ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

昨年の天声人語「東京大空襲と3・11」

2014-03-10 10:27:48 | 日記
今日3月10日は1945年東京大空襲で、米軍B29爆撃機が無差別民間人10万人の命を奪った命日である。また、忘れてならない3・11震災が明日2年目がめぐる。天災と戦争は違うけれど、奪われた命の無念は変わらないと。

しかし、B29爆撃機279機が飛来し3時間足らずで下町を焦土にした。戦中派は恨み重なるB29を若者は濃い鉛筆か?と問うそうだ。話半分に聞くにせよ、今や戦後生まれは8割に・・・。これに対してやんやの抗議が飛び交った。shiraiblack氏は天声人語の筆者は馬鹿か?とまで記しているが、一部の言葉じりを捉えて全体を見失っている。文章は伝えたい言葉の本の一部であり、その奥底に潜む筆者の心を推し量る努力をしてほしい。

私が注目したいことは、千葉流山の水彩画家吉野山隆英が描いた「道にうずくまる焼かれた母子」を描いた作品展に対する、2013年柏市での「平和のための戦争展」の文章である。吉野山氏は思い出すのがつらくて、空襲の絵は描けなかったが、古希の同窓会で友人から背を押されて描いた作品という。14歳での体験した作品で後世に伝える画家は今年83才になるのかな。ネット画像でなく本物を見たいものである。

竜神大吊橋バンジージャンプの便り

2014-03-10 08:27:35 | 日記
今朝ラジオ5時台ふるさと元気情報茨城常陸太田市佐藤幸子さんから、情報が届いた。原発から80キロにある当地は風評被害で、観光は75%減という。それで、市のシンボル竜神大吊橋からバンジージャンプを今年3/1オープンしたところ、多い時は一日30名の予約応募があるとか、初めて知りました。

私は2012.2.4袋田の滝6年ぶりで全面氷るのニュースで知り、長い行列のすえ観瀑でき、常陸太田市の竜神大吊橋まで足を延ばし、初めて目にした大吊り橋でした。写真は竜神大吊橋を駐車場から撮影したもの。

1979年(S54)竜神ダムは洪水対策や水道用水として完成、ダム周辺は滝壺の変化で出来た無数の瀬や淵から竜の棲むという伝説がある渓谷で名所でもある。そんなところに、ふるさと創生の交付金を利用、1994年に本州一長い375m、湖面から100mの高さの歩道専用大吊り橋が完成した。名づけて竜神大吊橋、風評被害脱出のため100mの大バンジージャンプをオープンしてという。料金1回目14,000円、2日目6,000円。

各地で3年目の犠牲者の供養が行われた。今朝のラジオから、NHK調査で、原発の不安に思う人は95%、そして、減らすや廃棄は80%に前回より10ポイントも増加したという。