大原幽学(1797-1858)
尾張藩の出ですが18歳の時勘当で諸国を放浪したあと
幕末(天保・嘉永・安政)にかけて、今の千葉県旭市にて
荒れ果てた農地の改革に取り組み、農民の心の在り方を教え
世界で最初の農業組合と言われる先祖株組合作りました。
耕地整理・農業経営の合理化も実践しました。
然し、幽学の教えは幕府の嫌疑を受け6年間取調べを受けました。判決後
今の旭市に帰り、まもなく自刃して62歳の生涯を閉じました。
大原幽学の生涯を思うと涙がでました。
農民たちが尊敬している表れでしょう。
立派な記念館がひっそりと建っています。
近くの公園では遅いつつじが咲いていました。