やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

シュレーゲルアオガエル(⁇)(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-05-28 21:13:13 | 両生類

池の上部、「ミズバショウの苑」のミツガシワの葉に、アオガエルがとまっていました。シュレーゲルアオガエルとモリアオガエルとは、姿かたちがとてもよく似ていて、私は区別に自信がありません。今回見たアオガエルは、モリアオガエルと比較すると(といっても標本にして比べている訳ではありませんが)、ちょっと小さめで瞳の色が黄色く、見た印象もちょっと違う感じがすることから、シュレーゲルアオガエル(⁇)かなと思いました。


《ミツガシワの葉にとまるシュレーゲルアオガエル(⁇) 2020/05/23》


《ミツガシワの葉にとまるシュレーゲルアオガエル(⁇) 2020/05/23》

※ 最近、花粉症がひどくて困っています。今年、スギ花粉にはそれほどひどく悩まされなかったのですが、イネ科の花粉(だろうと思います)に反応し、くしゃみ、鼻水がひどく、とく鼻水が出て止まらないのには困っています。それなのにマスクもせずにチガヤのびっしり生えた歩道を自転車で走っているので、自業自得でしょうか⁇


《県道の歩道脇にびっしりと生えるチガヤ 2020/05/25》

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トノサマガエル(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-05-26 12:08:14 | 両生類

樹木園の池の上部に小さな谷間を利用した「ミズバショウの苑」があります。樹木園を訪れたときは、必ず池とこのミズバショウの苑には立ち寄ります。

段差に応じて幾段かに分けられており、植えてあるメインの植物も違います。ミツガシワのところを横断する小道を歩くと、カエルらしきものが人影に敏感に何匹も水に飛び込みますが、なかなか姿をとらえることができません。1匹だけいた近づいても逃げない鈍感なカエルを確認すると、その正体はトノサマガエルでした。

小巻翔平さんのウェブサイト(https://sites.google.com/site/skomaki1987/siha-shui/pondfrognagano)によると、形態のみに基づいたトノサマガエル種群の同定は難しいようです。ただでさえ難しいのに、さらに交雑・戻し交雑を行うため、分布が重複している地域では同定が極めて難しいのです。トウキョウダルマガエルとナゴヤダルマガエルは分布域が異なるので、両者は混同しにくいのですが、問題はトノサマガエル。トノサマガエルと一口で言いますが、背中の黒色斑紋がつながっていない個体も多いなど形態は変異に富んでおり、判断が難しいのです。したがって、トノサマガエルとダルマガエルの識別にあたって、後肢が長いとか、体がスリムだとか、お腹が白いとかいう見分け方は、アテになるとは思えないと小巻さんは言っています。
小巻さんによると、トノサマガエルとダルマガエルとを見分けるには、黒色斑紋の大きさや並び、シャープさ、体色の組み合わせ、横顔、目つきなど、様々な特徴を眺めて心で多変量解析をする必要があり、文章では説明できないけれども、たくさんの個体を見ているとオーラを感じるようになってくるとのことです。
いずれにしても、私のレベルでは、富山県で見られるものはトウキョウダルマガエルでもナゴヤダルマガエルでもなく、トノサマガエルで十分なのです。


《どうにか写させてくれた鈍感なトノサマガエル 2020/05/23》


《どうにか写させてくれた鈍感なトノサマガエル 2020/05/23》


《どうにか写させてくれた鈍感なトノサマガエル 2020/05/23》

※ 明るいうちに風呂に入り、夕食後のひととき、まだ明るいテラスで、愛犬を膝に(迷惑顔なのがちょっと気になりますが…)、図書館から借りてきた本を読むのが至福のひと時です。


《テラスで(迷惑がる)愛犬を膝に読書します》

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アズマヒキガエル(富山市[大沢野町]寺家)

2020-05-03 07:08:36 | 両生類

少し薄暗いスギ林の中の狭い県道を歩いていると、道の端になにやら黄褐色の大きな塊が落ちています。近寄って見ると、大きなヒキガエルでした。死んではいませんが動く気配がありません。どうやら、車と接触して弱っているようです。

本土などに分布するヒキガエルは、基亜種のニホンヒキガエルと東日本産亜種のアズマヒキガエルとに分けられています。形態的にはニホンヒキガエルの方がアズマヒキガエルより鼓膜が小さい程度のものなので私にはよくわかりませんが、生息地からみてアズマヒキガエルだろうと思います。
  ニホンヒキガエル 鈴鹿山脈以西の近畿地方南部から山陽地方、四国、九州、屋久島に自然分布
  アズマヒキガエル 東北地方から近畿地方、島根県東部までの山陰地方北部に自然分布


