ブログ仙岩

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歌謡プレミアム船村徹名曲を歌い継ぐ

2014-03-25 08:31:56 | 日記
彼岸明けの昨夜、歌謡プレミアム特集船村徹の名曲を歌い継ぐ(3/6収録)を見た。

まず、1932年生まれの船村徹(本名福田博郎)は5000曲も作曲しており、東洋音楽学校ピアノ科卒で米軍のジャズが目の前にあり、茨城高野公男と栃木の船村同じずーずー弁で気心が知れて共に苦労して、春日八郎の「別れの一本杉」ができたと。これを門下生西方裕之が熱唱した。

次に、鳥羽一郎「兄弟船」を門下生天草二郎と走祐介が天草は海の男らしく、走りはやさしい演歌調で歌い上げた。青木光一のヒット「柿の木坂の家」を市川由紀乃が、島倉千代子「東京だよおっ母さん」は~お父っさんがあるから、おっかさんを創って下さいと言うので出来たという秘話から杜このみが歌い上げた。そして、「風雪ながれ旅」を大江裕が張りのある声で歌い上げた。

病み上がりの美空ひばり「みだれ髪」は、得意の裏声を抑えたものにしたところ、本人から要求された真剣勝負の歌い上げだったという。また、ちあきなおみ「矢切の渡し」は手漕ぎの櫓に対して、細川のはモーター船と評した。

最後に、船村自身がギター弾き、女子刑務所の収容者に贈る曲「のぞみ(希望)」を情感たっぷりに歌い上げて終わった。歌の生い立ち、「ここから出たら母に会いたい おんなじ部屋でねむってみたい・・・」の歌詞から収容者の心情がわかるものでジーンときた。