ブログ仙岩

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中国の大気汚染とスギ花粉

2014-03-01 08:21:36 | 日記
26日北京のPM10、PM2.5などの微粒子大気汚染物質の飛散は560μg/m³と、日本環境基準値35の16倍である。原因は主に冬場の暖房石炭の煤や急激な車社会排ガスによるものであり、過去日本にも光化学スモッグ発生の公害に悩んだところである。

今年は思わぬ大雪で、スギ花粉の飛散も遅れているが、暖かくなると飛散するから、大気汚染と混ざり花粉症は倍化する。薬剤スプレー除菌とメーカーの宣伝に載せられて、善玉まで除染してしまうから抵抗力がなくなりより花粉症が酷くなる。スーパーでの買い物でキャベツの葉を2枚は捨ててしまう。もったいない話で、私はたまに捨て葉を頂いてくることもある。少しぐらい土の汚れを気にしているからますます症状が悪化する。もう少し図太く生きなさいと言いたい。

過去の日本のように中国も酸性雨にも悩まされていると思うが、石炭火力発電所でも当然の脱硫装置より経済優先増設されたつけである。北京咳に悩む市民のマスクスタイルは悲しみに暮れている。

環境汚染は一朝一夕で戻らないのが自然環境である。深刻な公害は人の命を無残に奪う。原発汚染で悩む日本とお互いにいがみ合っているときではないはず、韓国も過去の歴史認識でいがみあって居る場合ではないと目の前の北の脅威と向き合うことを優先するべきと米国から釘を刺された。