《車道上のアズマヒキガエル 2020/04/30》


《車道上のアズマヒキガエル 2020/04/30》

※ 少し薄暗いスギ林の中などでは、シャガの花が満開でした。


《シャガの花 2020/04/30》


《シャガの花 2020/04/30》

※ 昨日、富山も30.1℃と今年初めての真夏日でした。さっそく、プランターに「ゴーヤ」の苗を植え(緑のカーテンと収穫用)、トマトとキュウリを菜園に植える準備をしました。

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トノサマガエル(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2020-04-26 04:36:21 | 両生類

キショウブなどが芽吹いて大きくなり始めているものの、まだ枯草が目立つ池の周りを歩いていると、ガサゴソと重量感のある何かが動きました。気配を消して足の周りを探すと、枯草と同じような色合いのトノサマガエルが枯草に埋もれるようにじっとしています。体色が灰色っぽいので、♀かなと思います。背中の中央にはっきりした白い線があります。

まだ十分に目覚めていないのか、動きは鈍かったので、もう少しよい状態で写そうと刺激すると、思惑とは反対に池の方へジャンプして水の底に潜ってしまいました。


《池のそばのトノサマガエル 2020/04/25》


《池のそばのトノサマガエル 2020/04/25》

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モリアオガエル(産卵行動)(富山市)

2019-06-12 03:40:36 | 両生類

富山市南部の水田地帯に、モリアオガエルの繁殖する公園があります。ここ数年、モリアオガエルやその卵塊はよく見かけていますが、実際の産卵行動を見たことはありませんでした。

この日やっと、池の縁のキショウブの葉叢で、1匹の♀と2匹の♂が産卵行動しているのを見つけました。♂が足で白い泡をかき回していました。

この池には産卵に適した(と私が思う)池に張り出した木の枝もたくさんありますが、そこにはほとんど卵塊が見当たらず、池の縁のキショウブなどの葉叢に卵塊が産み付けられています。


《キショウブの葉叢で産卵行動する1♀と2♂ 2019/06/11》


《キショウブの葉叢で産卵行動する1♀と2♂ 2019/06/11》

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ニホンアカガエル(富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]新町)

2019-05-04 05:44:46 | 両生類

小さな流れに沿った歩道を歩いていると、草むらからニホンアカガエルが飛び出しました。

ニホンアカガエルはヤマアカガエルとよく似ています。見分け方は、
 ① 
目の後ろの黒い部分の後ろから続く隆起(背側線)が、ニホンアカガエルではほぼまっすぐでほとんど曲がらないのに対し、ヤマアカガエルでは左右が近づくように曲がっています。
 ② ニホンアカガエルの喉にはふつう斑紋がありませんが、ヤマアカガエルの喉にはふつう黒い斑紋があります。
などと図鑑などには書かれています。
しかし、「ふつう」「ほぼ」「ほとんど」などと断定されていないように、写真の写し方によっては区別に困ることもあります。
 


草むらから飛び出したニホンアカガエル 2019/05/03》


ニホンアカガエル(背側線はほぼまっすぐです) 2019/05/03》


ニホンアカガエル(喉に斑紋がありません) 2019/05/03》


ニホンアカガエル(喉に斑紋がありません) 2019/05/03》

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ヤマアカガエル?(幼生)(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-20 06:05:19 | 両生類

谷筋に設けられた小さな池で、カエルの幼生(おたまじゃくし)が群れていました。10年ほど前、この池で2月に産卵にやってきたヤマアカガエルを見かけているので、この幼生もたぶんヤマアカガエルの幼生ではないかと思います。また、よく似たニホンアカガエルの幼生の腹部背面に1対の黒い点状斑紋があるのに対して、ヤマアカガエルの幼生にはそのような斑紋が ないようです(写真の幼生には黒い斑紋がないように見えます)。


《スイレンの葉に群れるヤマアカガエル?の幼生 2019/04/16》 


《スイレンの葉に群れるヤマアカガエル?の幼生 2019/04/16》 


《スイレンの葉に群れるヤマアカガエル?の幼生 2019/04/16》 

※ 2010年の写真です。 


《池のそばで♀に抱きつくヤマアカガエル♂ 2010/02/26》 


《池に産まれたヤマアカガエルの卵塊 2010/02/26》  

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クロサンショウウオ(卵嚢)(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-17 06:22:58 | 両生類

