永子の窓

趣味の世界

源氏物語を読んできて(織り・顕紋紗)

2009年04月27日 | Weblog
 顕紋紗(けんもんしゃ)

 羅を簡略にした織物で、経(たて)糸三本を一組にして捩り織りをしたもの。私服の狩衣(かりぎぬ)に多用され、透けた地合いに不透明な文様を織りだして、裏地と対照的な配色で文様を浮き立たせて表現した。
 平安時代、羅で複雑な文様が織れなくなり、以降この顕紋紗が盛行する。

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