ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

名月の未明いわき震度5強の地震

2013-09-20 13:01:31 | 日記
昨夕食5時に終え、車で波立海岸へ行き、8年後にしか見れない満月の十五夜の月をニコンとキャノンで撮影した。
6時半に四倉の自宅に戻り、カメラの画像を確かめ、明日印刷して知人などへプレゼントしようと、10時過ぎ床に就いた。
画像は17.54、ニコンで撮影。

翌日の未明2時過ぎ、トイレに起きてラジオ深夜便を聞いていると、ドドーンとベットの下から突き上げるような大きな揺れが数秒、1秒位おいてまた続いているのかと思うとようやく収まり、窓から外を見るとどこも灯りが点り、テレビを見ていわき5強と知り、室外に出ると冷蔵庫の音、右ドアが開いていた。3.11では両ドアとすべての引出が開いていたが。
全ての部屋を確かめ戻ると、心配のメールが数件届きゆっくり返信しても、トラウマか恐怖心で胸が締め付けられる状態が約1時間続いた。翌朝草野の知人は3.11より落下物の被害大きかったと。

寝室は何事もなかったが、階下の茶の間では茶箪笥の上の本立てから21冊の本が散乱、書斎では人形やボンドやのりが散乱、各部屋に飾ったぬいぐるみが十数個倒れ落ち、額が2枚落下した。そして、壁土が廊下に白く浮き、玄関の戸は開かず、外では重ねたアサガオ鉢が倒れ割れて土が散乱していた。我が家では怪我人なしでも、報道では2名の怪我人がでたとか。

気象庁のHPから、2013.9.20、2:25、震源地北緯37.1度、東経140.7度で、いわき市鶴石山768mの北西3.2kmの地点の20km真下で、わが町四倉から真西26km離れた地下岩盤のずれとか。M5.9の5強。震度5弱は広野、楢葉、高萩、鉾田であった。

今晩は仲秋の名月

2013-09-19 15:11:58 | 日記
今日9月19日は仲秋(広辞苑は中秋を二番手に、陰暦8月の異称、旧8月15日)の名月です。秋は初秋(立秋,処暑)、仲秋(白露,秋分)、晩秋(寒露,霜降)の三秋。

今宵は晴れの天気で日本各地で観月可能のようです。
震災後いわき市四倉の我が家では震災時、昨年とお飾りは休みました。今年も休むという妻を振り切って、できるだけ放射線量が少ないようなところから、ススキ、殆んど花が終わりの萩を山から採り、我が家で今日収穫してトマトや南蛮、ピーマンなどお飾りしました。お団子の代わりに名月饅頭少し大きいので15このところ10こにしてのお供えです。

原発事故で避難されている方、特別警報の出た京都、滋賀、福井の被災者の方、串本や熊谷など竜巻突風の被災者、そして全国の被災者の皆さん、今宵の観月などゆとりはないと思いますが、せめて1分でも心の中で復興の早まることをお祈りしましょう。

静岡県知事成績不振校長名を公表する意向

2013-09-19 13:00:46 | 日記
文科省は都道府県別以外の学力テストの成績公表を禁じている。
しかし、静岡県知事は9月定例記者会見で「子供を伸ばすことのできない教師は退場願いたい」と言ったという。川勝平太知事にはあきれてものが言えないね。全国学力テストで小学校の国語テストが最下位だから、成績の悪い校長名を公表するとは、何と情けない発言か。自分のメンツだけを考えるあるまじき発言知事の資格はないですね。
学力テストは学習の進度の測定で、成績順位は結果としてわかるもの、あたかも静岡人がダメなようにいうことは許せないね。

改憲を掲げる政治家が「国歌を斉唱したくない人間は日本から出て行け」と言ったいう。この政治家は憲法を尊重し擁護する義務があるのに、改憲から憲法を忌避しており手前味噌な発言である。

また、2006年、米国上院では、「星条旗を燃やすなど、国旗を冒涜する行為を禁ずる」憲法修正案が否決された。国旗を燃やすことは1989年の最高裁で「表現の自由」として認められていたので、上院は覆そうとしたが果たせなかった。
しかし、国旗を燃やすことが合法と認められた後、反政府デモで星条旗を燃やす習慣が消失したという米国ならではの行動ですね。

やはり自分たちの手で作っていない法律下では、前記の県知事も政治家も法治国家意識がないのですね。

16日の排水で東電またも台風対策後手に

2013-09-18 08:32:19 | 日記
今朝6時半からのラジオビジネス展望で、慶応義塾大学金子勝教授は東電の排水の処理などで、責任を国とお互いになすりあいしていると指摘した。

排水総量1130トン、885万ベクレルのβ線ストロンチウム90を含む放射性が、台風による地上タンクに設けたせきから排水した。せきの中の水はストロンチウム90は1リットルあたり30ベクレルより下回っていたから、タンクから漏えいしたものでないと判断して排水したという。
このストロンチウムSr90は骨のカルシウムと置換して人体の骨をダメにする。また、β線ルビジウムRbは488億年で半減しストロンチウムになるから、放射性物質を総合的に検査してOKのサイインが出て排水しなければいけない。

日本辺境論の内田樹式思考では、幕末の日本は世界標準へ、しかし、明治末から世界標準を追い抜くことで、模倣でなく卓越した能力が要求された。残念ながら日本は第二次大戦で失敗した。
原発事故も米国スリーマイル島事故やソ連チルノブイリ事故の処理を模倣してある程度まで進み今日に至っている。が、台風による被害は初めての経験で出当たりばったりの処理では今度の排水になり県漁連から文句も出る。卓越した思考での対応が課題だ。

放射線との戦い「ベクレルの嘆き」1ミリの呪縛

2013-09-17 08:23:10 | 日記
台風一過、四倉気温15度(午前5時)の秋晴れ、昨日の台風18号による葛尾村(原発から26キロ)の停電が180?世帯と耳にした。3月の再編で帰還準備区域では戻っているのかと疑問、線量も~0.62と放映、我が家は~0.867μSv/hより低いから帰還しているのかと分からない。

ましてや、今月の15日から始まったベクレルの嘆き「第4部岐路に立つ除染」で、葛尾より遠い伊達市霊山小国地区のことが福島民報に載っていた。
自宅から13キロ離れた伊達市梁川のマンションに避難する主婦菅野美成子(41)の元に8月、三か月に一度の被ばく線量検査家族6人の結果が届いた。
小4、小1、5つの三人とも0.0mSv/年、しかし、小国で生活の母(70)は、0.5mSv/3ヶ月、2.9mSv/年であった。測定方法は各人所持のバッジ式積算線量計で測定したもの。
母の住む小国地区は原発から55キロ離れているが、3.2μSv/hのホットスポット(特定避難勧奨地点)であり、昨年9月1週間地表の入れ替えなどの除染で、1.29から0.43に下がった。

昨日の新聞の「ベクレルの嘆き」2では、除染で下がれば戻れるかもしれないとの期待が高まったが、除染は自宅周辺だけで、山林は除外されており、地上で0.3と低い数値でも1メートルの高さでは0.5に上昇、これでは子供は住めないからと市や環境省と掛け合った。が、市の9月定例議会では従来どうりで、山林までの除染は望めないのが現状と。