ブログネタがなくなり、天気もよかったので、久しぶりに頼成の森を訪れました。

この時期確実にクロサンショウウオの卵嚢が間近に見られるだろうと向かった小池は、環境が変わったのか、卵嚢は見られませんでした。

次に向かった本命のトンボ池は、水量こそ少なかったものの、クロサンショウウオの卵嚢がいくつも産み付けられていました。

クロサンショウウオは池沼などの止水に、卵嚢を1対産みます。クロサンショウウオの卵嚢は、透明な層と白い層に包まれ、アケビの果実のような形で20~80個の卵を収めています。白色不透明で、全体が透明なほかの多くのサンショウウオ類のものと外見が異なります。先端は柄のようになり、この部分を水草や枝等に付着させます(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/クロサンショウウオ』(2019/04/17)参照)。

図書館から借りてきて現在読んでいる『石川県能登宝達山のサンショウウオ物語』(秋田喜廣著)によると、「繁殖期の早い時期に現れた大きなメスほど岸寄りの水深が浅く、水面からも浅い位置に産卵…このような場所は…水面の温度上昇は顕著である…遅れて産卵されたものより孵化は早い。遅く現れたメスは、早く現れたメスとは反対に、水深が深く水面からも深い位置に産卵…春も盛りの頃に孵化…その頃は…溜まり水の水位は急速に低下…浅い場所に産卵すれば、水位の低下から卵嚢は干上がってしまう…」そうです。


《クロサンショウウオの卵嚢が見られるトンボ池 2019/04/16》 


《クロサンショウウオの卵嚢 2019/04/16》 


《クロサンショウウオの卵嚢 2019/04/16》


《クロサンショウウオの卵嚢 2019/04/16》


《クロサンショウウオの卵嚢 2019/04/16》  

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アカハライモリ?(死体)(神通川左岸河川敷/富山市[婦中町]塚原)

2018-11-21 04:37:08 | 両生類

神通川左岸の河川敷に設けられた歩行者用のアスファルト道路を歩いていると、路上に何かが踏みつぶされ干からびていました。トカゲのような形ですが、腹部の脇に赤と黒の模様が少し見え、裏返すとその模様がよく見えました。アカハライモリだと思います。

ここは神通川の高水敷(増水時に冠水する平坦な土地)で、水量が多く流れの急な神通川本流以外に近くに水気はまったくないところなので、ここでアカハライモリを見かけたことは意外でした(人為的に持ち込まれたものでないとすれば)。

アカハライモリは「水田、池、川の淀みなど流れのない淡水中に生息」し、「成体は繁殖期以外も水中で生活することが多」く、「冬は水路の落ち葉の下や水辺近くの石の下などで冬眠」します。また、「幼体は、森林内などで小さな昆虫や陸棲貝類、ミミズなどの土壌動物を捕食して3-5年かけて成長し、成熟すると再び水域に戻ってくる」ようです。( ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/アカハライモリ』2018/11/21参照)

したがって、このアカハライモリが「どこから」「どこで」「何をしに」やってきたかは、よくわかりません。よくわからないこと、知らないことがあるから、面白いのでしょう…。

水域から離れたところで越冬中のアカハライモリなどについては、これまでにもこのブログなどで紹介しています。

「2013/04/06 イモリ(越冬)(富山市[大沢野町]寺家)」https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/f89e58c7425f80fb40d586ca489e6c3e

「2013/05/09 イモリ(朝日社叢/氷見市小境)」 https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/fb6b14800bf37569d13b663c36672494


《河川敷の歩道で干からびて死んでいたアカハライモリ 2018/11/02》


《河川敷の歩道で干からびて死んでいたアカハライモリ(裏返したもの) 2018/11/02》

※ 11月16日から29日まで富山市ガラス美術館で開かれている『星野富弘花の詩画展』を見てきました。「富弘美術館」に行って原画を見たいとまで思っていただけに、70点の原画には感動しました。昨年から今年にかけてひどく落ち込んだとき、星野富弘さんの詩画集を何度も読んで励まされました。


《富山市ガラス美術館で開かれている『星野富弘花の詩画展(富山)』のパンフレット 2018/11/20》


《富山市ガラス美術館で開かれている『星野富弘花の詩画展(富山)』 2018/11/20》 

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アマガエル(脱糞)(富山市)

2018-09-14 17:14:06 | 両生類

前庭の草むしりをしていて、家族からアマガエルが糞をしているよと教えてられました。アマガエルは、支柱の杭の上に腹ばいとなり、のんびりと大きな糞を出している最中です。写真を撮ろうと近づきすぎたため、用便途中(?)で逃げてしまいました。糞からは、未消化の昆虫の一部分らしきものが突き出していました。https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/3fa6b5d696b9a3a15e0e8d025bcd027d

《杭の上で糞をしていたアマガエル 2018/09/13》 

 《杭の上で糞をしていたアマガエル 2018/09/13》

《杭の上で糞をしていたアマガエル 2018/09/13》 

《アマガエルの糞(昆虫の一部が未消化で突き出ています) 2018/09/13》 

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アマガエル(糞)(富山市)

