アルペンスキー男子回転座位鈴木選手金メダル

奇しくも17年前3月13日下校中ダンプカーに腰から下ひかれ両足を失った日に、ソチパラリンピックで、猪苗代出身鈴木猛史選手(25)が滑降の銅に続き金メダルに輝いた。

小学3年(8)の交通事故で一時は人生を諦めかけた時すぐに座位のスキーを始め、健常者と同じように滑れる楽しさを味わい、中3で世界選手権の代表に選ばれた。

自己負担の海外遠征では家計が心配で父に家計大丈夫かと聞く思いやりがある。駿河台大進学、バンクーバー銅メダルの活躍から駿河台大に勤め、初月給で苦労かけた母にマッサージ機器をプレ、父は3/13を第二の誕生日といい、健常者から障害者の世界を知り両親に最高のプレゼントができたという。

この苦難を乗り越えた鈴木選手の活躍は原発事故で避難生活を送る被災者にとって最高の勇気と希望を頂いた。それに、障害者の人たちには最高の励みになったことと思う。天晴れ鈴木選手に弥栄！