ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

ALPS1日処理量発生汚染水の半分以下

2014-03-17 08:05:06 | 日記
東電の原発汚染水処理のALPS(多核種除去設備)は運転開始からちょうど30日で1年になる。が、しかし、相次ぐトラブル続きで1日に発生する汚染水400トンの180トンの処理という。

原発のすぐ近くの周辺を氷結防止壁で地下水を食い止める努力はしているが自然界から地下水が流れ込みタンクは増加する一方である。

坂下ダムから輸送する水が地震で配管が壊れ漏れているのではないかと「じじい部隊」が調査している。地下水の流れを変える方法やALPSで除去する。しかし、63種類の放射性物質の内トリチウムだけは除去できない。6万Bq/Lとセシウムより高い基準で放出する設定であり、ここが問題である。

三重水素トリチウムは弱いβ線をだすが、もともと水素で水と仲が良い。12年の半減期で、海に放出されれば軽いので蒸発して空気中に散らばり、水や野菜、空気などから皮膚がんや白血病、ヘリウムになるとDNA破壊する。同じ害を及ぼすセシウムより怖い放射能と言える。