2018-09-06 18:11:15 | 両生類

玄関などの壁際に長さ1㎝に満たない黒っぽい糞が落ちていて、「見た目がよくない」と家族から対応を迫られていました。見たところアマガエルの糞のようですが、アマガエルの姿が見当たりません。夜にも何度か探しましたが、糞の落とし主は見つかりませんでした。

ひょっとしてネズミの糞かも?と、粘着式 ネズミ捕りを買ってきて置いてみましたが、かかりませんでした。では、コウモリか?あきらめて、水遣りについでに糞をホースで洗い流していました。

ところが、台風の後始末の掃除をしているとき、壁の水切り金物(赤矢印)の裏側にはいりこんだ落ち葉などをかきだしていると、なんとアマガエルが出てきたのです。水切りの裏側に隠れていたのです。やっと犯人がわかり、ネズミでなくて一安心。アマガエルの糞対策は、餌となる虫が集まらないようにするほかないようです。

ウェブサイトには、同じような悩みの投稿(質問)がいくつもありました。

《壁際に落ちていたアマガエルの糞(赤矢印) 2018/09/05》 

《壁の水切り金物(赤矢印)の中に潜んでいたアマガエル 2018/09/05》 

《壁の水切り金物の中に潜んでいたアマガエル 2018/09/05》

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ニホンアマガエル(冬眠?)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2017-11-16 04:57:06 | 両生類

ユリノキの樹皮の隙間やカエデの樹洞で、じっとしているニホンアマガエルを見つけました。冬眠の態勢に入っているのでしょうか? 

ニホンアマガエルは、「土中の浅い部分、落葉の堆積の下、樹洞など、陸上で冬眠」(『改訂版日本カエル図鑑』)します。 

《ユリノキの樹皮の隙間で冬眠?準備のアマガエル 2017/11/13》

《ユリノキの樹皮の隙間で冬眠?準備のアマガエル 2017/11/13》

《カエデの樹洞で冬眠?準備のアマガエル 2017/11/13》

《カエデの樹洞で冬眠?準備のアマガエル 2017/11/13》

※ 数日後には平野部で初雪かとの予報もあり、冬が近づいています。公園内の樹木も紅葉の盛りは過ぎて散り始め、落ち葉が舞っています。

《散り始めているイチョウの黄葉 2017/11/13》

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モリアオガエル(変態)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2017-08-10 14:48:35 | 両生類

池のモリアオガエルのオタマジャクシが変態して陸に上がり始めています。

両生類は、オタマジャクシ型をして水中生活(えら呼吸)している幼生が、手足が生え陸上生活(肺呼吸)するようになる変態をします。このとき、カエルなどの無尾類では、尾が消失します。写真のモリアオガエルは、まだ尾がなくなっていません。

《変態して陸に上がり始めているモリアオガエル 2017/08/10》 

 《変態して陸に上がり始めているモリアオガエル 2017/08/10》 

《変態して陸に上がり始めているモリアオガエル 2017/08/10》 

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モリアオガエル(産卵)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2017-05-27 05:55:24 | 両生類

モリアオガエルの産卵が本格的に始まりました。キショウブの株元近くで、1匹の♀に3匹の♂が群がって産卵行動をしているのをもかけました。この池には、産卵に適していると思われる張り出したケヤキなどの枝があるのに、それらには産卵せず、キショウブなど池の縁などに生えた草本に産卵しています。

この池で今年初めて卵塊を見たのは5月16日でした。

《キショウブの葉で産卵するモリアオガエル 2017/05/26》 

《キショウブの葉で産卵するモリアオガエル 2017/05/26》

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トノサマガエル(抱接)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2017-05-09 03:05:45 | 両生類

いつものように施設の周囲に植えられたキハダなどの幹の上に注目しながら歩いていると、近くからカエルの鳴き声がしてきました。近くにある水辺は小さな側溝だけなので、近寄って確かめると、1頭のトノサマガエルが眼に入りました。もっと近づくとトノサマガエルは♂♀の2頭で、抱接していました。

《側溝で抱接しているトノサマガエル 2017/05/08》 

 《側溝で抱接しているトノサマガエル 2017/05/08》 

このセンターには、トノサマガエルのほか、池のそばなどにモリアオアガエルやツチガエル、アマガエルと計4種のカエルの仲間がいます。モリアオガエルはまだ繁殖期ではないのか、これまでのところ鳴き声は聞こえず、もちろん卵塊もありません。

《池の縁のキショウブの葉上のモリアオガエル 2017/05/08》 

《池の縁のキショウブの葉上のアマガエル 2017/05/08》 

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