今日は珠洲市内の中学校の卒業式。
私も三崎中学校の第70回の卒業式に出席。
今年の卒業生はおそらく三崎中の歴史の中では最も少ない12人。
だけど個性豊かな12人だ。
数日前に三崎中の育友会だよりが届いた。
毎回、読みやすく興味を引くテーマで、いまどきの中学生の考え方が親子関係などうかがい知ることができるので楽しく読んでいるが、今回のテーマは「卒業 親子の手紙」である。
卒業生12人のお父さん . . . 本文を読む
いしかわ教育総研が毎年実施している教育委員会視察。
今年は輪島市教育委員会を訪れる。
吉岡教育長からのあいさつ。
「少なくなった子どもたちのためにやれることは全部やる」と熱い思いが語られる、が・・・
続いて教育部長から輪島市の教育行政の特徴である土曜授業、学力調査の公表、「テレビ寺子屋」、英検全員受験について説明を受ける。
質疑は予定時間をオーバー。
全国学力・学 . . . 本文を読む
石川県教育研究集会、今年は昨日(10月14日)と今日(15日)、七尾市、中能登町を会場に開催された。
船塚俊克県教組委員長のあいさつ、来賓あいさつ、そして今年の基調提案。専従役員が自らの現場経験を踏まえ「今、語り合いたい」というテーマで報告し、満場の拍手で確認された。
続いて記念講演。
演題は「みんながつくる みんなの学校 ~いつも一緒があたりまえ~」。
講演に先だち全国870か所に貸し出さ . . . 本文を読む
秋晴れというにはまだまだ暑い日差しの中、今日は各地で中学校の体育祭が開催されている。
私の地元三崎中でも67回目となる体育祭が開催された。
全校生徒は42人。
青団、赤団の2チームに分かれての入場行進。
まずは100メートル競走で熱戦。
砂ぼこりにまみれながらの小綱うばい。
スピードとパワー、そして知恵とチームワークが勝敗を分ける。
接戦を制し赤団の勝利!
昼食をはさんで午後 . . . 本文を読む
小松市内で開催された教科書問題を考える市民の集いに参加。
いしかわ教育総研と教育の危機を考える会・小松の共催。
多くの教育関係者や歴史学者から数多くの問題点が指摘されている育鵬社の歴史教科書が今春から金沢、小松、加賀の各市内の中学校40校で使用されている(小松、加賀は公民も)。
それは問題だとしても、珠洲には関係なさそうな教科書問題で、なんで私がわざわざ小松まで・・と思われるかもしれ . . . 本文を読む
北國新聞の連載記事「知の拠点はいま」が、今月9日から6回に分けて金沢大学を取り上げた。
全国全ての大学同様、金沢大学も様々な改革に取り組み、1昨年就任した山崎光悦学長は「YAMAZAKIプラン2014」を掲げ、さらに改革を推し進めている。
改革と言えば聞こえはいいが、金沢大学が果たしてどこへ向かうのか、金沢大学を中心とした大学との連携を「地域創生」の柱の一つに据えている珠洲市としても決して無関心で . . . 本文を読む
今日の午後は私の地元でもある三崎中の研究発表会へ。
研究テーマは「自ら進んで学ぼうとする生徒の育成」。
全校49人の小規模校である。
体育祭など学校行事でのチームワークはよく、授業でも学び合う姿勢が随所で見られる。
研究発表会では授業を準備する先生方の工夫や苦労、努力の様子がわかって興味深い。
と同時にいまは昔(私や私の子どもたちの頃)と違ってこんな授業や取り組みをやってるんだと驚くことも多々 . . . 本文を読む
今日は正院小学校の研究発表会。私も参加させてもらった。
正院小学校の今年度の児童数は39人。
2年前から複式2クラスの小規模校である。
研究主題は「確かな活用力の育成 -子どもがつながる授業を通して-」。
「活用力」を育てるには「課題解決型の授業」が有効との考えに基づき指導法を研究している。
2,3年、4,5年の複式学級では先生が直接指導しない間接指導時に子どもたちが自ら学ぶ、自ら授業を . . . 本文を読む
石川県教組、石川高教組、そして石川県私教労連の2015年度教育研究集会が昨日(16日)今日(17日)と金沢市内を会場として開かれた。
一日目の全体集会・記念講演は京都精華大学の住友剛さんを講師として「学校現場に現れる貧困問題」を学ぶ。
兵庫県川西市での子どもの人権オンブズパーソン調査相談専門員としての経歴をもち、現在は大阪市内の公立中学校で生徒指導のケース会議にもアドバイザーとして参加し . . . 本文を読む
教育総研で川北町教育委員会を視察。
自治体消滅論で多くの自治体が大騒ぎする中、川北町は6,283人(9月1日現在)と県内最小の人口ながらも県内で唯一2040年の人口が増加すると試算され、さらに若年層女性人口は15.8%と全国1位の増加率が推計されている町だ。
高齢化率が県内1位で、過疎化・少子高齢化が進む珠洲市とは対極にあるといっていいだろう。
川北町は国道8号線や県管理の金沢山側環状道 . . . 本文を読む
若山小学校の研究発表会に参加。
今年度の研究主題は「根拠を持ち筋道を立てて表現できる子の育成」―学び合う授業作りを通して―。
「今年度の」というのは珠洲市の場合、ほぼすべての学校で毎年、珠洲市や県、国の指定研究がおこなわれているからだ。
多忙化の要因の一つとして削減を求めてきたが、今年度もすべての学校で指定研究が入っている。
ただ、複数年度にまたがる指定研究で、今年度の発表が入っていない学校が . . . 本文を読む
絶好の運動会日和に恵まれ、今日は三崎中運動会。
今年は入場行進から力が入る。
赤団、青団、それぞれ夏休み期間中の練習の成果がいきなり発揮される。
団旗もそれぞれ趣向を凝らし、全員の名前を入れて結束をアピール!
選手宣誓!
全校49人の三崎中学校だが、1人ひとりがとてもいい表情で、加えて一人ひとりの動きがとても大きい。
人数が少なくても、1人ひとりに視線がいくから少人数 . . . 本文を読む
北國新聞(9月1日)
新学期早々大変なニュース。
小松市が危ういと聞いてはいたが、金沢市や加賀市までもが・・・
私も教科書展示会を見てきたが、憲法についてはGHQによる押し付けを強調し、沖縄の問題は負担軽減策を強調し、辺野古移設を進める政府の政策を一方的に紹介している。
エネルギー問題では原発の必要性を指摘し、フクシマについては「今回の大津波の被害の教訓を生かし」と逆手に利用し、原発の小型化 . . . 本文を読む
昨日公表された今年度の全国学力テストの弊害を報じる今朝の北國新聞、北陸中日新聞の記事。
見出しは違うが、内容は同じ。共同通信の配信だろう。
「秋田に追いつけ、追い越せ!」の県教委方針が県内でも教育を歪め、教職員の多忙化に拍車をかけている。
全国で毎年60億円もの税金が費やされながら、建前として掲げられてきた教育施策の成果と課題の検証ですら、なるほどとうなづけるような新味のある分析は出てこない . . . 本文を読む
県教組加賀支部での講演を聞きつけた知人から前日に電話あり。
「北野さん、明日加賀まで来るんやったら、少し早めに来て珠洲の小中一貫教育の話をしてくれんか」
毎月、教育問題について勉強をしている市民グループがあるとのこと。
加賀市では今年度、新たな統合計画が発表される予定で、それに対する対応を検討している様子。
急な話だが、お世話になってきたHさんからの依頼とあれば断れない。
幸い6月に退職教職員の皆 . . . 本文を読む