今日は、核実験に反対する国際デー。
国連デーの一つで、人々の生命と健康に対して破壊的で有害な影響を及ぼす核実験の廃止と、核兵器の廃絶が目的。また、核実験による犠牲者を悼むとともに、核実験が地球の環境と世界の安定に依然として脅威を及ぼし続けていることを改
めて世界に訴える日です。
この国際デーは、1991年8月29日に世界最大の核実験場の一つである旧ソビエト連邦(現:カザフスタン)のセミパラチンスク核実験場が閉鎖されたことに由来するそうです。
一方で、核をめぐる今後の国際社会の方向性を議論するNPT(核拡散防止条約)の再検討会議は、ウクライナ情勢をめぐる対立の中、ロシアが反対し、最終文書の採択には至らず決裂しました。
旧ソビエト連邦を由来とする国連デーと、ロシアの反対で決裂したNPTの再検討会議、何とも皮肉な話ですね。