ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

国谷アナケネデイ駐日大使にインタビュー

2014-03-08 09:03:08 | 日記
3/6夜7時半からの「クローズアップ現代」で昨年11月就任後3か月経て初めてメデアのインタビューを受けるケネデイ米大使を見た。

3か月の評価は2国関係は大変強固であると。そして、安倍総理は日本経済を活性化させぶれないパートナーで、女性の社会参加を推し進め、未来への希望を持たせていると。

しかし、靖国参拝で、近隣諸国との緊張を高めたことに「失望している」とした米政府の異例の声明を発表したことに対して、関係を前進させる必要があるために失望したのであると。また、日本への干渉であることには、意見の相違はあり、同盟関係に傷がつくものでなくパートナーとしての意識を持って取り組むことである。養老孟司のいう「中国は死んでも別人にならず、日本は神になる違いが奥に潜んでいる」から政治の駆け引きには疑問や新渡戸稲造「武士道」からやや離れており、Ruth Benedict「菊と刀」に近いものとなっている。

歴史認識でも、安倍総理の歴史解釈は米国の概念と対立するものとうコメントにはその通りとして、日韓関係の悪化にも、両国は民主主義国家で、個人の繋がりはあり対話をすぐ開くこと、しかし、韓国は「竹林はるか遠く」を発売禁止にしている中国の弟であることには触れていない。

また、近隣諸国とのパワーバランスを崩している軍事大国中国には、日中の対立を解消することに協力すること、そして、民主主義の最高機関は人民であり、キング牧師は歴史は正義に向いているという言葉を引用した無難な内容であった。