なんでこの絵が不評だったのか
未だにわからないけれど
この木立に囲まれた水路というか川が
なんか異様に存在を主張しすぎて
変だ と思わせ過ぎたのだろう
それで
川周りをつぶしたが
自分でわかってないのだから 手に負えなくなってきた
この 道が・・・
と指摘され
あ これも元の川と一緒だな
と思った
自分の中には繊細な 検証するところがなさすぎ
粗雑なものがのこっていて平気なところがあると
自覚した
それでどんどん気が落ち込んで行って
参った
それで
直し始めると次々やることが出てくるんだわ
話の過程では
密度 ということも出てきた
多分 多くの絵を見る人の目の中に密度
というのがあるのだよ
密度を示せ とか 密度を見せるとか
それで 思い出した
学生時代に 密度 という視点もあるのですよ
って
その時は 密度を追求しすぎると作品は死ぬ
と
そういう風なことを考えたのだった
手数 という言葉も当時も聞いた
そうだな 未自覚にただ手数を重ねるのが密度だと思っていると
作品は死ぬんだよ
でも密度が悪いんじゃない
もう一つ 色数 の話も出た
?
色数というと つい色相で考えちゃうが違うのだな
モノトーンに置き換えたとき
その時の色数 階調 それを 意識して
絵って描くものなのね!
ハハハ
この年になって 開眼した
さて
疲れた
寝よう