ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

台風18号東海上陸予想特別警報発表

2013-09-16 05:38:28 | 日記
昨夜6時の情報では、16日3時潮岬南150kmにある。
今朝のラジオでは、伊藤みゆきさんが、京都、滋賀、福井に大雨の特別警報の最大級の警戒が出た。そして、台風通過の左が雨台風でこれからは風台風も加わるという。18号台風は970hPa、35~39m/sで、三陸に抜けてから温帯低気圧(17m/s以下)になるが、風が強くなるから安心はできないという。

また、今日は、昭和36年、第二室戸台風が上陸した。930hPa、84m/sとも今日は何の日で伝えていた。

東海地方に上陸して、関東、そして東北南部いわきを北上するコースが予想されるという。山形と福島に暴風警報が出ました。

5時過ぎ現在で、いわき四倉の東の空の朝焼けの画像です。風がなく、ところどころに青空が見えます。
今日ごごから夕方にかけて大雨暴風が心配です。
バレンテインが56,57号の新記録が昨夜でました・・・・。

台風18号接近・・・備えよ常に

2013-09-15 10:34:28 | 日記
私は昨日体調を崩して、アサガオ、トマトやキュウリなどの処分できず、今朝5時から、やりだし8時前に終わりました。そして雨戸を閉め、鉢植えは軒下に運んで、台風の過ぎ去るのを待ちます。

台風の情報が的確で、大変助かります。しかし、天気予報となると大分外れることがあり不満がでます。夕やけは晴れの天気を、朝焼けは崩れを意味し、雲の形やカマキリの巣の高さから自分で天気の予報をしたいものです。
このように豊富な情報だけでなく、物の豊かさにも慣れて、必要なものはスーパーなどから購入、要らなくなるとポイと捨てる習慣が身に付き、この奢りの精神が我々の精神の荒廃につながり、与えられることに慣れてしまい自分の意に背くと不平不満がつのる。

震災で避難した四倉高体育館で、近くの押田やさんからムスビの差し入れがあり、まず、子ども、高齢者そして一般の方と整然と並んで頂きました。自治体からでなく民間の差し入れで夕食を満たし有難いことで忘れることはできません。

停電するとご飯が炊けないと文句を言う人が多くいます。
家庭には、ガスがあり鍋、米、水でできます。ボーイスカウト活動の野営キャンプンで、水、電気、ガスの無い所で生活を思い出せば、停電ぐらいで家庭でのご飯焚きは困難ではありません。
豊かさのために、自分でできることを考えてしない心の荒廃が文句として現れたと言えます。


松原泰道とアランのスピード時代に生きるとは

2013-09-14 15:21:22 | 日記
松原は「あなたはなぜ急ぎたがるのか」では、忙はリッシンベンに亡で心がなくなること、また、忘れるも心がなくなることで、スピードは多忙を生み、人間不在としている。谷川俊太郎さんが「ひかり」に乗って、前原付近通過で読んだ詩「急ぐ」・・・・私の体は速達小包 私の心は消印された切手・・・・は、現代人の眺望でもある。
当時は200キロ、現在はのぞみで300キロで車窓は流れ、早すぎて間が抜けていると。
そして、ドイツの旅人が「ゆっくり行くと4,5時間、急ぐと1日」と言われて、急ぎを頼むと車輪が壊れて一日かかったという。

急ぐあまり自分を忘れた結果で、また自分の目で見開くだけではダメで、客体の方から目に飛び込んでくる出会いが自分の中にある素質は誰にでもあり、その人の心にある素質即ち認識があれば見抜く力で解決すると。

アランは「むやみにスピードを求めない」では
列車のスピードが遅いというだけで、イライラする乗客がいろ。
しかし、面白いことに、彼は自分が出発する前に、この新型列車は今までの列車より十五分早く着く、と人に説明するのに十五分かけることはいとわない。
誰にだって一日に少なくとも十五分くら似たようなことをしている。どうして列車に乗ってただやり過ごすことができないのだろうか?

松原泰道の般若心経と内田樹の日本辺境論

2013-09-13 10:30:06 | 日記
両者はササラ型の生い立ちで松原(1907年生)は早稲田文学部卒(住職)、内田(1950年生)は東大文学部卒(教師)である。

松原氏労作を石原慎太郎は「静けさや岩にしみいる蝉の声」と評し、知識と知恵、自我と自己との区別から、色即是空のこころ(純粋)を解いている。この世は自己、自我、空、明、錯綜、機物公害、精神公害で汚染された空気を吸いながら生きていかねばならない。
この世に生まれて必要なことは、目の前の事実や現象を明確に認識することで、主義主張にとらわれたり、概念や観念に縛られることのない自由な視点で見つめること。
欲求や不満は貧困だけで起こる現象ではなく、充足されても永久に解消されないもので「歓楽極まりて哀情多し」から楽しみがあっても、喜びがないものと善から見ている。

しかし、内田氏は丸山真男、沢庵、武士道、水戸黄門、養老孟司からヒントを得て自由に辺境の日本から日本文化論の視点で日本人を見直している。
非核三原則でも、「核兵器を製造せず、装備せず、持ち込ませず」を原則としても、核兵器を装備した米艦船を知っていても、知らないふりをしてる。曖昧にする日本人は、中華の弟朝鮮は小華、日本は辺境に曖昧さから華夷図式を反転させて、中心から皇化させて、三韓征伐や日華事変と攻略してきた。
それは、武道剣道書道というように、道を武士道や師弟関係で述べている。太公望と張良の「沓を履かせる」ことから、教育は内容コンテンツでなく、どのようにするかのマナーであると。

震災復興での幸福への道は今が大事

2013-09-12 10:46:23 | 日記
相田みつをの「にんげんだもの」の34頁に出ててくる言葉で、「雨ニモマケズ」から引用して、一番大事なものに、一番大事な命かけてゆく顔を添えている。

また、アランの「幸福論」78で、「人が耐えなければならないのは現在だけ、過去も未来も無害であり、過去はもう存在しないし、未来は未だ存在しないのだから」というストア学派の主張は全くその通りであると言っている。

人生は今の連続に過ぎない。
宮沢賢治も、「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」という。人間も動物も地球いや宇宙の一部であり、環境や原発・車などの大気汚染の中で、人間の幸福はあり得ない。2020の相乗効果で、人の幸福を考えようとしているが、松原泰造「般若心経入門」の勝ちの悲しみで、敗れたトルコ、スペインの心境を考慮しないで浮かれている場合でなく、勝利者の苦痛を知ることである。

被災地の復興が優先と、東京が招致委員がやったことで関係ないでは国民からの支持が70%以上ということが何だったのかと疑われるし、この際自我(エゴ)を捨て、人間本来の自己に目覚めねばいけないと思う。
即ち、2020東京五輪を成功させるために毎日毎日命をかけて自分でできることの努力実行である。