元素の存在比などからビックバン(大爆発)によって宇宙が誕生したという説から、その物質の質量の起源説の解明が待たれていた。
英国ヒッグス氏エディンバラ大名誉教授は1964年に物質に質量を与えるヒッグス粒子を提唱したもの。
これは、南部陽一郎氏の提唱「自発的対称性の破れ」に着目、アングレール氏の物質起源説に更に質量を与える役割を持つ未知の粒子(ヒッグス粒子)の存在を予測した。
138億年前宇宙誕生した瞬間にはあらゆる素粒子が飛び回っていた100億分の1秒後にはヒッグス粒子が宇宙空間を埋め尽くし、自由に飛び回っていたとき、ぶつかったり、邪魔されて動きが鈍くなった状態を質量を持ったとみなした。自然界の17素粒子で98年まで16種類が確認されていたが、残るヒッグス粒子だけが未確認であっただけに、私もその確認を興味持って見守っていた。
08年に完成したスイスフランス国境にある欧州合同原子核研究所で、日本企業メーカーなどが参加した大型加速器で日本人研究者100人など2チームの実験結果、99.9999%以上でヒッグス粒子の存在が確認された。
84才のヒッグス名誉教授と80才ベルギー自由大アングレール名誉教授にその功績を讃えてノーベル物理学賞が決まった。
英国ヒッグス氏エディンバラ大名誉教授は1964年に物質に質量を与えるヒッグス粒子を提唱したもの。
これは、南部陽一郎氏の提唱「自発的対称性の破れ」に着目、アングレール氏の物質起源説に更に質量を与える役割を持つ未知の粒子(ヒッグス粒子)の存在を予測した。
138億年前宇宙誕生した瞬間にはあらゆる素粒子が飛び回っていた100億分の1秒後にはヒッグス粒子が宇宙空間を埋め尽くし、自由に飛び回っていたとき、ぶつかったり、邪魔されて動きが鈍くなった状態を質量を持ったとみなした。自然界の17素粒子で98年まで16種類が確認されていたが、残るヒッグス粒子だけが未確認であっただけに、私もその確認を興味持って見守っていた。
08年に完成したスイスフランス国境にある欧州合同原子核研究所で、日本企業メーカーなどが参加した大型加速器で日本人研究者100人など2チームの実験結果、99.9999%以上でヒッグス粒子の存在が確認された。
84才のヒッグス名誉教授と80才ベルギー自由大アングレール名誉教授にその功績を讃えてノーベル物理学賞が決まった。