ブログ仙岩

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心に響く親父の小言

2015-07-14 08:32:54 | エッセイ
 親父の小言は少々うるさくもあるが、苑殆んどが心に響くものが多い。

 福島民報あぶくま抄に、浪江町の商店が小言を額装にまとめて販売を始めた。含みのある人生訓として全国に広がっていくと。

 小言はもともと、江戸時代から様々な形で流布しており、「稼業には精を出せ」「恩は遠くから返せ」など45もあると。


吉田松陰を崇拝した私の父相仙(雅号)が寝床の中で話した腹八分目に医者いらず(書斎に掲額)、寝貯め食い貯めバカがする、鉄は熱いうち打ては代表です。

 果報は寝て待て。寝たほど楽なことはなし何馬鹿やつは起きて働く。為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり 。親思う心に勝る親心。親孝行したい時分に親はなし。

 何時までもあると思うな親と金。熱しやすく冷めやすい日本人。馬鹿と蝨は北に這う。笑う門には福きたる。小寒の氷大寒に解ける。聞くは一時の恥じ聞かぬは末代の恥。玉磨かざれば光なし。朱に交われば赤くなる。我が身つねって人の痛さを知れ。二兎追う者は一兎をも得ず。人の振り見て我が振り直せ。
良薬は口に苦し忠言耳に逆う。若い時の苦労は買ってもせよ。塵も積もれば山となる。言うは易く行うは難し。一を知って十を知れ。話は十の中の一でよし。急がば回れ。出る杭は打たれる。可愛い子には旅させろ等です。