでその人の生きた証としての芸術になるのか
それはいえるなと思った
よく
本箱を見られると 脳みその中身ばればれというのと同じ
コレクションというのは縁もないような金持ちの話と決め付け
お金さえ出して
若い芸術家を助けてくれればそれでいいと思ってた
お金を出すことで
その人の芸術性も存在意義も生まれる
そういうものか
スポンサーになるということはそういうことか
前にある旅館でオーナーのコレクションが飾られ
素敵と思うか辟易するか
それは微妙と思ったことがあった
芸術に出会うとき
それは感動のあまり幸せになることも多いけれど
出あって味わううちに 新たに自分を発見することもあるし
新しい世界に目を開かせられることもある
これまでは 自分とその作品との出会いだったけれど
人のことをずいぶん感じた芸術鑑賞でした
で
予定ではお墓参りに行き母の17回忌の打ち合わせをする予定でしたが
すっかり遅くなって
すたこら帰ってきました。プールがあるからね
もうちょっと東京が近いといいのに
もっと遠い人ごめんなさい