新型コロナウィルスの発生状況は、ようやく治まってきたように思えますが、それでも国内の死亡者数は900人を超えており、大変な状況であることに変わりはありません。
ところで、大切な命を自ら断たざるを得ない方は、年間にどのくらいの人数なのかご存じでしょうか。
様々な方々のご努力で、この10年ほどはかなり減少していますが、それでも昨年の自殺者数は2万人を超えています。
このような不幸をなくすための自殺対策関係予算額は、平成29年度で約750億円です。
一方で、コロナ対策の第一次補正予算に「Go To キャンペーン事業」として1兆6794億円が盛り込まれてましたが、その事務委託費だけで3095億円とのこと!
また二次補正では10兆円の予備費が計上されています。
その一部でも自殺対策に回すことができれば、多くの命が救えるのではないかと考えてしまうのですが・・・