昨日から、新型コロナウィルス感染症のワクチン接種が国内で始まりました。
これまでのワクチン開発は十年単位の期間が必要とのことですが、今回のワクチンは1年足らずという奇跡的な速さで開発されました。
ニュースではこの光速開発について、ファイザーやモデルナなどの大手製薬メーカーが大きく取り上げられていますが、その裏には、ある女性科学者の40年にわたる基礎研究があったことを忘れてはならないようです。
その名はタリン・カリコ氏、ハンガリー出身の彼女は1978年からメッセンジャーRNAのテクノロジーの研究に携わっており、2005年に発表した論文と特許がmRNAワクチンの基礎となっているそうです。
彼女の研究は誰にも見向きをされなかったそうですが、今や人類の救世主的な存在、ノーベル賞では足りないですね!!!