被爆70年の8月6日、この大きな節目の日におこなう石川県教組加賀支部の教育研究集会中間集会での講演依頼をいただいた。
もちろんありがたい話なので引き受けさせてもらったが、テーマは原発ではなく憲法。
当然ながら戦争法案の問題をはずすわけにはいかず、演題は「憲法の危機! 教え子を再び戦場に送るな」と大上段に振りかざさせてもらった。
ただし、加賀支部の大半の組合員が集まる機会なので、集会のアピール . . . 本文を読む
いま学校では道徳の教科化に向けた動きが進んでいる。
学校では「わたし(私)たちの道徳」なる文科省テキストがすでに活用されている。
その問題点を学ぶ「いしかわ教育総研公開研究講座」に参加。
講師は金沢大学の半沢英一さん。
テーマは「国際人権システムvs『わたしたちの道徳』」。
テーマは道徳だが、話は日本国憲法から入る。支配層にとっては「押し付け」でも、庶民にとっては国際人権システムにもとづく . . . 本文を読む
今年は4年に一度の中学教科書採択の年、来年度から中学校の教科書が新しくなる。
その教科書採択の手続きの中でおこなわれるのが教科書展示会。
卒業して以来、教科書なんか見たことないし、見たくもなという方も多いかもしれない。
自分の子どもが使っている教科書の内容もじっくり見たことないという保護者も多いかもしれない。
だけどこんな教科書が学校で使われるとしたら???
珠 . . . 本文を読む
快晴に恵まれ、今日はみさき小学校の運動会。
運動会のスローガンは子どもたちが考える。
今年は「MSK83 絆と汗と笑顔の運動会」が選ばれ、貼りだされている。
さて、準備体操が終わって最初の種目は100メートル競争。
保護者の皆さんが我が子の成長した姿を楽しみにシャッターを切るおなじみのシーンである。
だけど今日の運動会、開会式で最初に楽しみたいと言ったのは今春赴任してきた校長のF先生 . . . 本文を読む
学校現場の超多忙化が改善されず、健康を害する教職員が後を絶たない中、今朝の朝日新聞は大阪・堺市の26歳の中学教師の過労死が労災認定されたことを報じている。
朝日新聞(3月3日)
国の過労死認定基準(2か月以上にわたり月平均80時間以上の残業)を下回る月61~71時間の残業時間だったが、残された授業や部活の記録から自宅でも相当量の残業をこなしていたと判断された。
同上
残業時間は同僚教師 . . . 本文を読む
小中一貫校としてスタートした宝立小中学校の目玉の一つである「ふるさと珠洲科」の学習発表会を参観。
今回で3回目だが、私ははじめて見させてもらう。
各学年ごとにテーマがあり7年生は「自然と人」、8年生は「珠洲のよさと諸問題」、9年生は「珠洲の未来への提言」となっている。
学年のテーマに沿って、1人ずつ自分の調査テーマを決める。
発表は、その調査の動機、調査方法の説明、そして問題点や解決策を明 . . . 本文を読む
久々にセンター試験の問題に挑戦!
一番いい点数が取れるかなと思った「現代社会」。
満点を目標に取り掛かったが、途中で「う~ん、これは9割も厳しいそう」・・・
択一式だからもしかして「当たり」ってこともあるかと期待しながら採点したが、9割を下回って、あ~これも、あれも違ってる・・・
これが30数年前の入試でなくてよかった
北陸中日(1月18日)
河合塾の分析によるとこういうことだそうである . . . 本文を読む
今日は今年最後の珠洲市教育委員会の定例会。
ここ3ヶ月、日程の都合がつかなかったが、今日は4か月ぶりに傍聴させてもらう。
委員長あいさつに続き、教育長業務報告、来年度予算編成に向けた教育委員会の重点目標や12月議会補正予算についての報告へと議事は淡々と進んでいく。
今日一番の注目は次の「その他」の案件に移ってからだった。
普段は事務局提案に対して質問や若干の意見はあっても原案を了承していく . . . 本文を読む
今日は宝立小中学校の研究発表会。
宝立小中は県内初の施設一体型小中一貫校で、スタートから3年目を迎えた。
私も3年続けて研究発表を参観させてもらっている。
1年目は自信満々の市教委に対して現場は手探り状態、小中の教員の一体化にも腐心している様子が感じ取れた。
2年目は小中の連携が進み、教科指導の充実の踏み込んだ年。
そして3年目の今年。
小中一貫の教育課程を進化させた年と校長先生は表現した。 . . . 本文を読む
今日はうちの町内の三崎中学校の研究発表。
生徒数48人の小規模校である。
三崎中の良さは何と言っても小規模校ならでは仲の良さ。
今日の授業参観でもグループ学習で自然とお互い相談し、意見交換する姿が見られる。
助け合いや気配りが当たり前の、ほのぼのとした学校である。
こう紹介すると田舎ののんびりした学校のように思われるかもしれないが、実は点数学力も結構高い。
生徒と先生との距離も近く、学校 . . . 本文を読む
県教委と珠洲市教委の指定研究に取り組んできた飯田小の3年目の研究発表会を参観させてもらう。
研究主題は「自分の考えを筋道を立てて説明できる子の育成」。
まずは4年生の算数と5年生の国語の公開授業だ。
4年生は8人、5年生は16人のクラス。
いずれの授業でも驚くのは、どの子も自分の意見を「考え・理由・根拠」というふうに筋道立ててはっきり話すことだ。
飯田小ではこれを三角ロジックと言っている。
. . . 本文を読む
昨日、今日と2日間にわたって白山市で開催された2014年度の石川県教育研究集会(県教組、高教組、市教労連主催)に参加。
昨日の記念講演は東京学芸大准教授の大森直樹さんで、演題は「いのちを守る教育 -震災以降の教育政策と教育実践-」。
津波被災体験、原発事故被災体験による子どもたちの生活の現実を見つめることによって、これからの課題を明らかにしていく。
子どもたちに寄り添う姿勢が貫かれていて . . . 本文を読む
一昨日の蛸島小(発表会の様子はこちら)に続いて今日はみさき小の研究発表会へ。
昨年度も今年度も珠洲市内の小中学校はすべて、県教委指定か市教委指定の研究に取り組んでいる。
学校の課題を全教職員で確認し全校一丸になって取り組む上でプラスになることもあるのかもしれない。
教育予算獲得上、有利な面もあるだろう。
だけど全校やらなければいけないのかといえば疑問。
現場の負担増、多忙化の要因の一つになっている . . . 本文を読む
午後、蛸島小学校の研究発表会を見せてもらう。
研究主題は、算数科における活用力を高める授業づくりを通して、「心豊かに 未来を切り拓く たくましい児童の育成」とのこと。
3年生の授業。担任は私の同級生の前田君。
2年生の授業。2年生は4人で、1年生3人と一緒の複式クラスだ。
5年生は8人。
6年生は9人。
算数の授業を4学年通してみたのは初めて。
公開授業のあと、全体会で概 . . . 本文を読む
珠洲市の新図書館建設検討委員会の第一回会合が今日開かれた。
内容の詳細は分からないが、今日は第一回ということで各委員の顔合わせと今後の議論のスケジュールについての協議が中心かと思う。
先の6月議会での新図書館建設検討委員会についての私の質問と市長答弁をあらためて紹介しておきたい。
<北野質問>
次に新図書館建設についてお聞きします。
今議会冒頭の提案説明の中で、早急に検討委員会を立ち . . . 本文を読む