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御簾(みす)
細かく割った竹を編んだ障屏具で、母屋(もや)ならびに廂(ひさし)の間(ま) 、また廂と簀子(すのこ)の柱間や妻戸口(つまどぐち)などに垂らし、日光の遮断や外部から見通されないための隔てとして使われる。
内裏(だいり)や貴人の殿舎では、文(もん)を染めた絹で縁取り、上部に「帽額(もこう)」という絹を引き渡した。簾を巻き上げる際には、 「鉤丸緒(こまるお) 」という飾り房のついた半円形の「鉤(こ) 」 という金具に懸けるが、『源氏物語絵巻』には鉤も鉤丸緒も描かれていないので、模型では紐のみとした。
◆ 写真は御簾 風俗博物館より
細かく割った竹を編んだ障屏具で、母屋(もや)ならびに廂(ひさし)の間(ま) 、また廂と簀子(すのこ)の柱間や妻戸口(つまどぐち)などに垂らし、日光の遮断や外部から見通されないための隔てとして使われる。
内裏(だいり)や貴人の殿舎では、文(もん)を染めた絹で縁取り、上部に「帽額(もこう)」という絹を引き渡した。簾を巻き上げる際には、 「鉤丸緒(こまるお) 」という飾り房のついた半円形の「鉤(こ) 」 という金具に懸けるが、『源氏物語絵巻』には鉤も鉤丸緒も描かれていないので、模型では紐のみとした。
◆ 写真は御簾 風俗博物館より