永子の窓

趣味の世界

源氏物語を読んできて(女房の日常・冊子の装丁)

2008年06月21日 | Weblog
女房の日常 冊子の装丁

「粘葉装(でっちょうそう)」と呼ばれる装丁のしかたです。「平凡社CD-ROM版世界大百科事典 大内田 貞郎氏」によれば、「粘葉装」とは、用紙を一枚ごとに二つ折し、外側の折り目に沿って5mm幅ほどを糊付けして重ねて貼り合わせ、表紙をつけて冊子とした書物装丁をいいます。

 糊を用いて各葉をとじつけるところから「粘葉」といい、それ以前の「折本(おりほん)」や「旋風葉(せんぷうよう)日本では「ふくろぞうし」とも言う」に代わって盛んになっていたそうです。

◆ 写真は 絵冊子、絵も描かれて美しく仕上がっています。
  風俗博物館より

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